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『ラフマニノフ「鐘」から始めるクラシック』コンサート 2018年12月

<2018年12月3日>

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 上田市のサントミューゼに、昼のコンサートを聞きに行きました。

 
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 昨年から定期的に開かれている「クラシック音楽に親しむ講座」。
 初めて参加したのが昨年のクリスマスコンサートで、それから案内をいただくようになりました。

 年4回ほど開かれているのですが、日にちや時間がなかなか合わなくて・・・

 今年はチャンス無しかと思っていたのですが、今回のコンサートの案内を見ると、
 時間も都合が良いし、これは行けそうと、早々にチケットを買っていました。

 
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 「クラシック音楽に親しむ講座」ですから、 チェロの渡部玄一さんが、曲の合間に曲についてのお話をなさいます。

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 参考資料もあります。 「講座」らしいです。 

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 演奏中の写真撮影はできませんので、 始まる前に。 開場が暗いのと、手持ちなのとで、ブレていますが。

 ラフマニノフはともかく、ショスタコーヴィチはあまり聞く機会がないので興味深かったです。
 帝政ロシアからソヴィエト連邦に体制が変わり、粛清の大嵐が吹き荒れるという時代、
 音楽や文学もその影響からは逃れられず、
 ショスタコーヴィチも、下手をすると処刑されるかもしれないという緊張感の中での曲づくりを余儀なくされていたとか。
 そういう時代背景を聞いて聞くプログラムは、奥底に重いものを感じざるを得ませんでした。

 アンコールはラフマニノフの「ヴォカリース」。
 アメリカに亡命し、終生母国に帰ることはできませんでしたが、自由の国に生きることができたラフマニノフの美しい小品で、
 明るい気持ちで帰ることができました。

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 信号の先は千曲川の堤防道路。
 ピアノもチェロも、生の音はいいなあ、と余韻に浸る信号待ちでした。
       
by spring-ephemeral | 2018-12-17 01:14 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(4)

友人の友人宅でアフタヌーンティ

 友人にアフタヌーンティに誘われました。

 なんでも、ケーキづくりがご趣味で東京まで習いに行ってらして、腕前はプロ級という友人のお知り合い。
 でも、ほんとに「趣味」なので、お店を出そうとか全くお考えでなく、
 作りたくなったら作って、「食べにいらして」と連絡がくるのだとか。
 その延長で、アフタヌーンティも本格的。

 で、以前にも伺ったことがある友人が誘ってくれた次第。

 住宅街の、普通のお宅の居間におじゃまします。

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 とはいうものの、こじんまりしながらもおしゃれな洋風の居間です。
 テーブルの上の小さなクリスマスツリーにはオーナメントクッキーが。
 「ほんとはアイシングすればいいのだけれど、絵心がなくて・・・」なんておっしゃりますが、どうしてどうしてセンスおありと見ました。
 このオーナメントクッキー、帰りにおみやげにいただきました。

 
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 別のテーブルに、すでにセッティングがされています。
 アフタヌーンティのあれこれやいただき方、その日のスイーツの説明を用意してくださってました。
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 紅茶は3種類。
  写真のはスリランカの紅茶「ウバ」。 ジェームズテイラーで買うのだそうです。
 私は紅茶はよく分からないのですが、スリランカ・ティの有名な方のショップらしいです。

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 もちろん、全部手づくり。 感心するばかり。 どれも美味しかったです。

 帰りに好きなスイーツをおみやげに、というので、この日の一押しがオペラということで、オペラをいただいてきました。

 「季節が変わって作りたくなったら、またお知らせするわね」とのこと。
 作りたいと思ったら、無性に作りたくなるのだそう。

 そのときはまた誘ってもらおうっと。

by spring-ephemeral | 2018-12-16 01:15 | 味だより | Trackback | Comments(0)

今年も 『ゆめや』 へ 2018年12月

<2018年12月1日>

 ここ数年この時期に出かけている新潟・岩室温泉 『ゆめや』 に今年も出かけます。
 初めは次の週に行く予定でいたのですが、ツレアイに用ができたため一週間早くなり、
 結果週末ごとの遠出となりました。

