<   2018年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧

丹後半島へ ~天橋立まで~ 2018年11月

<2018年11月23日>

 我が家が休みがとれる今年最期の連休に、京都府北部、丹後半島に行きました。

d0264892_13581291.png
 ずっと以前から行ってみたいと思っていたのですが、
 北陸新幹線もなく、高速も通っていないころは、
 日本海側からはもちろん、東海道新幹線利用で京都方面からアプローチしても、
 付け根まで行くのがやっとで、限られた日数で半島をひとまわりするのは不可能でした。

 その後年月が経ち、高速は北陸道から切れ目なしに舞鶴若狭自動車道、さらに京都縦貫自動車道へと繋がって天橋立まで行けるようになりましたし、 北陸新幹線は金沢まで延伸されました。
 特に北陸新幹線の開通は大きかった。 車で4時間かかるところを1時間40分で行けるのですから!

 今回はまず金沢まで北陸新幹線で行き、金沢で在来線に乗り換えて敦賀まで。
 敦賀で車を借りて丹後半島を目指します。

d0264892_00112304.jpg
 新幹線は時刻通り。 長野までは晴れていましたが、飯山まで来ると県境の山は雲に隠れ、早くも冠雪した山裾が雲の下から覗きます。

d0264892_00113367.jpg

d0264892_00114303.jpg
 今回は山側の席だったので、日本海側に出ると、後立山連峰に連なる山々が奥に見えます。 降ったばかりの今期の雪にちょうど日の光があたって、迫力です。

 順調に金沢に着きました。
 在来線の北陸本線のホームに移動します。
 が、トラブル発生

d0264892_00283992.jpg 「特急 しらさぎ」と「特急 サンダーバード」は敦賀まで同じ北陸本線を走りますが、
 その先 近江塩津で二手に分かれ、「しらさぎ」は琵琶湖の東側に進路をとって東海道線を経て名古屋に向かいます。
 一方「サンダーバード」は琵琶湖の西側に向かい、湖西線を経由して大阪へ行きます。

 敦賀までならどちらでも良いのですが、
 金沢での乗り換えが初めてだったので、わずかでも余裕を見て「サンダーバード」を取ってありました。

 ところが、新幹線でも案内があったのですが、湖西線で架線故障があって、折り返して「サンダーバード16号」になるはずの下りの「サンダーバード3号」が遅れているというのです。
 ホームの駅員さんに確かめると、おそらく金沢出発は1時間程度は遅れそうだとのこと。

 1時間というのも定かではないですし、待っている時間がもったいないので、
 同じホームの反対側に停車中の「しらさぎ」に乗っていくことにしました。
 指定席券が無効になってしまいますが、仕方ありません。
 自由席はほとんど満席になっていましたが、運よくふたりとも座ることができました。
 敦賀まで約1時間半です。
 電車は込んでいて、乗り降りにも時間をとるのか、少しずつ遅れて、敦賀到着は最初の予定とほとんど変わりなくなっていました。

d0264892_00120369.jpg
 休日でおまけに雨。 敦賀の駅前は閑散としています。 駅前の食堂でお昼。 作り手も休みなので揚げ物はできないというおばさんが、ひとりで対応している店でした。
 私はきつねそば、ツレアイは肉そばを頼みましたが、これが案外(失礼)美味しかったです。

 車は今回オリックスレンタカーを手配してくれてありました。営業所は駅すぐそばです。 雨脚が強くなりました。

 2つ目のトラブル発生! ナビが中国語しかしゃべらないのです。 スタッフに設定をやり直してもらい、ようやく出発となりました。

d0264892_01410714.jpgd0264892_01415878.jpgd0264892_01413157.jpgd0264892_01421769.jpg
 強い雨が降ったかと思えばぱったりと止み、日ざしがこぼれたと思うとさあっと雨になり・・・
 日本海側のこの時期らしい天気です。
 そろそろ天橋立というころ、青空に雨、天気雨になりました。

d0264892_01563129.jpg
 ツレアイも私も天橋立だけは2度3度来ていて、「またのぞき」も経験済み。
 今回はほとりに宿泊するのみです。(タイミングがずれてワイパーが写ってしまった写真です)

by spring-ephemeral | 2018-11-27 01:59 | おでかけ | Trackback | Comments(4)

アランフェス de アランフェス 2018

<2018年11月18日>

 人気ナンバー1ギタリストの大萩康司さんと奥様の河野紘子さんのデュオコンサートがありました。

 スペインバル 『アランフェス』で開かれる 『アランフェス de アランフェス』コンサート。
 2014年から毎年開かれてきましたが、昨年は大萩さんのご都合がどうしてもつかずに残念ながら開かれませんでしたので、2年ぶりです。

d0264892_00090674.jpg


 コンサート料、パエリア付きワンプレートランチとワンドリンク込みで5000円は変わらず。
 主催者のバルのマスターは私のギターの先生の息子さんですが、このお値段はかなり頑張られたと思います。

 私が、家の用を済ませてアランフェスに着いたのは開場15分前でしたが、
 すでに10人以上の方が待っていらっしゃいました。

 店内が狭いので、定員は30名です。
 早く来られた方から店内に入りますので、出遅れたかな? と思いましたが、
 みなさん遠慮されるのか、躊躇されるのか、一番前は空いていて、やったあ!
 
