11月を過ぎればもう咲く花はなく、
日足も静かに短くなっていきました。 花は実となり、種となり、 その姿を変えて佇んでいましたが、 それらもやがて枯れ残り、あるいは飛んでいって、萼片だけが残り、 さびしい山道にため息ももれます。 しかし、 写真に写った姿を見ると、 枯れてなお、どこか生き生きと見える気がしました。 11月、12月、1月と、冬枯れの「花」を集めました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2014-01-30 00:34
| 太郎山便り
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<1月18日>
今年も、母と、別所温泉 『七草の湯』 にでかけました。 別所温泉は、昔から行き慣れた温泉ですが、車で30分足らずで行けるようになった今では、 近いがゆえに、泊まりに行く感覚になりにくくなってしまいました。 しかし、その近さが、母を伴ってでかけるには、嬉しい温泉になりました。 もとより、温泉の良さは言うことなし。 『七草の湯』 は、別所温泉では近年できた宿で、母はとても気に入っています。 部屋は和洋室。 母もベッドのほうがやっぱり寝起きが楽です。 ![]() 和室。 こたつがあります。 この時期、こたつはいいですね。 ![]() ベッドルーム。 広くはありませんが、 落ち着きます。 ベッドのかたさと枕が合っていて、よく眠れたと、 母が喜んでいました。 とても良いお天気で、上田市街や、浅間連山が良く見えました。 ![]() ![]() 太郎山も見えます。 ![]() てっぺんがちょっと白く見えるのが太郎山山頂。 奥の雪の山は菅平の根子岳です。 毎度おなじみの、たっぷり付いてる 「お茶請け」 で、お茶を飲んだら、 ![]() ![]() ![]() 着替えて、まずは大浴場へ。 ![]() いつものように、 名入れでなく、一枚ごとにデザインの違うタオルや、カラフルな足袋。 ![]() ![]() ![]() 別所のお湯はとてもいいお湯です。 昔から、入るだけできれいになる、と言われています。 大浴場の内湯も、飲泉ができる、かけ流し。 私たちが入っている間、どなたもいらっしゃらず、ずっと貸し切り状態でした。 大浴場のお湯より、さらに良いお湯なのが、部屋の露天風呂なのです。 宿の仲居さんもそうおっしゃるくらいですから、気のせいではありません。 ![]() このお部屋の最大の魅力はこの露天風呂です。 硫黄がほのかに香る、肌になめらかなお湯は、源泉から300メートルほどの近さ。 昔から知っている、別所のお湯がここにあります。 食事は部屋でいただきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 梅型の器は塩でできています。 板長さんの手作りだそう。 ![]() ![]() 大きなホタテは食べごたえ十分でした。 ![]() ![]() ふろふき大根のおいしかったこと。 ![]() ![]() ![]() ![]() いつも出るメロンですが、このメロンが本当に美味しいんです。 ホタテと筍の炊き込みご飯は食べられなかったので、 夜食に、おにぎりにしてくださいました。 ことさら、信州らしさにこだわったお料理ではありませんが、 季節の美味しいものを、とご主人が全国から食材を集めてくるそうです。 長野の山にありながら、お造りは新鮮で、美味しくいただきました。 夜も更けました。 雪の予報が出ていますが、果たして・・・ ![]() 翌、1月19日、起きると一面の雪景色でした。 3センチくらいでしょうか。 ![]() ![]() 雪見風呂になりました。 朝食の時間です。 ![]() ![]() ![]() 地元の名湯に浸かり、ゆっくり過ごした一晩でした。 雪は上田市街に近づくにつれて少なくなり、我が家付近ではもうなくなっていました。 ![]() ▲
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| 2014-01-26 01:22
| お宿記
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<1月21日>
この時期、気温が低いため、 山では雪があって、踏み固められていても、 凍っていないので、すべり止めは不要です。 むしろ歩きやすいくらいです。 ただ、水場付近は、流れ出た水が凍っているので要注意。 足を置く場所に注意がいります。 わかっているのに、 つい、傾斜のある側に行ってしまいました。 しまった、気をつけなくちゃ、 と思った瞬間、 左足がツルッ・・・ そのまま、腕を下にして、体の左側面からどさっ・・・ 氷の道にぶつけました。 手や足をくじいたりはしませんでしたが、 左上腕の打ち身。 さらに、倒れたとき、左ひじの内側の骨と、左わき腹のあばらがぶつかりました。 骨は大丈夫みたいですけど、 痛かった~! <現場写真> ![]() 白い雪の中に見える氷の部分が、 私が滑った痕。 点々と散っているのは スギの実です。 ![]() 氷部分を拡大。 つるつる。 油断大敵です。 幸い打ち身だけだったので、山の上まで行ってきました。 でも、ちょっとした拍子に腕も、ひじも、わき腹も痛い。 明日になったら、紫色になっていそうです。 ▲
