カテゴリ:山歩記( 12 )

19年ぶりに蔵王・熊野岳に登る 2018年10月

<2018年10月16日>
 
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 お昼を済ませてまずは御釜まで下りてみます。

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 白い雲が浮かぶ空を背景にしていると、標高が2000メートルに満たないとは思えません。

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 御釜の淵まで下りられるわけではありませんが、「下りないように」と注意書きがあるところを見ると、近づこうとする輩がいるのでしょうか?

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 右に御釜を見下ろしながら縁をまわるように遊歩道が続きます。

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馬の背に上がって歩いてきました。 右に先ほど御釜を見下ろした場所が。

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御釜の正面にやってきました。(これが正面といってよいのかわかりませんが、なんとなく正面じゃないかなあ?)

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ところどころにこのような穴が掘られ、ビニールテープの目印が立っていました。 噴気やガスの有無や観察をしているのだと思います。

 さて、広く蔵王と呼ばれていますが、山域全体を指し、蔵王という山があるわけではありません
 それぞれに名前のついた小さな峰の集まりで、その最高峰が熊野岳です。

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 ツレアイと私はもうひとりの山仲間と一緒に、19年前の7月に東北の山行にやってきました。
 行きがけの駄賃にとばかり、まず、ここ熊野岳に登り、
 下山した足で左沢(あてらざわ)に向かい、古寺鉱泉に泊まって、翌日大朝日岳へ。
 下山後、鳥海山の山形側のふもと、湯の台温泉に移動して、次の日、鳥海山へ。
 下山後、湯殿山温泉の一軒宿、湯殿山ホテルに移り、翌日の最終日に月山に登って帰ってきました。

 まだ梅雨は明けず、晴れたのは鳥海山のみ。 あとは連日小雨と曇り空という気象条件でしたが、
 今思うと、4日で4山に登るというハードな日程をよくこなしたものだと我ながら感心します。

 御釜周辺には幾度となく来ましたが、熊野岳に登ったのはその一度きり。しかも、雨の止み間の曇天で景色はほとんど見えませんでした。
 今回、最初から登るつもりではなかったのですが、この上ない晴天と、たっぷりある時間とで、 熊野岳まで行ってみたくなりました。
 あのとき、山頂からどんな景色が見えたのだろう
 ツレアイもおそらく同じような気持ちを持ったのだろうと思います。
 「熊野岳まで行ってみる?」「時間はあるのか?」「うん、たっぷり」

 熊野岳まで登ることにしました。
 馬の背からの傾斜は緩く、岩場のような危険な箇所もありませんし、稜線に出てしまえばなだらかです。

 とはいえ、元々はそんなつもりではなかったわけですから、
 ツレアイはニットの半袖で手ぶら、私はパンツですが上は花柄のチュニックで右手にカメラ、左手にバッグをぶら下げるという、山登りとはかけ離れたいでたちで、
 ちゃんとした山の格好のグループや、軽装とはいえ山に登るべく支度をしている方々の中で少々気はひけます。
 ただ、靴はふたりともスニーカー型のウォーキングシューズで、トレッキングシューズほどのソールの厚みとグリップ力はありませんが、
 浮石や火山特有の砂礫を注意して歩けば大丈夫。

 山支度なら刈田岳のレストハウスから40分ですが、このなりですから、努めてゆっくり、足元を確認しながら、いざ登ります。

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 馬の背から稜線まではやや急な斜面ですが、直登ルートより、より楽な、巻いて登る道を選んでいきます。

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 足元を注意していると、枯れたコマクサを見つけることができました。

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 振り返ると、御釜に雲が上がってきていましたが、ほどなくしてまた晴れました。

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稜線に出ると、非難小屋があります。 右は古い非難小屋の跡。

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稜線の反対側の眺望が一気に開けます。

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 熊野岳へ、ゆるやかな稜線をたどります。 右奥は、地蔵山。 山形の蔵王温泉からロープウェイで上がることができます。

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山頂が見えてきました。

レストハウスからちょうど1時間、山頂到着です。

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頂上に祭られている「蔵王権現」のお社。 蔵王という山名の元となったといわれています。

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 山頂の広場に建つ斉藤茂吉の歌碑。万葉仮名で「陸奥(みちのく)をふたわけざまに聳えたまふ 蔵王の山の雲の中に立つ」とあります。
 自分で読めたわけではありません。 なんと読むのか首をひねっていたら、指導員の方が教えてくださいました。

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19年ぶりに触れる頂上の道標。 右はアルバムにある19年前の山頂。

そして、19年前には見ることのできなかった眺望が眼前にあります。

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一番下の写真、奥の山並みの、中央やや左の一番高い点が大朝日岳。 ですが、私が最も見たいと願った月山は、右手前の白くなびく雲にすっかり隠れてしまっていました。 指導員さんによると、午前中はその雲の奥に鳥海山も見えていたとのこと。 残念!