 ギター教室の生徒さんなど顔見知りは10人いらっしゃるでしょうか。
 あとは初めてお見かけする方ばかりで、県外や、県内でも諏訪や伊那など、遠くからいらした方も多いと聞きました。

 まずは食事をいただきます。
d0264892_00110722.jpg
 ひと口サイズですが、生ハム、チーズ、ピクルス、スペインオムレツ、砂肝のアヒージョなどと、しっかり量のあるパエリア。
 ワンドリンクにはワインもビールもその他アルコールも含まれますが、私は車なので、ノンアルコールのカシスソーダで。
 美味しかったのですが、 この日私は遅い朝食でしたので、パエリアは完食できず、残念でした。

d0264892_00093512.jpg
 さて、私の場所は一番前なのでただでさえ演奏者に近いのですが、今回はいつにも増して近い!
 譜面台まで20cmくらい。 楽譜が読めます。 実際、アンコールの曲は譜面を目で追いながら聞きました。
 ピアノも近く、私の場所からだと、弾かれる紘子さん越しに楽譜も見えて、どのあたりを弾いているのかわかりました。

 椅子に大萩さんが座ると、大萩さんの膝までが50センチくらいで、抱えられたギターまでは70~80センチくらい
 どきどきするほどの間近さです。

 演奏は お二人で エレジー(作曲者は失念)から始まりました。
 続いて、大萩さんのソロで、
     11月のある日に(ブローウェル)
     アルハンブラの思い出(タルレガ)
     エストレリータ(ポンセ)
 紘子さんのソロで、
     間奏曲(ポンセ)
     子犬のワルツ(ショパン)

 そして、アランフェス協奏曲です。

 ホアキン・ロドリーゴが1939年に作曲したこの曲は、後に第二楽章が「恋のアランフェス」という歌に使われて一躍有名になりました。
 以後、第二楽章ばかりが演奏されるのを、ロドリーゴの娘さんが嫌い、
 オーケストラと共演する場合は全曲演奏しなけらばならない、と制約を設けたそうです。
 ただし、ピアノ伴奏なら、第二楽章だけでも大目にみてもらえているのだとか。(以上大萩さんのお話から)

 前回、前々回は、その第二楽章だけの演奏でしたが、今回は全曲演奏です。
 オーケストラ部分は全てピアノが担うので、ピアノもたいへんです。

 大萩さんは、背中から差し込む日差しで柔らかなシルエットとなり、横顔も素敵。
 ですが、この際(失礼ながら)顔などどうでもよろしい。
 私の真正面がちょうどギターのサウンドホールで、弦を弾く大萩さんの右手がつぶさに見えるのです。
 私のような素人は、ちょっと頑張っても、せいぜいサウンドホールの近辺で弦を弾いているだけですが、
 プロは弦をとめているブリッジからネックの指板まで、実に広範囲に弾く場所を移動して、音色や音の表情を多彩に変えています。
 大萩さんも然り。 その右手の動きの軌跡はさながら羽衣が風に舞うかのよう。
 加えて、強い音を出すときの弦のしなりや、音を切るとき消すときの指さばき
 アランフェス全曲を、聞くだけでなく、間近に見ることができたことに、感激しました。
 すごかった!
 夢でいいからもう一度見たい。

 アンコールの セレナーデ(作曲者失念。映画音楽も手がけるアメリカ人)で全て終了。

d0264892_00112194.jpg
 写真撮影は、演奏中はダメですが、曲の合間やお話のときなどは構わないとのことでしたが、
 私は真ん前であからさまなので、アンコールも終わって、最期に大萩さんが〆のお話をしていらっしゃるときに一枚だけ。
 いつもですが、紘子さんが大萩さんを見るまなざしや、大萩さんが紘子さんに目をやる表情がほんとに素敵。 今年ご結婚10年目だそうです。

 いったん裏に引き揚げたおふたりが、また出て来てくださるので、お話したり、握手してもらったり。
 お二人とも、商売道具とはいえ、手がほんとにきれい。 紘子さんは色白で、きめが細かいんです。
 大萩さんは常に紙やすりを持ち歩き、爪のサプリを飲んでいるそうです。

 おふたりと一緒に写真撮ってもらいました。

 短い時間でしたが、心躍るひとときでした。

d0264892_00122725.jpg


  
by spring-ephemeral | 2018-11-22 01:56 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

上山田温泉『笹屋ホテル ~豊年虫・梅の間~』 2018年11月

<2018年11月17日>

 ツレアイとでかけるときは90歳の母に留守を頼みますし、
 未だに駅までの送り迎えもしてもらっているので、
 時にはツレアイに留守番をしてもらって母と温泉に行くことにしています。
 
