ワンコインマチネでバイオリンを聞く

<2018年2月8日>

 昨年、サントミューゼ主催で、気軽に音楽に親しめるようにと、ワンコイン(500円)の小さなコンサートという企画ができました。
 「ワンコイン地域ふれあいコンサートシリーズ」 と 「ワンコインマチネシリーズ」 があり、
 前者は公民館などでの1時間程度のコンサート、後者は、平日の午前に楽しめる45分ほどのコンサートです。
 昨年は一度も聞きに行くチャンスがありませんでしたが、
 今回初めて日にちや好みが合いました。

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 楽器のプロの演奏家は数え切れないほどいらっしゃいますが、その中で名前を知っている演奏家となると、そうはいません。
 失礼ながら、西本幸弘さんのお名前も存じ上げなかったのですが、地域オーケストラとはいえ、仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを張られる方となれば、相当の経歴と腕前をお持ちの方と拝察しました。

 チケットを買ったときにもらったチラシにはまだ演奏の曲目がありません。
 なにを弾かれるのかまだ決まっていらっしゃらなかったのだそうです。
 なので、プログラムが楽しみでした。

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 写真のとおり、まだお若い方で、背が高く、実際のステージに出てこられたときは俳優の松坂桃季さんに、ちらりと似た風貌にお見受けしました。

 お話もお上手で、笑いをとりながら曲の解説などなさいます。
 コンマスに向いていそうです。

 今回はフランスのエスプリというテーマで曲をお選びになったとか。
 1曲目のエルガーはイギリスの作曲家ですが、これはご自身がイギリスに留学されていたことから、題名通りの「挨拶」代わりということだそうです。

 甘く柔らかな響きのバイオリンで、性格の良さが音にも出ているといった印象です。
 ポルタメントは、多用されると甘ったる過ぎて、いやみにもなるのですが、小粋でキュート。 
 技巧満載のサラサーテも軽々と、クリアに弾かれてすてきでしたし、
 シベリウスも、高音に時に切なさを漂わせて胸キュンものでした。

 アンコールはポルディーニの「踊る人形」。

 お昼前の11時半から45分。
 短いながら大好きなバイオリンの音に浸れたひとときでした。
 
 
 
# by spring-ephemeral | 2018-02-15 02:42 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(2)