 岩室温泉までなら車で十分行ける距離ですが、県境はすでに雪の季節。
 通常なら3時間で行けるところでも、天候と道路状況のリスクをとりたくないので、この時期は新幹線利用と決めています。

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 北陸新幹線には「トランヴェール」と、「西Navi」の2冊の雑誌が置いてあります。 
 いつも手に取る雑誌ですが、おりしも12月1日。 誰もまだ開いていない、まっさらのページをめくるのは初めてです。 こんなことも珍しいので記念に写真を。

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 高崎で北陸新幹線から上越新幹線に乗り換えます。 群馬県内はまだ青空がありましたが、新潟県に入ると、時雨れていました。
 「国境の長いトンネルを抜けると・・・」の一節がいつも頭に浮かびます。

 燕三条の駅からは宿の送迎がありますが、時間が合わないのでタクシーを利用します。
 宿の「タクシープラン」で片道3,500円。 通常なら5,000円くらいはかかるところなのでお得です。

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 新潟平野は広い。

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 弥彦神社の大鳥居をくぐり・・・

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 「はぜ木」公園の横を通り・・・

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 駅から30分。 『ゆめや』 到着です。

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玄関からロビーへ。 胡桃入りの自家製干し柿とお茶をいただき、部屋へ。

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 部屋はいつもリクエストする「横笛」。

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 入り口を入ると、右手にベッドルーム。 その向かいにトイレ、洗面所、内湯。 桧の内湯は昨年はまだ沸かし湯でしたが、温泉が注がれるようになりました。 洗面所もリニューアルされたようです。

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 部屋の露天風呂も常時掛け流しになりました。 自家源泉は硫黄のにおいがして、いかにも温泉に来たなあ、という気分になります。

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 部屋は本間とリビング。 奥左は支度部屋。 庭に面したリビングが気に入っています。

d0264892_01531708.jpgd0264892_01533135.jpg 左の袋にはそれぞれに部屋の鍵。

部屋には無料で使えるスマートフォンが。
10ヶ国語ほどの言語に対応していました。
 着替えて大浴場に行きます。

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 大浴場手前の階段、段と段の間に一段足して、一段の高さが低くなりました。

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 どうということのない露天風呂ですが、庭になじんでいつつ、開放感があり、とても気に入っています。

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 階段手前にある談話室「ことりは」で湯上りの冷水を。 奥にはコーヒーサーバーもあって、自由に。
 「ことりは」の前にはいろいろなが置いてあります。 部屋には備え付けの枕がありますが、好きなものを選んで部屋に持っていくことができます。

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 館内のいたるところにさりげなくて花が。 どれも控え目ですが雰囲気によく合っています。

<夕食>

 一週間前に天橋立と夕日ヶ浦で蟹を食べてはきましたが、たっぷりとというわけにはいかなかったので、 『ゆめや』さんで例年の通り、通常のお料理に蟹を組み込んでもらうプランにしました。

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 前菜と、食前酒は「弥彦山」。 宿のすぐ近くの「宝山酒造」のお酒です。

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 ビールはマスターズドリーム。 ツレアイのジョッキは三条のチタン製。 ワインは地元新潟の「ホンダ ヴィンヤード」の「アルバリーニョ」。 日本のワインにしては個性のある、香りとコクのある白でした。

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 蟹は、1杯は「せいろ蒸し」で。 もう1杯はツレアイの希望で「蟹刺し」で。

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 「蟹刺し」の残りの胴身は炭火焼きにしてもらいました。 河豚のとっくり蒸しも美味でした。

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 お造りはキジハタと赤えび。 焼き物はハタハタとノドグロの塩焼き。

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d0264892_01334161.jpg名物「ゆめやまんじゅう」とご飯。


 デザートはお米を豆乳で似たものに紅茶のジュレ掛け、
イチジクのシロップ煮。
 文句なし。どのお料理も、もちろん蟹も、おいしくいただきました。

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 お休み前のカモミールティと、着替えの館内着が届いて、あとは休むだけ。

<2018年12月2日>

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 良いお天気です。

 
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 朝食は2階の食事処へ。

 いつも書いてしまうのですが・・・
 朝食が選べるときはツレアイは洋食、私はほとんど和食を選ぶのですが、
 『ゆめや』では、私も必ず洋食にします。
 そして、私の一番好きな朝食は、『ゆめや』の洋食 です。
 