 上山田温泉は車で30分弱。
 用事を済ませ、家でお昼食べてからゆっくり出かけることができるので、
 別所温泉と並んで重宝な温泉地です。

 上山田温泉、『笹屋ホテル』内の『豊年虫』に泊まります。
 「梅の間」は、豊年虫の中で唯一ベッドがある部屋で、母は初めてではありません。
 それでも2年ぶりくらいになるでしょうか。

d0264892_14223505.jpg

d0264892_14224605.jpgd0264892_14225573.jpgd0264892_14230446.jpg
 コンシェルジュデスクのある広いロビーの片隅に『豊年虫』への入り口があります。

d0264892_14232103.jpg
 本間にはこたつができていました。 母はもう畳にじかには座れませんので、高座椅子をお願いしました。

d0264892_14233397.jpgd0264892_14234221.jpg
 ベッドルームへは、玄関から上がってすぐのドアからも出入りすることができます。

 d0264892_14235727.jpgd0264892_14240811.jpg
 洗面所もトイレもベッドルームのすぐ横。バリアフリー仕様で使い勝手が良くできています。
 部屋のお風呂は源泉ですが、自分で蛇口をひねってお湯を張ります。 掛け流しではないぶん、その都度入れ替えては新しいお湯を張ることができて、それもまた良かったです。

d0264892_14222381.jpg
 お菓子は月替わりです。 栗の周りを餡で包んで茶巾に絞ってありました。
 必ず野沢菜がついてきます。 美味しい野沢菜漬けです。 大浴場から帰ってきたらお煎茶と一緒にいただくことにします。

d0264892_23361313.jpg

d0264892_23363351.jpg
 大浴場は、奇数月の午後は、2階の「木の湯」が女性用。 写真は以前のものです。

d0264892_01274372.jpg
 部屋の外の籠に夕刊が届きました。 夕食はもうすぐです。

<夕食>

 『豊年虫』のありがたいところは、食事が部屋でいただけること。

d0264892_01272932.jpg


d0264892_01290442.jpgd0264892_01310680.jpg
 彩りのきれいな前菜。 一品一品ひと口サイズですが、丁寧に作られています。 箸置きが銀杏と栗。 秋らしい遊び心です。

d0264892_01305331.jpgd0264892_01312280.jpg
 菊花の浮いた秋らしいお吸い物。 貝柱の真丈に松茸。 お造りは岩魚、信州サーモン、鯉のこぶ締め。

d0264892_01313384.jpgd0264892_01315790.jpg
 牛肉の柔らか煮はほろほろとほぐれるように煮込まれた牛肉ですが、肉の味が抜けていなくて美味しかったです。 根菜もふんだんに盛られたサラダも食べ応えがあります。

d0264892_01321201.jpgd0264892_01322993.jpg
 お約束の名物料理 「豊年蒸し」。 様々な食材の大根の射込みにフカひれも。 焼き魚は鯛。付け合わせはしし唐と松茸のしぐれ煮。

d0264892_01325586.jpgd0264892_01330809.jpg
 食べてそれとわかる新米。 ごはんの左上はお品書きにはないひと品で、安肝豆腐かと。
デザートはりんご秋映、柿、シャインマスカット、ケーキと蕎麦茶。

<2018年11月18日>

 お風呂は入れ替わって1階の「石の湯」。写真は以前のものです。

d0264892_128197.jpg

d0264892_1284150.jpg


d0264892_01542259.jpg
 朝刊とヤクルトが籠に届いています。 ベッドのためスタッフが来ないので朝茶のセットは連絡して持ってきてもらいます。 梅で朝茶をいただいていると、朝食です。

d0264892_01595439.jpgd0264892_02105073.jpgd0264892_02104213.jpgd0264892_02111204.jpgd0264892_02110253.jpg
 新鮮なイカ刺し。 小鉢も小さくてもどれも手づくり。 とろろ、出し巻き卵、鮭、サラダ、煮物。 しじみたっぷりの味噌汁。  係りの方が「かわいいお茶碗もたまにはいいかな、と思いまして」と、猫が覗くご飯茶碗で。箸置きは柿とゆず。フルーツの入ったヨーグルトとりんごジュース。
いつもながらおいしくいただきました。

 お昼に私が出かける用があるので、早めに帰ってきました。
 母は温泉効果か、歩くのが楽になった気がすると言います。 たとえ「気がする」程度であっても、楽になったのなら嬉しいことです。
 温泉効果が長続きしますように。

 良いお湯でした。

by spring-ephemeral | 2018-11-20 02:29 | お宿記 | Trackback | Comments(2)

『佐藤俊介 J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏』 2018年11月

<2018年11月15日>

 
d0264892_23561263.jpg
 快晴です。 東京・『浜離宮朝日ホール』にヴァイオリンを聞きに行きます。

d0264892_23422938.jpg
 佐藤俊介さんが弾かれるバッハの 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 で、
 ガット弦のバロックバイオリン と バロックボウ で演奏されます。

 演奏される佐藤俊介さんという方を、私は実は存じ上げませんでした。
 現在オランダを拠点に活躍されているヴァイオリニストで、バロックバイオリンモダンバイオリンの双方を弾かれますが、
 特にバロックバイオリンにおいては、2013年からオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを努められ、今年(2018年)6月より、同団の音楽監督に就任されたそうです。
 今回は就任後、初のソロ・リサイタルとのこと。

 オランダ・バッハ協会は、世界最高といわれる古楽演奏団体で、3年後には創設100周年を迎えるそうです。

 バロックバイオリンは、現在使われているモダンバイオリンとほとんど変わりませんが、指板が短めだったり、駒やネックの形だったり、微妙な違いがあるようです。
 一番よく分かる違いは、モダンバイオリンに見られる顎あてや肩あてがないことです。