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| 2014-01-22 00:13
| 太郎山便り
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年末にネギをたくさんいただきました。
収穫後保存してあったものなので、外側は枯葉になっていましたが、 根つきなので、土に埋けておきました。 根がついたままのネギをいただいたときは、 いつもこうしておきます。 ![]() ところが、この冬は雪がほとんど降りません。 もともと降水量の少ない土地ですが、それにしても少ないうえに、 気温は例年より低く、しかも、低温が長く続くので、 土がすっかり凍ってしまい、 ネギが抜けない! スコップも歯が立たないほど、カチカチ。 こんなにあるのに、ネギを買わなくてはならないはめに。 トホホ・・・ ▲
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| 2014-01-21 01:33
| 日々のこと
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今季は寒い冬と言われていますが、
ここ上田では、思ったほど気温が下がらない日が続きました。 平年を下回ってはいるのですが、マイナス7度止まり、と言った塩梅で、 寒さ実験をするには、もう1~2度低い方が・・・と思っていましたら、 来ました、来ました。 1月10日の朝、マイナス9度近くまで下がりました。 さあて、今年は何を凍らせようかなあ・・・ タオルが凍るのは、もはやありきたり。 ハンカチの鶴を凍らせたこともありましたが・・・ きれいなのはやっぱりシャボン玉。 今年もシャボン玉を凍らせてみました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 気温がマイナス9度を下回ってくると、みるみる白く凍ってきますが、 そこまでいかないので、1~2秒かけてゆっくり白くなります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2014-01-17 01:10
| 日々のこと
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<大浴場>
着替えて大浴場に行きます。 ![]() 浴衣は麻100%だそうです。 やわらかくて着心地が良いものでした。 いつものように小さいサイズをお願いしたらつんつるてんになってしまい、 替えてもらいました。 麻ですから、洗ううちに縮んだのかも。 ![]() イヅツワインの赤。 軽い口当たりで、美味しかったです。 大浴場は2か所。 男女入れ替えになります。 夕食後に行ったとき、どなたもおられず、貸し切り状態になりました。 ![]() ⇐露天風呂は二つ。 ⇓露天風呂からの浴室。 ![]() 入れ替えになったもう一方のお風呂は、常にどなたかが入っていらっしゃいました。 <食事> 食事は食事処に出向きます。 <夕食> ![]() ![]() ![]() ![]() 食前酒には「真澄」の生酒辛口がついていました。 先付の蕎麦寿司が小さめなのですが、 小ささにかわいらしさを感じてお品書きを見たら、 総料理長は女性でした。 初めてです。 ![]() ![]() ![]() ![]() お造りにお品書きがつきました。 我が家はブリにアレルギーがあるので、必ずあらかじめその旨を伝えてもらいます。 カンパチはブリではありませんが、仲間だからと、クルマエビに替えてくださってました。 右下の刺身しょうゆはクルマエビ用。 他はそれぞれに味付けがされています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 3種類の牛肉の食べ比べはこちらのメイン料理です。 ![]() ![]() ![]() ワインは安曇野産。 日本産ワインは、くせが無く するりと飲めるものが多く感じます。 『貴祥庵』 から 『界 松本』 に代わっても、『貴祥庵』の色が全くなくなったわけではないように思います。 変えるべきところは変え、残すべきところはさらに洗練して残す。 そんなコンセプトを感じます。 料理は全般に良くなったと思います。 デザートを選ぶところは 『貴祥庵』 時代から変わらない楽しみです。 夜、ロビーではギター演奏が行われていました。 私が聞きに行ったときはボサ・ノバのような、軽いラテンでした。 ![]() <朝食> 同じ食事処です。 ![]() ![]() 右手前に大きく写ってしまいましたが、 普通サイズの味噌汁です。 夕食、朝食ともに美味しく、残さず、みんないただきました。 ![]() 一年を振り返りながら、ゆっくりできた暮れの一晩でした。 ▲
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| 2014-01-15 00:48
| お宿記
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母も一緒の温泉一泊。