眺めを堪能したら下山します。下りは滑るので、より一層慎重になります。

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 御釜に雲が湧いたようです。
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レストハウス横まで戻ってきました。 月山の雲はとうとう動きませんでした。

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 蔵王エコーラインを来た方向に戻ります。
 熊野岳へはもう登ることはないかもしれませんが、今回立ち寄らなかった途中のスポットもあるので、エコーラインを通る機会がまたあることを願います。
      
by spring-ephemeral | 2018-10-14 02:17 | 山歩記 | Trackback | Comments(4)

坪庭 2017年11月

<2017年11月7日>

 少し前のことになりますが、
 晩秋の晴天に北八ヶ岳の坪庭に、久しぶりに出かけてみました。

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紅葉シーズンも終わっていて、ロープウェイに乗る人も少なくなりました。

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岩山のてっぺんに見えているのが 第一休憩所 です。 ちょっとあそこまで行ってみようかな、と歩き出します。 遠くに見えますが、10分くらいでしょうか。

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北横岳。 友人たちと来たのはいつだったかしら?

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実は母と来ています。 晴れると 「どこか行こうよ」。 リクエストに応えてのドライブでした。 母は「その辺をぶらぶらしているから」。 平らな道を歩いているようです。

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第一休憩所 到着。 南アルプスと中央アルプスが見えています。 良い眺めです。

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戻るつもりでしたが、ちょっと欲が出て、 第二休憩所 まで来てしまいました。

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ここまできたら戻るより、先に行くほうが早い。  坪庭はぐるっと一周ルートです。 縞枯山を見ながらペースを上げます。

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母を待たせていますし、下りのロープウェイの時間もありますし、 急いで 第三休憩所 を回って戻りました。 

一周15分でした。

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ここは、八ヶ岳連峰、中央アルプス全景、南アルプス全景、御嶽山から北アルプス全景。 その全てを同時にひと目で見渡すことができる唯一の場所です。 

そして、 全て見渡せた日でした。

素晴らしい眺めでした。




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by spring-ephemeral | 2017-12-07 01:06 | 山歩記 | Trackback | Comments(0)

那須岳散策

<10月11日>

当初の予定では、那須へ行くのは12日でしたが、どうも11日のほうが天気が良さそうだったので、
日程を入れ替えて、まず、那須へ行くことにしました。

9時1分に東北新幹線、那須塩原駅に着き、例によって駅レンタカーで、那須岳に向かいます。

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最高の上天気。 
那須連山がくっきりと見えて、 
わくわくと気持ちがはやります。
右に白っぽく茶臼岳がのぞいています。

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那須湯本の温泉街を抜け、
温泉神社を横に見ながらまっすぐ那須岳へ。

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まだ10時近くというのに、駐車場は下から上まで満車。
路駐やむなしと、一番上の駐車場から下りてきたところ、
運良く、ロープウェイ駐車場から車が一台出てきて、
良い場所に停めることができました。

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ロープウェイで那須岳9合目へ一気に上ります。

ゴンドラの窓がスモークなので
景色の色が黄色がかっています。

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山頂駅を出て、
歩き始めます。

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那須に登るのは5度目です。

茶臼岳山頂には2度登っているので、今日は、山腹をぐるりと右回りに、牛ヶ首まで行くつもりです。
人も少なく、眺めを楽しみながら歩ける、大好きなコースです。

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始めは砂利と砂礫が混じり、
前に進まないような、あるきにくい道です。

d0264892_1224818.jpg まっすぐ登れば茶臼岳へ。
左にとれば牛ヶ首へ。
牛ヶ首へ、道が白く続いています。
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山頂横に、無限地獄から噴煙が立ち上がっています。
無間地獄の横をすり抜け、ぐるりと茶臼岳を回って下るも良し。
さらに朝日岳や、三本槍まで足を延ばすも良し。
様々なルートを楽しめる那須岳は、何度来ても飽きません。