 また、バロックボウ も現代の 弓 と違い、まず反りが逆なのと、弓の先が尖っているのが目をひきます。

d0264892_23425020.jpg
 今回佐藤さんが弾かれているバイオリンの指板には、遠目に、木の象嵌のような模様が見えましたが、会場でもらった他の佐藤さんのコンサートのチラシに、それとおぼしきバイオリンが写っていました。

d0264892_23431339.jpgd0264892_23432709.jpg
 バッハの無伴奏ソナタとパルティータで、私が初めて聞いたのは、ヤッシャ・ハイフェッツが弾くシャコンヌでした。
 バイオリンを習っていた子どものころで、生ではなく、テレビで、でしたが、今でも映像と音をよく覚えています。
 とても感動して、以後、バッハのこの曲は私にとって特別なものになりました。

 今回、その全曲を、しかも、バッハの時代と同じ音で聞くことができるというので、とても楽しみにしていました。

 バロックバイオリンを初めて聞くので、俄かリサーチをしたところによると、モダンバイオリンほど大きな音は出ない由でしたが、どうしてたっぷりとした音量が出ていました。
 弓の違いから、弓の先まで続く強く長い音は出ませんが、弓先の音は繊細かつクリアで、筆ペンで太い線から筆先の細い線まで書きこなすイメージがしました。
 楽器も弓も軽いことから、音も軽やかで、早いパッセージや、細かな装飾音が淀まず華やかです。
 演奏技術も素晴らしくて、どういうふうに弾いているのだろうと思わず見入ってしまう箇所が随所に。
 ガット弦は通常の弦ほど強く張れないので低音はよく響き、高音も柔らかく鳴ります。
 楽器を自由自在に操りながら、体全体から音がほとばしりでるような、見事な演奏でした。

 しかし、1時30分の開演から前半だけで1時間半近く。休憩20分をはさんで後半の開始が3時10分を過ぎました。
 夕食の用意はしてきてありますが、かといって、遅くともこの時間と見込んでいた新幹線を逃すと、さらに1時間待たなければなりません。
 後半の最期のパルティータ3番まで聞く時間がなくなりました。
 その前のソナタ2番が終わったタイミングでそっと退席しました。
 そんなこともあろうかと、2階のバルコニー席を取っていたので、目立たずに出られたと思います。

 とても残念ではありましたが、救いはありました。
 といいますのも、バルコニー席の一角に大きなカメラで撮影している方がいて、ロビーにその旨の張り紙があり・・・

d0264892_02140849.jpg
 私が見ていると、知らないおじさんが横から「5時だよ、5時! 起きてないよね」と私に話かけて行きました。確かにおもいっきり早朝ですが、忘れずしっかり録画しようと思います。

 シャコンヌを生で聞くことはできませんでしたが、バッハに浸った幸せな時間でした。

by spring-ephemeral | 2018-11-16 02:28 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(4)

『さだまさし45周年記念コンサート』長野公演 2018年11月

<2018年11月8日>

 さだまさしさんの45周年記念コンサートが長野市の『ホクト文化ホール』でありました。
 全国44ヶ所を回るツアーの41番目の公演です。

d0264892_00043118.jpg
 『ホクト文化ホール』 は、長野駅東口から徒歩約10分のところにあります。
 風はあるものの、この時期としては異例の暖かさが夜まで続いた日でした。

 1973年、吉田政美さんとのフォークデュオグループ「グレープ」として、『雪の朝』でデビューされてから45年。
 この日が4334回目か5回目かのコンサートになるのだそうです。 驚異的な数字です。 日本で一番コンサートをされている歌い手です。
 これも、35億の借金を返すため、というのは、ステージトークのネタでもあり、よく知られている話です。(今はすでに完済されています)

 私のファン暦は、1974年にリリースされた『精霊流し』からですから、厳密にいえば44年ということになります。

 もちろん、44年間、変わらないテンションをずっと持ち続けていたわけではなく、
 特に東京を引き払って郷里へ戻ってからは、今と違い、コンサートからも遠ざかりますし、思いが下火になっていた時期もありました。
 それでもアルバムだけは買い続けてきました。

 ここ数年、交通事情もよくなりましたし、コンサートに行ける機会が再び訪れるようになりました。
 若いころのようなわけにはいきませんが、ファンでありつづける気持ちが静かに再燃している昨今です。

 この日の曲目:(私の記憶によるものなので、抜けていたり順番が違っていたりするかもしれません) (☆は最新アルバム(2018)収録曲)

      ☆ パスワードシンドローム
      ☆ Reborn ~嘘つき~

       (トーク)

      線香花火 (1976)
      指定券 (1976)
      檸檬 (1978)

       (トーク)

      精霊流し (1974)
      無縁坂 (1975)
      秋桜 (1978) (山口百恵さんは1977年にリリース)
      案山子 (1977)
      北の国から (1982) 以上メドレー

       (トーク)

      片恋 (2010)
      夢見る人 (2015)

       (トーク)

     ☆ 桜ひとり
     ☆ へたっぴ
     ☆ おんまつり

       (トーク)

      1989渋滞(ラッシュ)(1990)
      天然色の化石 (2006)
     ☆ 黄金律

       (トーク)

     ☆ 都会暮らしの小さな恋に与える狂詩曲(ラプソディ)

     アンコール:
      虹~ヒーロー~ (1994)(雪村いづみ40周年記念作品として書かれた)

d0264892_00045807.jpg

 
by spring-ephemeral | 2018-11-15 00:10 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(2)