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 (左)オムレツ(ツレアイは目玉焼き)、その上にあるのは魚とイカのムニエル。 トーストと米粉の蒸しパン。 (中)根菜のソテー、ミニトマトとモツァレラチーズ、海老とアボカド、カボチャとレーズンのサラダ、柿。 ヨーグルト。 (右)葉物と生ハムのサラダ、野菜スープ、人参とオレンジのジュース。
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 蓋付きの器はイチジクのジャムと海苔のジャム。オリーブオイルとアオサ入りのオリーブオイルはドレッシングにも。 梨とコーヒー。

 初めて伺ったころはもっとバリエーションに富んでいましたが、ここ数年はやや落ち着いた気がします。
 でも、やっぱり好きな『ゆめや』の朝ごはんです。

 チェックアウトは11時ですが、お願いしてある宿の送迎が12時出発なので、12時までゆっくり居られます。

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 いつものように、「ご縁むすび」のおむすびもいただきました。

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 送迎のマイクロバスは、姉妹館の『富士屋』を回ってきます。 今年は他に数組の方と一緒になりました。

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 昨年は私たちだけだったので駅に早く着き、一本早い新幹線に乗ろうとしてホームを間違えて逆の新潟に行ってしまいましたが、
 今年は時間通りになりました。
 燕三条の駅で、新幹線を待つ間に地場産品を見て回り、宿でもらったおむすびでお昼にします。
 ひとつ残念なのは、このおむすびが、型にご飯を詰めすぎて、出来がイマイチ・・・

 ホームに上がって待っていると、反対側にきれいな新幹線が停車し、新潟に向けて出ていきました。
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 越後湯沢と新潟の間を、土日祝祭日に数本運行される 「現美新幹線」 です。
 外観はもちろん、中も現代人気作家のアート満載で、いろいろ趣向のある新幹線だそうです。
 初めて実物を見ました。

 穏やかな新潟でした。
 これで今年の県外への遠出はおしまいです。
 
by spring-ephemeral | 2018-12-15 00:36 | お宿記 | Trackback | Comments(0)

帰りのお昼は宿のお弁当 2018年11月

<2018年11月25日>

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 帰る日も良いお天気になりました。
 「夕日ヶ浦温泉」の大きな看板を見ながら帰途につきます。

 178号線から17号線へ。 与謝天橋立ICから宮津道路に乗ります。 実際はもう少し先まで道路は伸びているのですが、ナビに反映されていず、与謝天橋立からになりました。

 
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 動物注意の看板はどの高速でもよく見ますが、こんなに大きな看板は初めて見ました。 鹿の出没がよほど多いのだろうと思います。

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 初日は雨模様でしたので、こういう景色だったのだと改めて眺めました。 紅葉の雰囲気がまだ残っていました。

 ところで、帰りのお昼をどうしようかとツレアイと話していました。

 旅行先では、たいてい遅めの朝食でたっぷりいただきますので、昼食は簡単に軽めに済ますことがほとんどです。
 一番手っ取り早いのは道の駅ですが、調べたところ、近くにはなく、
 高速も、敦賀までのあいだにあるのはPAのみ。 それもトイレしかない、小さなPAばかりです。
 さて、どうしたものか、と思案していたのですが、
 チェックアウトのとき、宿から「途中で召し上がってください」と、お弁当をいただきました。
 これはありがたい!
 途中のPAで食べることにしました。

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立ち寄ったのは小浜にある 加斗PA です。

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お茶もついています。
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 混ぜご飯の巻き寿司に、焼きたらこ、柴漬け、たくあんなど、彩りよく添えられています。 心遣いが伝わります。 助かりました。

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 敦賀の街が見えてきました。 こうして見ると大きな街です。
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 駅前に戻ってきました。 ガソリンスタンドを見つけるのに多少手間取りましたが、概ね順調でした。

 帰りの北陸線は問題なく動いており、新幹線にも時間通りに乗り継ぎができました。

 なお、北陸新幹線は金沢から先に延伸工事が進んでおり、金沢ー敦賀間 は2022年に開業予定とのことです。
 新幹線が敦賀まで延びれば、北近畿がさらに近くなります。
 楽しみです。
      
by spring-ephemeral | 2018-12-10 00:46 | おでかけ | Trackback | Comments(4)