就寝の形態が違っても、お互いが気兼ねのないようにと探した間取りの部屋はどんなふうでしょう? ![]() 主室の和室。 ![]() ![]() 和室に続くリビングと 外のテラス。 ![]() リビングの右手に副室の和室。 和室が直接隣り合っていないので、 母がテレビをつけっ放しで寝ても、 明るさも音も、気にならずにすみそうです。 ![]() 『界 松本』 のお部屋にはトイレが2つついています。 これが意外と嬉しい。 ![]() ![]() ![]() ![]() 部屋のお風呂(温泉です)に露天風呂はついていませんが、 内湯には大きな丸い湯船と 小さな四角な湯船があります。 一人用のサウナ(左手)がついているので、 小さなほうは水風呂にもどうぞ、ということでした。 お湯は弱アルカリ性。 大浴場のお湯よりも、なめらかさがはっきりわかる気がしました。 ![]() 丸い湯船につかると、テラスに続くドアが目に入ります。 この時期はドアを開けると、外気がちょっと冷たい。 ![]() ![]() ![]() 今はやりのコーヒーメーカーがありました。 ![]() 主室の窓からは温泉街の山の手方向が眺められます。 食事処に夕食に行っている間にふとんが敷かれるので、 ひと組とふた組に分けて敷いてくださるようにお願いしておきました。 テレビのある主室にひと組、副室にふた組、敷いてありましたので、主室に母が寝ることになりました。 大きな音でついてるわけではありませんが、間にリビングがあっても、テレビの音は聞こえてはきました。 ところが、この夜は風が強く、外のテラスに面している副室は風のうなる音がすごくて、それで時々目が覚めました。 主室は風の影響は全くなく、母は夜中にトイレに一度起きただけで、風が吹いているのも知らず、良く眠れたそうです。 ともあれ、良かった、良かった。 部屋を探した甲斐があったというものです。 ![]() ▲
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| 2014-01-13 00:13
| お宿記
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一昨年から、暮れに、母を伴ってツレアイと3人で温泉に行きたいと思っていましたが、
ひとつ問題がありました。 母は、部屋の電気は消しますが、テレビをつけたまま休みます。 見るともなく見ながら、聞くともなく聞きながら、眠りに入っていくのです。 一方、ツレアイは、暗く、人工音のない、静かな部屋で寝ます。 私自身は暗く、静かな環境が好みですが、母と旅行するときは、母につきあいます。 しかし、ツレアイと母に、どちらかに合わしてほしいとは言えません。 せっかくゆっくりしに行こうというのに、どちらかが我慢しなければならないのは、ストレスにほかなりません。 3人で2部屋というわけにもいきませんし、 問題が解消できる間取りの部屋はないものかと、いろいろな宿のHPを検索したところ、 松本、浅間温泉、『星野リゾート 界 松本』 に、和室二間の間にリビングがある、という部屋を見つけました。 『貴祥庵』 という名前だったころから幾度となく訪れてはいましたが、JTBとの契約外のお部屋のようで、今まで知らないお部屋でした。 それでも取ってもらおうとしたところ、3か月ほど前でしたが、すでに予約が入っていました。 それが一昨年のことです。 そこで、昨年は半年以上も前に予約を入れてもらって、ようやく念願が叶いました。 前置きが長くなりました。 昨年暮れ、12月29日、一年の垢を落とすべく、浅間温泉に出発です。 ![]() ![]() このときは、まだ上田にも松本にも雪はないのに、三才山はご覧のとおり。 早や雪景色でした。 ![]() 道中とても順調で、正味1時間で着いてしまいました。 いつもはすぐに現れるホテルの方も タイミングが遅くなりました。 仕方ありません。 チェックインまでまだだいぶありますもの。 ![]() ![]() お抹茶かスパークリングワインを選べます。 母と私は抹茶を、 ツレアイはスパークリングワインを。 高い天井です。 3時ぴったりに、我が家より先に見えていたふた家族のみなさんからお部屋へ案内開始です。 さて、どんなお部屋でしょう。 ▲
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| 2014-01-11 23:30
| お宿記
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| 2014-01-11 00:21
| 太郎山便り
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山ではとうとう本格的な雪になりました。
白い世界です。 ![]() 近くも・・・ ![]() 遠くも・・・ ![]() まるで 雪の花 ![]() 細い枝にも ![]() 雪木立 ![]() 街は霞の中 ![]() 誰も歩いていない 新雪を ![]() ラッセル。 雪が転がる ![]() 峠のコブシが 墨絵のよう。 これからしばらく、雪の山便りが続きそうです。 ▲
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| 2014-01-10 00:24
| 太郎山便り
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