湯田中温泉 『よろづや ~松籟荘・萩の間~』 2018年10月

<2018年10月27日>

 ツレアイと湯田中温泉 『よろづや』に行きました。

 私は、母ともでかけられる、良い役回りですが、
 ツレアイの場合は10月初めに東北に行ってから、11月下旬まで予定無し。
 「近くでいいから、どこかないか?」
 そう言い出すのではなかろうかと、押さえてだけはおいたのでした。
 予感的中です。

 『よろづや』は3年ぶりです。

d0264892_21470558.jpg
 チェックインは通常15時ですが、JTBのプランで14時30分。 少し余裕を見て家を出ましたが、道も順調で1時間しかかからず、宿到着がさらに15分早くなってしまいました。

 私たちとほとんど同時にもう一組のご夫婦が到着して、そのおふたりは温泉街を散策してきます、とおでかけになりましたが、
 私たちはロビーで待たせてもらいました。

d0264892_21471796.jpg

d0264892_21472634.jpgd0264892_21473717.jpg
 あたりをきょろきょろ。 いつ眺めても重厚なつくりです。

「お部屋の用意が整いました」と案内の方がやってきました。

d0264892_21474990.jpgd0264892_21480049.jpgd0264892_21481400.jpg
 泊まるのは『松籟荘』です。 1階上ですから階段でも良いのですがエレベーターで上がり、左手から渡り廊下を進みます。

d0264892_21483678.jpg
 『松籟荘』の玄関をあがると右手に客室があります。
  我が家の部屋は2階ですが、階段の上がり口に、下に下りる別の階段があって、階下には 「さろん 松風」があります。

d0264892_23412711.jpg

d0264892_23420980.jpgd0264892_23415454.jpg
 ライブラリーにもなっている落ち着いた空間で、セルフですがコーヒーやえんめい茶のサービスがあります。

d0264892_23483161.jpgd0264892_23484312.jpgd0264892_23485673.jpg
 『松籟荘』は有形文化財に指定されており、2階以上へはエレベーターはありません。
d0264892_23491378.jpgd0264892_23492807.jpgd0264892_23494862.jpg
 2階の廊下のつきあたりを鉤の手に折れた奥に、今回の部屋 『萩の間』 があります。

d0264892_23582916.jpg

d0264892_23585306.jpg
d0264892_00023693.jpg
d0264892_23591724.jpg
 前室の右手に12畳の本間。 窓の外の庭に、猿の親子が歩いていました。 ときどき猿が出てくるそうです。 鳴き声も聞こえました。

d0264892_23595332.jpgd0264892_00001645.jpg
d0264892_00014754.jpg
4.5畳の次の間には一段下がって踏み込み。 外は竹林が迫っていますが、猿はここまではあまり来ないとか。

d0264892_00350750.jpgd0264892_00375548.jpg
洗面所の横にシャワーブースと半露天風呂。猿などが入ってこないように、開口部にはネットのスクリーンがつけられています。源泉温度が高いので温度調節はされていますが、温泉で掛け流し。

d0264892_02135913.jpgd0264892_02141448.jpgd0264892_02142714.jpg
 お茶をいただいて、大浴場へ。 部屋にも置いてありますが、『松籟荘』の玄関近くにはバスタオルが用意されているので、大浴場へ行くときはここから持っていくこともできます。

d0264892_01062467.jpgd0264892_01063699.jpgd0264892_01065105.jpgd0264892_01071403.jpg
 エレベーターホールをはさんで奥に「しののめ風呂」、手前に「桃山風呂」(入れ替え有り)。 「桃山風呂」は昭和2年の建築で、登録有形文化財に指定されています。(以下の写真はHPより)

d0264892_01514872.png

d0264892_01471867.png

d0264892_01465824.png
 ほとんど「池」に等しい大きな露天風呂も良いですが、 天井の高い木造りの内湯に広々と浸かるのがなんとも気持ちが良くてお気に入りです。

<夕食>

 夕食は部屋でいただきます。

d0264892_00343310.jpg


d0264892_00350219.jpgd0264892_00351621.jpg
網代の籠の中に先付け。 きのこの菊花和え、りんご酢のジュレ掛け。

d0264892_00353084.jpgd0264892_00354546.jpg
 前菜。串に刺さっているのは鹿肉。 杯の中は鮎の有馬煮。 沢蟹もから揚げになっています。

d0264892_00355762.jpgd0264892_00361633.jpg
 土瓶蒸しの松茸は頑張っているほうかな。 お造りは信州サーモン(右)と炙り霜降り馬刺し(左) 真ん中は湯葉。

d0264892_00363477.jpgd0264892_00364942.jpg
 きのこのてんぷら蕎麦。美味しい蕎麦でした。 岩魚の塩焼き。 このごろ鮎や岩魚の骨を上手に抜けるようになりました。

d0264892_00542727.jpgd0264892_00544250.jpg
 信州牛の朴葉みそ焼き。 りんごで育った牛です。 煮物には松代芋(長芋)のレモン煮が。

d0264892_00553584.jpgd0264892_00554857.jpg
 ワインは飯綱町・「サンクゼール」のシャルドネ。 ご飯は野沢菜の古漬けを炊き込んであります。

d0264892_00555948.jpg レアチーズケーキとフルーツのデザート。
フルーツの左端はぶどう(ピオーネかと)
 随所に北信濃を意識した素材が使われており、素朴でありながらも、気概を感じる料理でした。 丁寧に作られ、どれも美味しかったです。