夕日ヶ浦温泉 『雨情草庵』 2018年11月

<2018年11月24日>

 丹後半島2日目は 夕日ヶ浦温泉に宿泊します。

 夕日ヶ浦温泉は昭和57年に掘削に成功してできた新しい温泉で、夕日の見える砂丘から湧いたので「夕日ヶ浦温泉」と命名されたそうです。
 宿泊するのは 『あまやどりの宿 雨情草庵』です。
 
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 JTBでもらう宿の施設情報に、「入り口がわかりにくいので、姉妹館『佳松苑』に立ち寄りください」とありますので、とりあえず『佳松苑』に向いました。

 駐車場のスタッフに 『雨情草庵』に宿泊する旨を伝えると、専用駐車場に誘導してくれます。
 『佳松苑』に隣接する店舗の駐車場の奥に専用のスペースがありました。

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 駐車スペースの脇にひっそりと、枝折戸のような目立たない入り口があり、坂道が下のほうに伸びています。

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 坂道を降り切ったところに 「寄付」があります。 外からの写真を撮るタイミングがなく中へ。 右端に見える格子戸が入り口でした。 新しい建物で新築の匂いがします。

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 こちらでチェックイン・アウトの手続きをします。

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 お茶をいただき、部屋に案内してもらいます。

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 入り口とは別の出口(左のドア)から出てきて振り返った「寄付」です。

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 「寄付」を出ると石版敷きのスペースがありますが、どうやら、ここが以前は車寄せだったようです。 先の小道を行くと・・・

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 見えてきたのが単なる中門かと思いましたら、さきほどの「寄付」ができる前はここが「寄付」だったとのこと。
 まっすぐ行くと 食事処。 部屋への通路は(写真では見えませんが)左に伸びています。

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 中門の先、竹が植えられている通路の両側に戸建ての離れ形式の部屋があります。 片側3棟づつ、計6棟。 我が家の部屋は右の真ん中「静露(せいろ)」という部屋でした。 6棟のうち、右奥は「宗家」という特別棟です。

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 ① 本館『佳松苑』 ② 『雨情草庵』専用駐車場 ③ 寄付 ④ 旧寄付の場所 ⑤ 我が家の部屋 ⑥ 食事処 ⑦ 『風香』大浴場 ⑧ 『雨情草庵専用読書棟』 (部屋の館内案内より)(丸数字は私)

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 それぞれの部屋の名前はそれぞれ「雨」にちなんだ名前がついています。(同上 振り仮名は私)

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 玄関(上の写真の左)から上がると手前に和室(下の写真の左)。 下の写真の右は和室から玄関を振り返っています。

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 和室の入り口には茶釜が。 シンプルで落ち着いた設えです。

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 玄関には雨の日の移動用に和傘と長靴。 寒いときのためにマント。 部屋には、籠の中の雨の日用のてるてる坊主に、夜道に提げる提灯。 もちろん道は明かりが十分ですから提灯は遊び心。

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 和室の先にリビング。 リビングの照明はもう少し明るくても良いような気が・・・ リビングの横にダブルボウルの洗面とお風呂の脱衣スペース。

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 洗面所の奥にベッドルーム。 和ベッドタイプです。

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 脱衣スペースからシャワーブースを通って露天風呂へ。

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 シャワーブースには ローラ・アシュレイ。 スキンケアアメニティは トリロジー というニュージーランドのメーカーでした。 初めて見ます。 中に ローズヒップオイル があって、これがオリーブオイルのような使い心地でした。

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 リビングからデッキテラスに出られます。 海から近いはずですが、竹林に囲まれて山の中にいるような錯覚に陥ります。

<大浴場>

 大浴場は、隣接する本館『佳松苑』の離れ棟『風香』のお風呂を利用します。

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 我が家の部屋と、隣の「宗家」の間の小道を行くと枝折り戸があり、そこから『佳松苑』の庭に入ります。
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 ツワブキの咲く小道の坂をのぼり、小川の橋を渡り・・・
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 緩く上ると、『風香』の入り口になり、すぐ右手がお風呂「流風」。午後は女性用です。 通路の先は『風香』の棟で、『佳松苑』とも繋がっています。