無間地獄まではわずかですが、今日はここまで。 
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左に目を移すと、姥ヶ平へ向かう人もいます。
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しばらく、眺めを楽しんだら、来た道を戻ります。

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砂礫の道を滑らないように。


那須岳西側では、すでに紅葉は終わりかけているようですが、 ところどころにきれいな色づきの名残りが見えます。
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前方に目をやると、稜線に、茶臼岳山頂に向かう人の列がありました。 右の端が、牛ヶ首の分岐です。
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牛ヶ首の分岐から、ここを下ればロープウェイの山頂駅です。
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写真ではくすんでしまいましたが、東側は笹の緑と、木々の色が鮮やかな対比を描いていました。
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山頂付近の紅葉に、どうにか間に合いました。
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ロープウェイから眺める中腹の紅葉が一番良いときでしたが、ゴンドラの窓がスモークガラスのため、
本来の色でなく、残念です。
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by spring-ephemeral | 2014-10-14 23:52 | 山歩記 | Trackback | Comments(10)

岩木山に登る その2

 <9月14日>

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午前11時15分。

リフトで岩木山9合目到着です。

看板左手から登り始めます。

津軽岩木スカイラインの7合目くらいまでは晴れていましたが、
8合目から上はガスっていて周りがよく見えません。

登り始めてまもなく、行く先がぼんやり見えます。 登って下って登っていきます。
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小さな火口壁の外側をぐるりと登ります。
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その先の傾斜も急で、
大半は岩登りの様相ですが、
岩はしっかりしていますし、
良く踏まれていて
歩きやすい道です。
急ではありますが、ロープ、鎖はありません。
見えるロープは登山道を示しています。

相変わらずガスがかかっています。 旧火口がすぐそばのはずですが・・・見えません。
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鳳鳴ヒュッテです。 ヒュッテといっても、小さな無人の避難小屋です。
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ヒュッテの左上へ、「第一おみ坂」といわれる急登が待っています。 
家族連れやカップルや、さまざまな人たちがたくさん登っています。
小学生くらいの子が 「えらいとこに来ちゃったなあ」 と言うのが聞こえて、思わず笑ってしまいます。d0264892_22504992.jpgd0264892_22514444.jpg
おや? 晴れてきたみたいです。 さらに、「第二おみ坂」の急登が続きます。
下を見て、「おお怖い」と言いながら登っている子もいますが、足場は良く、危険なところはありません。
山頂が現れてきました(右下の写真)
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おお! 晴れてきた! 山頂近し!
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11時45分。 山頂到着。
岩木山神社奥宮の周りにはたくさんの人がいて、正面の写真は撮れず、後ろから失礼!
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日本海側の雲は晴れませんが、弘前市側の下界が見下ろせます。 
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証拠写真を一枚。
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水一本持っただけの簡単登山です。 さて、下山することにしましょう。
こちら側はまだガスが晴れません。
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ナナカマドも、ごくわずかに色づいてきたでしょうか。

「第二おみ坂」を下るころ、急にガスが晴れてきました。
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「第一おみ坂」。 傾斜が分かるのはやはり下山の写真です。
こうしてみると、火口が並び、岩木山が火山だったことがよくわかります。
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あ、海だ! 前回見られなかった景色です。 
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正面の鳥海山越しの山並みもはっきりしてきました。
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リフトの方へ、間違えないように。
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振り返ると、山頂もはっきり見えます。
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登るときにはガスに隠れていた旧火口も、今ははっきり。
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火口壁の大岩を回り込み、急坂をくだって、見えている登りを登りきればリフト乗り場です。
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その前に、すっかり晴れた日本海を眺めます。 前回はこの景色が見えませんでした。
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海を見ながら下るのは、爽快です。
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リフト乗り場前から。 右には山頂。 この景色が見たかった。
白い雲が沸いているあたりが北海道ですが、残念ながら見えませんでした。 
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海をズーム。 少し霞んではっきりしませんが、中ほどに十三湖があります。
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リフトで駐車場まで下ります。

駐車場にある展望所で、八甲田方面を眺めました。 山でも見えましたが、ここからだと稜線に邪魔されず、ひろびろと眺めることができました。
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往復1時間の登山でしたが、久しぶりの山登りらしい山登りは楽しく、前回見ることのできなかった、独立峰ならではの眺望を堪能することができて、ほんとうに心躍るひとときでした。
by spring-ephemeral | 2014-09-25 00:55 | 山歩記 | Trackback | Comments(6)