<2018年10月28日>

d0264892_01213727.jpg
 良いお天気です。 朝日が蔦の葉に透けています。

 男女が入れ替わった「しののめ風呂」(写真無し)の露天風呂にで外国人女性と一緒になりました。
 なんとなくドイツ人ぽく見えたのですが、オーストラリアの方でした。
 日本語はわからないとおっしゃるので、英語でしばしお話を。
 羽田から車を借りて、松本から湯田中へ。 地獄谷の猿は「so cute!」。
 まださほど寒くないのでどうかな?と思いましたが、お猿さんは温泉に入っていたようです。
 明日は渋温泉。その後は箱根に回って、羽田から帰るのだそうです。
 ご主人とふたりで「big drive!」。
 英語のまま理解できている感覚がまだあるのを感じましたが、なにせ単語が出てこず、焦りました。
 露天風呂に浸かりながらの短い時間でしたが、何年ぶりかのまとまった英会話になりました。

<朝食>

d0264892_01215315.jpgd0264892_01220561.jpg
 以前は『松籟亭』の食事処でしたが、本館とのこと。

d0264892_01222044.jpgd0264892_01224287.png
 本館3階に新しい食事処ができていました。(右側個室の写真はHPより)

d0264892_01225880.jpg

d0264892_01230698.jpgd0264892_01231403.jpg
 以前よりややボリュームダウンしたような気はしますが、悪くない内容でした。 美味しかったです。

d0264892_01233505.jpg
 快晴です。渋峠くらいまで行ってみようとも思いましたが、渋峠はもう紅葉も終わっていますし、まっすぐ帰ります。

d0264892_01234664.jpg
 高社山(こうしゃさん)も紅葉しています。

 久しぶりの湯田中温泉。 ツレアイもほっとひと息つけたでしょうか。
     
by spring-ephemeral | 2018-11-13 02:00 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

別所温泉『七草の湯』で〆の松茸  2018年10月

<2018年10月20日>

 ツレアイは後日別口で、仲間といつもの 松茸小屋 にでかけますので、
 昨年に続き、母と私は別所温泉『七草の湯』で松茸会席をいただこうと予約しました。
 昨年はとんでもない不作で、提供ができないときはご容赦を、と言われるほどでしたが、
 今年はすんなりと「承りました」の返答をいただきました。

 昨年は不作の中、伊那方面から苦労して調達されたとのことで感動ものの松茸をいただきましたが、
 今年はどうでしょう? 近年にない豊作と言われていますから、期待は大いに高まります。

 ところが、今年は今年でちょっと・・・まあ、それは後にして、まずはお茶をいただいて、温泉に浸かります。

d0264892_00043683.jpg

d0264892_23581248.jpg

d0264892_00041515.jpg

d0264892_00045345.jpg

d0264892_00050585.jpg
 お部屋はいつもの「朝露草」。 源泉の露天風呂と、デッキテラスからはお観音さん。

d0264892_23591227.jpgd0264892_23592150.jpg
d0264892_23593097.jpg これが楽しみ。
よそでは絶対無いお茶うけの数々。
これぞ信州のお茶飲みです。



カラフルなタオルや足袋もお約束。
まずは大浴場へ。
d0264892_00500066.jpg
 エレベーターホールからテラスに出られますが、濡れています。車でほんの30分とはいえ、別所は山あいの温泉です。 上田はぱらつく程度でしたが、まとまった雨が降ったようです。

d0264892_00501410.jpgd0264892_00502230.jpg
 まだどなたもお見えでないので、まるで貸し切りです。
せっかちな母に合わせるので、私はのんびりしていられません。でも、後は部屋のお風呂に好きなだけ浸かれますので、良しとします。

d0264892_00504888.jpg
 3時ころから大浴場前に ゆずみつ の提供が。 小甘くて冷たくて、美味しい。

<夕食>

d0264892_01031619.jpg
 さてお待ちかねの夕食です。食事は部屋ですが、足腰の悪い母のためにテーブルと椅子をセットしてくださいます。ありがたいです。

d0264892_01033505.jpg
 お品書きの趣向が変わりました。 どうやら料理長も変わられたようです。

d0264892_01035107.jpgd0264892_01040411.jpg
前菜。 2人前から取り分けて。 器遣いや演出が華やかになりました。

d0264892_01042103.jpgd0264892_01043511.jpgd0264892_01045681.jpg
土瓶蒸し と 酒菜。土瓶蒸しにこのくらい松茸が入っていれば満足です。

d0264892_01052173.jpgd0264892_01053379.jpg
 お品書きの順番と違いますが用意ができたので、と 松茸の炭火焼き。 これぞ松茸の醍醐味。 おいしかったわあ

 今年の松茸ですが、豊作はその通りで、近年にないほどたくさん採れ、ふんだんに出回りましたが、
 ピークも早くやってきて、5日ほど前から、ぱったりと山に出なくなったのだそうです。
 例年ですと、私たちが訪れた10月20頃は最盛期のはずですが、今年に限ってはぎりぎり間にあうかどうかの際どい日にちでした。
 いつもなら11月初旬まで松茸料理を提供できるのですが、今年は次の週くらいまでになりそうだとのこと。
 自然の恵みの時期を見極めるのはほんとうに難しい・・・。 間に合ってよかった。

 d0264892_01054667.jpgd0264892_01060242.jpg
 お造りに山の魚が入るようになりました。 これも料理長が変わったせいでしょうか。
松茸のてんぷら。 シーズン終わりが近いので笠が開いています。 