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 内湯がひとつだけでこじんまりしていますが、気持ちの良いお風呂でした。 『風香』と 『雨情草庵』の宿泊客専用らしく、いつ行っても空いていました。

<読書棟 『草枕』>

庭の隅に、『雨情草庵』の宿泊客のみ利用できる読書棟『草枕』があるので行ってみます。

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 小川に沿った小道の先に、ツリーハウスのような小さな建物がありました。右側の茶色の建物は関係なく、階段がある真ん中の建物です。
 部屋の鍵についているここの鍵で戸を開けると、中は椅子が2客だけ。 本当に小さな部屋です。 
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 たしかに、竹林に囲まれて眺めのない部屋と比べると、日がさんさんと差し込む明るい空間ではありますが・・・
 ふと思いつきました。 海が見えるのかも?
 『佳松苑』や『風香』の上層階からは海が見えるそうですが、『雨情草庵』は低い位置にあるので見えません。 だからか! 
 ただ、西日がまともに差し込んで、この場ではよく分からなかったのですが、帰宅後、写真をよく見ると、林の梢の向こうに海が確認できました。
 
<夕食>

 
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 食事は食事処「天津水」へ。 正面奥が厨房のようです。 両側に個室。 我が家は写真には写らなかった、一番手前右側の部屋でした。

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 料理は基本料理ですが、 この時期は生蟹を使った「蟹会席」です。

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 これから料理になる蟹。 基本料理は二人で1杯。

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 目の前にはすでの前菜が並んでいます。 背子蟹は二人でひとつ。 右端の真ん中赤身のお皿は「くじら」。珍しい食材も並んでいます。

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 食前酒は赤米の日本酒。 お吸い物は 蟹のすり流し。

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 お造りはさっそく蟹 と 地魚(たしか)クエとカサゴ、だったかと。

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 蟹みそ と 焼き蟹。

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 変わった器の中には 鮑。 蒸し鮑ですが、スープもバターの風味がして美味しかった。

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 但馬牛のヒレステーキ。おいしいソースでした。 添えられていたのは葉わさびのお浸し。 辛みが効いて、肉によくあいました。 ワインはシャブリで。

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蒸し蟹。 係りが上手にさばいてくれます。

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 蟹しゃぶは板前さんが部屋に来て作ってくれます。霜降り肉のように見えるのは紅芯大根です。 まず蟹みそのスープからですが、右の鍋の中ほどにやや星型にみえる部分がありますが、蟹の心臓 です。 甲羅にくっついているそうです。 初めて見ました。 もちろんひとつしかないのでツレアイに提供。

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 板前さんがよそってくれます。 蟹みそのスープ、蟹、野菜。自分でやるのと違い、上品な蟹しゃぶになりました。

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 〆の蟹雑炊は。卵でとじるのではなく、温泉卵が乗ります。 ここに薬味など入れて、崩していただきます。 良いアイデアだと感心。 美味しかった!

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 デザートと、部屋に持ち帰る夜食のおにぎり。 菜飯のような混ぜご飯にごま油の香りが少ししていました。
 出されたものは飾りでも妻でも、食べられるものは全て食べるのを身上としている大食いの我が家ですが、さすがに目いっぱいおなかいっぱい。
 二人で1杯の蟹ですが、余すところなくいただいて、美味しかったです。

<2018年11月25日>

 『風香』の、入れ替えになったもう一方のお風呂に行きます。

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 『風香』の中に入ると、通路の左手に『佳松苑』のロビーがあります。 つきあたりを右に折れていくと、もう一方の大浴場「風光」があります。

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 前日の「流風」より広く、ジャグジーと露天風呂もありました。 入ってくる方ははやり少なく、貸し切り状態でした。

<朝食>

 昨夜と同じ、食事どころ「天津水」に行きます。

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昨夜は暗くなっていたので改めて。 「旧待合」から左に出ていくと、「天津水」があります。

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 個室も同じ、入ってすぐの右の一室でした。

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 天橋立の宿ととても良く似た内容なのにびっくり。 赤米のお粥、鰈、出し巻き卵、手づくり豆腐、アサリの味噌汁など。 鰈は骨がきれいに外されて食べやすく、豆の風味の濃いお豆腐は絶品。 どれも美味しかった!