岩木山に登る その1

 岩木山は、津軽平野にそびえる独立峰で、津軽富士とも呼ばれます。
 四方から登山道が延びていますが、
 ふもとの嶽から、有料道路の「津軽岩木スカイライン」で一気に8合目まで車で上がり、さらにリフトで9合目まで上がってしまうと、
 山頂まで30~40分。
 誰でも気軽に1625mの頂に立つことができます。

<9月14日>

およそ16年ぶりに、2度目の岩木山に登ります。

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宿をチェックアウトし、車に乗ろうとすると、

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五能線の「リゾートしらかみ」が走って行きました。

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県道3号線を弘前方面に行くのですが、
連休というのに、
車がほとんど走っていない、
静かな道です。

鰺ヶ沢からおおよそ40分、「津軽岩木スカイライン」にやってきました。。

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(写真はスカイラインのHPから借用)
津軽岩木スカイラインは、69のカーブを連ねて、8合目まで一気に標高を上げていきます。

通行料金は、
2014年現在、普通車で1、800円。
JAFの会員証の提示で200円引きになりました。

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ナビの画面もこの通り。

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                  8合目に到着です。
                  着いたときはガスっていました。
                  この写真は下山後のものです。

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ここからリフトで、9合目に上がります。
(この写真も下山後のものです)

8合目から9合目は、歩いても登れます。




20~30分ほどで登れるので、歩く人も見られます。
前回登ったときは、リフトの営業時間前だったので、歩きました。
今回は、運動不足気味のツレアイの足も考え、リフト利用で9合目まで行ってしまいます。

短い距離とはいえ、久しぶりの山登り。
わくわくしてきます。
by spring-ephemeral | 2014-09-23 02:19 | 山歩記 | Trackback | Comments(8)

安達太良山登山 後編

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 あだたらエクスプレス山頂駅を出たのは10時半。

 薬師岳山頂展望台から
 「智恵子抄」の記念碑の横を通って、
 登山道に戻ります。

しばらくは広く、しっかりした木道が続いて歩きやすく、ゆるやかに登っていきます。
ハクサンシャクナゲの大木がトンネルのようになっていて、花の時期はさぞきれいでしょう。
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木道が途切れると、山道になりますが、雨になるとぬかるむらしく、飛び石のように石が置かれています。
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山頂駅から30分、仙女平分岐。 左から表登山コースが合流します。
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ここから傾斜が急になってきます。 左下1/3くらいの山腹に白い線のように見えるのは登っていく人です。
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道には土止めの段が多くついています。
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花はリンドウとアキノキリンソウくらいです。 ときどきマイズルソウの実や、カバイロツルタケが一本ありました。
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大きな石がごろごろ見られるようになり、久しぶりに山登りらしい道になってきました。
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紅葉はまだ始まっていませんが、ガマズミがときどき赤くなっています。 右はシラタマノキ。
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振り返ると少しずつ雲が晴れてきました。
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あ、山頂が見えます。
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ほら、岩のかたまりに人が立っているところです。
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砂礫の斜面に出て、右手が開けました。
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そして山頂が目の前に現れました。
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山頂到着。
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後ろの、乳首と呼ばれる岩の突起にひと登りして一番高い頂上に達します。
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11時半、到着です。
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360度の展望が開けますが、南西方面の雲が晴れず、磐梯山は望めませんでした。
2枚目の遠い山は西吾妻山。 明日晴れれば登りに行きますが、どうなるでしょう…
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岩の上に立って一枚。 バックは牛の背、馬の背から鉄山。
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安達太良SAで買ってきたお弁当でお昼です。
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2種類のおこわも美味しく、
笹団子もついて、
よくできていました。

さて、往路をもどりましょう。 その前に山頂からの景色の名残りを惜しみます。
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雲がだいぶ晴れて、山頂駅が見えます。
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このぶんならもう一度、薬師岳山頂展望台に寄れそうです。
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行きがけに何も見えなかった薬師岳展望台からは、登ってきたばかりの安達太良連山と二本松方面がかすみながらも良く見えていました。
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短い時間でしたが、山登りの醍醐味が凝縮した、味わい深い山行になりました。
by spring-ephemeral | 2013-09-20 02:27 | 山歩記 | Trackback | Comments(6)