d0264892_01461583.jpg
d0264892_01462843.jpg
信州牛と松茸の陶板焼き。 3種類のたれで。

d0264892_01464278.jpgd0264892_01465408.jpg
d0264892_01470757.jpgd0264892_01472117.jpg
 やっぱり演出が華やかになった印象です。松茸ご飯も良く炊けていました。

d0264892_01473984.jpg デザートの心太。
つるっと喉越し良く、美味しかったです。

<朝食>

d0264892_02025687.jpg
 以前よりややボリュームダウンした感のある朝食ですが、まあ十分です。 黒米のお粥がとても美味しくて好きです。
d0264892_02061728.jpg


d0264892_02031268.jpg

d0264892_02032188.jpg
 朝のうち上田市街を覆っていたもやも次第に晴れ、前日とは打って変わって快晴になりました。
 浅間山が初冠雪した朝でした。

 松茸は予想外に早いシーズン終わりでしたが、間に合いました。
 最期にたっぷり味わって、今年の我が家の松茸はこれで〆となりました。
by spring-ephemeral | 2018-11-08 02:34 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

『福田進一 ギターリサイタル』 2018年10月

<2018年10月12日>

上田市丸子の『信州国際音楽村 ホールこだま』でギタリスト福田進一さんのコンサートがありました。

 コンサートを聴きに出かけるのは実に7ヶ月ぶりです。
 年明けから幸先よくコンサートに出向く機会があったので、今年はコンサートづいたラッキーな年になるかもしれないと、内心期待するものがあったのですが、
 それも2月までで、3月以降はチャンスがあっても他の予定とことごとく重なってしまい、コンサートのほうを断念せざるを得ない状況ばかり。
 今年はそんな年回りだったのか、と諦めていましたが、
 10月の声を聞く頃になって、ようやくまた縁が巡ってきました。
d0264892_00460905.jpg
 福田進一さんは、若手の人気ナンバー1ギタリスト 大萩康司さんが「師匠」と呼ぶギタリストです。
 福田さんのコンサートは3度目?くらいになります。
 大萩さんとの共演が一度、おひとりでの演奏会が一度・・・
 大萩さんの指は細くて長いので華麗な動きがそれとわかるのですが、
 福田さんの指はどちらかというとふっくらとした印象で、弦の上を滑るように動き、どんなに早い音でも指の動きが目立ちません。

 今回の曲目は馴染み深いものが並んでいて、とても楽しみです。 

d0264892_00464795.jpg

 
d0264892_00463983.jpg
 『ホールこだま』は小高い丘の上にあります。 東御市の明かりが見えます。

d0264892_00462873.jpg
 演奏前にステージを一枚。 写った方は福田さんではなく、譜面台を置きにこられたスタッフです。
 『ホールこだま』は、カラマツの集成材を骨組みに使い、すべて木で作られたホールで、響きの良さには定評があります。

 これだけの演奏家とはいえ、引き始めはやはり緊張されるのでしょうか、わずかに音の乱れが感じられたのですが、
 プログラムが進むにつれ、左手は自在に指板を行き来し、メリハリを効かせつつ、よどみなく流れる見事な演奏でした。

 アンコールはなんと3曲。大サービス!

 私がまず思い浮かべる福田さんは、スペイン、アルゼンチン、メキシコ、といった、民族的な香りが漂う曲が似合う、というイメージなのですが、
 私のギターの先生は福田さんを「しんさん」と呼ぶのですが、先生によると 「しんさんはバッハが好きで、バッハばっかり弾いてる」 そうなのです。
 私が聞く福田さんは、今回もですが、たまたまポンセとか、バリオスとか南米の作曲家の曲が多かったからなのですね、きっと。
 機会があれば福田さんのバッハを聞いてみたいと思います。

 久しぶりに聞くプロの生のギターの音や響きは、耳の奥に心地よいこだまのような余韻となって残りました。

by spring-ephemeral | 2018-11-06 02:21 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

『サンヒルズ 小田』 ~ハロウィーン~ 2018年10月

 『サンヒルズ 小田』さんの秋のテーマは ハロウィーン

 最近の『サンヒルズ 小田』さんのディスプレイはシンプルの傾向ですが、さて、今年のハロウィーンはどんなでしょう?

 
d0264892_00094544.jpg
 シンプルですが、いかにもハロウィーンらしい玄関。

d0264892_00101857.jpg
 玄関ホールにはおなじみの魔女3人組。前を通るとセンサーが反応して目が光り、鍋をかき混ぜます。「鍋に入れて煮ちゃうぞ・・・」など3パターンくらいしゃべるそうですが、大分古くなって、ご主人や奥さまでもよく聞き取れないそうです。 でも「ひーっひっひっ・・・」という笑い声はわかります。
 手前の大きなタランチュラが迫力!