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 チェックアウトは11時。 サービスも食事も文句なしの良い宿でした。
 そうそう、帰りにはお昼のお弁当もつきました。
   
by spring-ephemeral | 2018-12-08 02:39 | お宿記 | Trackback | Comments(2)

丹後半島 ~伊根の舟屋群~ 2018年11月

<2018年11月24日>

 天橋立を出て、丹後半島を左回りに一周します。

 海岸沿いを走るときは、海を左に見たほうが眺めが良いことが多いので、
 本当は半島の反対側から右回りに回りたかったのですが、
 いろいろな都合で左回りになってしまいました。
 でも、念願の丹後半島一周ですので楽しみです。

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 丹後一ノ宮、「元伊勢 籠(もといせ この)神社」を車窓から失礼し、海岸沿いを伊根に向います。

<伊根の舟屋群>

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天橋立から車で40分。
伊根湾巡り遊覧船」に乗って
舟屋に囲まれた伊根湾を巡ります。 一周30分弱。

12時の出航にぎりぎり間に合って飛び乗りました。
ですので、船の写真は下船後です。
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 天橋立を出るときは晴れていたのですが、雲行きが怪しくなって、ぱらっと雨があたりました。

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 船ではカモメに「かっぱえびせん」の餌やりもできますが、「かっぱえびせん」を買う時間が無かったので見てるだけ。 ただ、カモメはほとんどいなくて、トビが大挙してやってきていました。

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 舟屋群が見えてきました。
 「舟屋」は、1階が直接海に出られる船の格納庫で、2階が住居というつくりの家屋で、この土地独特の構造だそうです。
 その舟屋が230ほども、伊根湾沿いのおよそ5キロにわたって連なっており、
 国の 重要伝統的建造物群保存地区 に指定されています。
 かつては海からしか行く手立てが無かったそうです。

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 湾に沿ってびっしりと立ち並んでいる舟屋の景色は圧巻です。

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 崖の上に見える建物は 道の駅 です。 船を降りたら行くつもりです。

<道の駅 舟屋の里 伊根>

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 昔は無かった道も、今は集落の中を通っています。 狭い道をくねくねと登って、道の駅を目指します。

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 道の駅手前で、駐車場がいっぱいで順番待ちなので一段下の駐車場に停めたほうが良いと案内があり、5分ほどの坂道を歩いて登って道の駅に向いました。 途中、湾が見下ろせます。

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 海上から見えた屋根。 反対側の山の斜面には魚のモニュメント。 これは海からは見えませんでした。

 ここでお昼にするつもりでしたが、2ヶ所ある食堂はどちらも大行列。 1時間並んでもたぶん順番は来ないだろうと判断し、がらがらの軽食コーナーへ。
  写真撮り忘れましたが、食べたラーメンが結構美味しかったです。

 裏手に展望広場があって、伊根湾を一望できます。 

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 上から見る舟屋群も見事でした。

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 舟屋群ばかりに目をとられていましたが、湾の反対側。 一時ぱらついた雨もどうやら上がる気配です。

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 伊根で少々時間をとったので先を急ぎます。 空が少しずつ明るくなってきました。 海が右手なので、眺めづらいのですが、ときおり視界に広がります。

<蒲入(がまにゅう)展望所>

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 道路沿いに突然ギリシャの神殿のようなモニュメントが現れました。 思わず車を停めて降りてみます。

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 蒲入(がまにゅう)展望所でした。

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 ここまでで、半島のおよそ半分。 少し忙しくなってきました。

 この少し先に 経ヶ岬灯台 があります。 灯台好きとしては、丹後半島の先端にあるこの灯台を見たかったのですが、駐車場からだいぶ歩くとわかり、割愛。 

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 犬ヶ岬 が見えてきました。 ツレアイが駐車場をあっという間に素通りしてしまい、車窓から見送るだけになってしまいました。

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 見どころを逃さず見て回るには時間が足りませんでした。
 それでも、伊根の舟屋群を見ることができましたし、長年の夢だった丹後半島をひとまわりするドライブができて良かったです。
 次にまた来ることができたら、右周りに海を眺めながら走りたいと思います。