安達太良山登山 前編

 何年ぶりかで東北の温泉にでかけました。

 じゃあ、せっかくだから久しぶりに安達太良山に登ろうか、ということになりました。

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 二本松ICから岳温泉に向かう途中、
 田んぼの稲も実りの時期を迎えています。

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 岳温泉街を抜けて、

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 さらに上って行くと、

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 奥岳登山口の駐車場に到着です。

安達太良山は、福島県北部、磐梯山の東にあって、那須火山帯に属します。
 標高1700メートル。
 3度目の登山となる今回は、運動不足気味のツレアイでも無理なく登れるように、
 往復ゴンドラ利用で、山頂往復、徒歩2時間ちょっとの行程です。
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段を上がって左手に あだたらエクスプレス のゴンドラ乗り場があります。


d0264892_1263473.jpgおよそ10分で
薬師岳山頂駅へ。d0264892_1224933.jpg


山頂駅からすぐのところに薬師岳山頂展望台がありますが…
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          ガスって見えません。
          帰りに晴れたらまた立ち寄ってみます。

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「この上の空がほんとの空です」
「智恵子抄」の記念碑。






右手の道から登山道に戻り、
安達太良山頂を目指します。
by spring-ephemeral | 2013-09-19 02:07 | 山歩記 | Trackback | Comments(4)

コマクサを見に ~群馬県本白根山~

 <8月8日>

 母を誘って、
 何年ぶりかで群馬県・本白根山(もとしらねさん)にコマクサを見に行きました。

 草津温泉から『志賀草津道路』へ。
 6月にも乗った『白根火山ロープウェイ』で本白根山頂駅に向かいます。
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6月には残雪も見られた山肌は
すっかり緑に覆われています。

白く点々と見えるのは
ノリウツギのようです。

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山頂駅でロープウェイを下りたら、
中央に見えるスキーゲレンデの
こまくさリフト」に乗り継ぎます。


母も私も本白根山には何度か登っています。
そのころスキーリフトは夏は動いていませんでしたが、
近年、コマクサの咲く7月から8月にかけてリフトが運行されていると知りました。
一番きつい斜面を歩かずにすむので、母のような高齢者や、山歩きに慣れていない方でも、
気軽にコマクサを見に行くことができます。

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リフトを下りたら、笹が刈り払われた道を緩く下り、
木道に合流します。

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本白根山頂が遠くに見えますが、
見えるほどは遠くありません。


母の足でも30分かからずに、展望の開ける火口壁に到着。山頂が目の前に現れます。
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砂礫の斜面はコマクサの花畑。
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コマクサの花のピークは過ぎていましたが、それでもまだたくさん咲いていました。
ここのコマクサは植栽ですが、全くなかったところに植えたのではなく、
かつてたくさんあった花が絶滅の危機に瀕したのを憂えた地元の方の尽力で、
復元、保護されています。
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コマクサの他にも亜高山帯の花が咲いています。
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ミヤマシャジン

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ヒメシャジンと
ウスユキソウ

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ヒメシャジンと
ミヤマアキノキリンソウ

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コキンレイカ


本白根山は山歩きにも良い山ですが、
今日はコマクサが目的ですので、無理せず、ゆっくり来た道を帰ります。

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木道を戻り、
リフトで下ります。
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気持ちの良い風が吹きます。

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右手奥に横手山。
左手奥に笠岳。









さわやかな花巡りでした。
by spring-ephemeral | 2013-08-11 02:12 | 山歩記 | Trackback | Comments(10)

湯の丸高原 池の平湿原散策

<7月31日>

 昼食をすませ、
 いつものように太郎山に出かけようと思っていると、
 母が、「どこかもっと涼しいところに行きたいね」と言います。

 それでは、と、
 上田市の隣、東御市の湯の丸高原にある池の平湿原に行くことにしました。

 池の平湿原は、湯の丸と小諸市の高峰高原を結ぶ、湯の丸高峰林道の途中にあります。
 上田市内から車で1時間弱、
 気温33度の下界から、半袖に長袖シャツを羽織ってちょうど、標高2000メートルの高原にひと登りです。
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ヨツバヒヨドリ           ワレモコウ