d0264892_00114877.jpg

d0264892_00105654.jpg

d0264892_00333360.jpg

d0264892_00123884.jpg
メインリビングの食器棚にはきれいなディプレッショングラスのコレクション。
 テーブルの反対側の壁には作りつけの棚がありますが、背後からの照明が明るいので、かなりプラス補正して・・・

d0264892_00131132.jpgd0264892_00132336.jpg
d0264892_00133886.jpgd0264892_00135224.jpg
ベッドのあるお部屋。「黒」が効いています。

d0264892_00534498.jpg

d0264892_00532247.jpg

d0264892_00554961.jpg

d0264892_00540970.jpg

d0264892_00542998.jpgd0264892_00545539.jpgd0264892_00553095.jpg
 最近の傾向通り、全体にシンプルですが、小物遣いがうまいなあ、と思います。
廊下の壁に貼られたポスターもアメリカンな雰囲気を漂わせます。

d0264892_01063068.jpg
 今回の食事のお部屋はこちら。

d0264892_01064533.jpg

d0264892_01065441.jpg
 いつもと感じがちょっと違う気がしたのは、ランチョンマットが「黒」になっていたせいかも。 シックな雰囲気がします。

d0264892_01070709.jpg
 前回あたりからメニュー表が置かれるようになりました。

d0264892_01072001.jpgd0264892_01171360.jpgd0264892_01172886.jpg
 スープも美味しいのですが、いつもながらサラダが美味しい! 一番のポイントは新鮮な野菜にあると思います。
d0264892_01173922.jpgd0264892_01175249.jpg
 「ミートボールのカチャトラ」(左)、 「チキンのポットロースト」(右)。 気取らず、ボリュームたっぷり。 基本は奥様の家庭料理ですから、たまには味が濃い目のときも薄めのときもあるのですが、今回はちょうど良い加減でした。
d0264892_01180507.jpg
 デザートをいただいて、今回も満足でした。

 ついつい毎回お邪魔して何年か経ちましたが、まだまだ変わらず次が楽しみです。
 次のテーマは「クリスマス」。 もう冬近しです。

by spring-ephemeral | 2018-11-04 01:59 | 味だより | Trackback | Comments(6)

白石蔵王駅で ~白石と真田の物語~ 2018年10月

<2018年10月8日>

d0264892_23403546.jpg
 宿を出て、一路白石蔵王駅に向います。
 フロントデスクに、宿の奥様が折られた折り紙がありました。 季節ごとに変わるそうです。 写真の角度が悪かったのですが、左上は親子のキツネです。

 白石蔵王の駅まで、ガソリンスタンドに寄った時間を含めても40分かかりませんでした。
 
 返却時間も1時間近く早くなったので、レンタカー代が680円ほど割り戻ししてもらえることに。
 今回、駅レンタカーだったのですが、駅レンは割り戻しをしてくれます。 今までも他の駅ですが、2度ほど経験があります。
 駅レンは営業所がたいてい駅の近くにあるので便利です。 白石蔵王は近いも近い、改札を出て、前方すぐ右にありました。 ちなみに、上田は「お城口」を出て右に50歩のところにあります。
 列車と一緒に手配すると乗車券や特急券などが割引になりますが、我が家はふたりとも、もう「じぱんぐ倶楽部」の3割引が使えますので、駅レンのメリットは駅から近いことが一番です。
 ただ、駅レンの場合、ガソリンスタンドに寄れずに距離計算で精算しようとすると割高ですし、使い勝手の点で他のレンタカー会社のほうが良いことがあります。

 結局予定より1時間ほど早く駅に着いたので、新幹線も1本早くしようかとも思ったのですが、
 大宮で乗り継ぐ新幹線との連絡も考慮しなければなりませんし、そのままにしようということになりました。

d0264892_23411382.jpg
 待っている間に、自販機で調達した飲み物と、昨夜宿でもらったパンとで簡単にお昼にします。
 クリームと、ソーセージのデニッシュで、美味しいパンでした。
 
 
d0264892_23415083.jpg
 待合室の椅子に腰掛けながら窓を見て、「あっ」と気付きました。 外の像ではありません。

d0264892_23420683.jpgd0264892_23421739.jpg
 並んだ二つの家紋です。

 旅行の間、頻繁に「片倉小十郎」の名前を見かけました。
 白石城の城主であり、白石温麺も小十郎が推奨したそうです。

 ただ、聞いたことのある名前だというだけでなく、なにか、頭の中に引っかかるものがありました。 それがなんなのか、深くは考えもせずにいたのですが、
 並んだ家紋を見て、たちどころにひっかかっていたことが解けました。

 徳川と豊臣の最終決戦となった大阪夏の陣の決戦前夜、真田丸の真田信繁(幸村)は、我が娘阿梅(おうめ)と息子の大ハを、ひとりの敵方の武将に託します。(そのときの経緯には諸説ありますが)
 その武将こそが伊達正宗の重臣、片倉小十郎でした。

 小十郎は二人を守り通し、やがて阿梅を側室に迎え、大ハは名を変えて片倉の主家である伊達家に仕えさせます。
 徳川は、各大名の正室は人質として江戸屋敷に住まわせるように命じましたので、
 小十郎は、阿梅を正室として江戸に置くことで、その出自が知られるようになるのを危惧し、あえて側室として国元に置いたといわれています。
 大ハの子孫は数代ののち、ようやく晴れて堂々と「真田」を名乗れるようになりました。

d0264892_23455924.jpg
 白石は真田氏の上田と縁のある地でした。
 白石蔵王駅での待ち時間は、仙石武将の信・義・情と、その後の真田の物語に思いを馳せるひとときになりました。

d0264892_23422995.jpg
 予定通りの新幹線で帰宅です。 車窓の蔵王は頂を雲で隠していました。

 短い日数ではありましたが、今回も良い旅になりました。
   
by spring-ephemeral | 2018-11-01 02:45 | おでかけ | Trackback | Comments(6)