 二日目の宿泊地 夕日ヶ浦温泉 に向います。
       
by spring-ephemeral | 2018-12-04 01:35 | おでかけ | Trackback | Comments(4)

天橋立『文殊荘 松露亭』2018年11月 

<2018年11月23日>

 交通関係に小さなトラブルはあったものの、概ね予定通りに天橋立までやってきました。
 この日は天橋立で泊まります。
 宿は 『文殊荘 松露亭』。

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 智恩寺横の道には進入禁止の標識がありますが、『松露亭』の宿泊客は通行できます。
 雨が降っていたので、宿の方が傘を持って待っていてくださいます。

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智恩寺門前の「勘七茶屋」の知恵の餅とお抹茶をいただき、
部屋へ。
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 売店を回るように廊下を進み、談話室を過ぎれば今回の部屋「静波」です。

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 部屋は10畳の和室。 部屋のお風呂は水道水の沸かし湯です。 改めてお茶をいただき大浴場へ。

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 大浴場は玄関のほうに戻り、談話室の角を曲がってまっすぐ進むとあります。 午後は手前の灯かりのところが男性、奥が女性。 時間で入れ替えになります。

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 内湯の奥、左にある戸を開けて出ると露天風呂。 濃い目のお吸い物くらいの塩味があります。 食塩泉だけによく温まります。

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 大浴場の向かいは売店ですが、 その壁際が湯上り処になっていて、冷水器と、料理長特製の「冷やし飴」(左)、紅芋酢(右)が置いてあります。

<夕食>

食事は部屋でいただきます。

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 今回は「基本料理」ですが、この時期のこのあたりです。 料理には「」が随所に使われています。

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 お造りのメインは 平目の薄作り。 他にトロ、いか、車えび、穴子焼き霜。
せこ(背子)」蟹は別注で。 雌のズワイガニは場所によって「こうばこ(香箱)」とか「せいこ(勢子)」とか呼ばれますが、このあたりは「せこ(背子)」というのだそうです。

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 炊き合わせの中にも蟹身が。 牛のさいころステーキ。 お肉はメニューのアクセントになります。

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 タグつきの浜茹で蟹。 二人で1杯です。

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 ワインはムルソーを頼みましたが、リストにあるものが品切れになってしまい、代わりにランクがちょっと上のものをお値段変わらずで提供してくださいました。 ラッキー!
 蟹味噌フォンデュ(右)は宿の名物料理だそう。 茹で蟹の身を残しておいてこちらに加えます。 係りのお薦め。 美味しかった。

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 蟹ご飯とデザートで終了。
 基本料理ですが、この時期ですので、幾らかは「」がつくのでは、と思っていましたが、 期待以上にいただくことができました。 
 どれも美味しく完食しました。
 係りは沖縄出身の、きれいな方でした。 話も弾んで楽しい夕食になりました。

<2018年11月24日>

 入れ替わった大浴場へ。

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 内湯の奥右の戸を開けて出ると露天風呂です。 もう一方と、内湯は同じ大きさと見ました。 露天はこちらのほうが小さめですが、その代わり奥にデッキがあり、冷水のポットが置いてあります。

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 良いお天気になりました。 前日は雨で出られなかったので、庭に降りてみます。

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 庭は隣と隔てる垣根などはなく、うっかりするとお隣の部屋の前に行ってしまうので注意が要ります。

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 庭の先から海沿いの遊歩道に出られます。 左が湾の奥。 右に天橋立の松林と対岸遠くに笠松公園。

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 カメラのパノラマ機能で。

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 係りが呼んでいます。 お隣に行きそうになりましたが、我が家の部屋は右側です。

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松葉ジュースと、お茶を飲んでいる間に
朝食の用意ができました。
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 豆乳豆腐、出し巻き卵、鰈、炊き合わせ、塩辛、鮪の山掛け、お浸しなど。
 赤米のお粥、アサリのお味噌汁。 デザートはくずきりとコーヒー。
 全ておいしくいただきました。 くずきりが美味しかった!

 広い敷地にありながら、館内はこじんまりとした印象の落ち着いた宿でした。
 細々と行き届いて、気持ちの良い滞在になりました。

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by spring-ephemeral | 2018-12-01 02:14 | お宿記 | Trackback | Comments(4)