ニッコウキスゲ

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ツリガネニンジン           シャジクソウ

シュロソウ

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シシウド          クルマユリ

カラマツソウ

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ウスユキソウ        ハクサンフウロ

クガイソウ


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アオヤギソウ
           マルバタケブキ
ヤナギラン


           一日のうちで一番暑い数時間を、さわやかな風に吹かれて過ごし、
           午後4時前に帰宅しました。

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     (ポケットに入れて持ち運んだので、しわくちゃになってしまいました。)

 これからヤナギランがたくさん咲いてきます。
 次はお昼を持って、ゆっくり涼みに行こうと思います。
by spring-ephemeral | 2013-08-02 23:58 | 山歩記 | Trackback | Comments(6)

淡路島 諭鶴羽山登山

 淡路島の最高峰、諭鶴羽(ゆづるは)山 は島の南東部にあります。
 標高は608メートル。
 海側の灘から諭鶴羽ダムに至る古道は、
 海側から諭鶴羽神社本殿を経て登る道を表参道
 諭鶴羽ダムからの道を裏参道と呼びます。

 表参道は、大分高いところまで車で行かれますが、駐車スペースがあまりなく、アクセスが良いとはいえません。
 登山道は傾斜もきつく、荒れている所もあるそうで、裏参道に比べると踏まれていないようです。

 裏参道は、諭鶴羽ダムまでのアクセスも良く、駐車スペースもあり、良く踏まれていて道標も整備され、道の大半が緩やかなので好まれるルートのようです。
標高差はおおよそ400メートル2.7キロの道のりです。

 私たちも裏参道を登りました。
 
 宿泊したホテルからダムまではおおよそ30分。
 途中、円行寺 の信号を右折して真っすぐ進んでいくと、お祭りのようです。 山車を2基追い越しました。
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 王冠のような山車は色あざやかで立派でした。

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ダム湖到着9時50分。

すでに2台停まっています。
駐車場所は他にダム右岸にもあります。トイレもそちらに。
ダムの向こう、左から来ました。

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急な階段が登山道入口です。

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階段の途中から下を見てます。
ダムの周囲には桜が植えられていて、
花の時期は島随一のお花見スポットだそうです。

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登り始めは階段の傾斜がそのまま続く、杉林の急登です。

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振り返るとこんな感じ。

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二十七丁の石仏。

山頂を経て、400メートル下ったところにある諭鶴羽神社本殿まで
二十八丁を、石仏が丁目を刻んでいきます。

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杉林から常緑樹林帯に移り、

しばらく登ると稜線上に出ます。

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稜線上といっても展望はなく、
隣の牛内ダムが見えたり、











木々の切れ目から谷向こうの山が見える程度です。

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「神代の時代、イザナギ、イザナミの命が乗られた鶴がここの大樹で羽を休められた」そうですが、
もちろんこの木じゃないと思います。

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道は稜線か、稜線を巻く山腹を行きますが、
傾斜は緩く、知らず知らず登っていきます。
木々に覆われ、展望はほとんどありません。
木漏れ日が心地良いですが、夏の登山は暑そうです。
時々案内板が設置されていて、単調さから救われます。

1時間ほどで山頂に到着です。
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四国まで見えるそうですが、この日は天気は良かったのですが、霞んでいて遠目はききませんでした。
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東屋があるのでそこからパノラマで撮ってみました。
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 山頂から表参道側へ400メートルのところに諭鶴羽神社本殿があります。
 せっかくですから行ってみようと下り始めたのですが、急です。
 このまま400メートル下ってしまえば、登り返しがきつくなります。
 暮れから忙しくて、運動不足のツレアイには、緩やかな裏参道でさえ足に応えていて、100メートルほどで引き返しました。
 表参道から登ってくると、山頂はこんなふうに見えてきます。
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ふと、空を見上げると・・・
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なんと彩雲!かと思ったのですが、後で 環水平アーク と呼ばれる現象だとわかりました。
でも幸運には違いないと、気分よく往路を戻りました。

 下りは30分。 お昼前に車まで戻りました。
 ダムを渡り、トイレに寄ります。 こちら側には区画された駐車スペースが10台分はありました。
 ダムの奥、諭鶴羽山が見えています。 実際歩いた印象より山深く、険しく見えました。
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 町に下り、玉ねぎランチを食べて、洲本に向かいます。
by spring-ephemeral | 2013-05-15 10:31 | 山歩記 | Trackback | Comments(4)