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『ラフマニノフ「鐘」から始めるクラシック』コンサート 2018年12月

<2018年12月3日>

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 上田市のサントミューゼに、昼のコンサートを聞きに行きました。

 
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 昨年から定期的に開かれている「クラシック音楽に親しむ講座」。
 初めて参加したのが昨年のクリスマスコンサートで、それから案内をいただくようになりました。

 年4回ほど開かれているのですが、日にちや時間がなかなか合わなくて・・・

 今年はチャンス無しかと思っていたのですが、今回のコンサートの案内を見ると、
 時間も都合が良いし、これは行けそうと、早々にチケットを買っていました。

 
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 「クラシック音楽に親しむ講座」ですから、 チェロの渡部玄一さんが、曲の合間に曲についてのお話をなさいます。

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 参考資料もあります。 「講座」らしいです。 

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 演奏中の写真撮影はできませんので、 始まる前に。 開場が暗いのと、手持ちなのとで、ブレていますが。

 ラフマニノフはともかく、ショスタコーヴィチはあまり聞く機会がないので興味深かったです。
 帝政ロシアからソヴィエト連邦に体制が変わり、粛清の大嵐が吹き荒れるという時代、
 音楽や文学もその影響からは逃れられず、
 ショスタコーヴィチも、下手をすると処刑されるかもしれないという緊張感の中での曲づくりを余儀なくされていたとか。
 そういう時代背景を聞いて聞くプログラムは、奥底に重いものを感じざるを得ませんでした。

 アンコールはラフマニノフの「ヴォカリース」。
 アメリカに亡命し、終生母国に帰ることはできませんでしたが、自由の国に生きることができたラフマニノフの美しい小品で、
 明るい気持ちで帰ることができました。

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 信号の先は千曲川の堤防道路。
 ピアノもチェロも、生の音はいいなあ、と余韻に浸る信号待ちでした。
       
by spring-ephemeral | 2018-12-17 01:14 | コンサート・ギター | Comments(6)
Commented by よし坊 at 2018-12-17 09:27 x
宿と温泉が続いたと思えばコンサートと、息つく暇もなく行動されてそのパワーに圧倒されます。
友人宅でアフタヌーンティーをする事も素晴らしいですが出されている料理の数々がまるでプロが造ったみたいに素晴らしく感心しました。余程の自信がなければ出来ない事ですね。
ゆめやの部屋のお風呂も温泉に変わりそれも常時掛け流しにする。お客さんも年々要求が膨らんできますから是ざるを得ないんでしょうね。これで料金は変わらなかったですか?それと朝食の品数、凄い。
Commented by パンジー at 2018-12-17 16:23 x
よし坊様に同感です。
温かい温泉にため息付き、美味しいそうなケーキに舌鼓、と思ってましたら、
今度は心地よい音楽ですか❢
凄く充実した年末を羨ましく拝見いたしました。
素敵な年末をお過ごしなら、きっと来年もいい年に…
自然に笑みがこぼれます(笑)
Commented by うつきよう at 2018-12-18 02:10 x
よし坊様、

 今年は後半になって予定が立てこんできて忙しくなりました。
 友人の友人は、おっしゃるとおり、とても自信がおありの様子でした。
 友人が、へたなケーキ屋さんよりおいしいから、と誘ってくれたのですが、その通りでした。
 ゆめやは、以前から岩室温泉を使用して、大浴場の露天に引き込んでいましたが、
 大浴場の内湯や、2部屋ある露天つきの部屋は沸かし湯でした。
 それが数年前、掘削が成功して敷地の入り口に自家源泉をもつようになってから、すべて温泉に切り替わりました。
 温泉になってから、部屋の露天風呂はいっぱいになるとお湯が止まっていたのですが、 
 今回、常に湯口から供給され続けるようになっていて、少しずつ進化していると思いました。
 朝食の洋食は、洋食なんですけど、和食のような趣があって、とても良いです。
 和食党の奥様もきっと気に入ってくださるのではないかと思います。
 遠いのが難点ですが、機会があればぜひ宿泊してみていただきたい宿です。
Commented by うつきよう at 2018-12-18 02:20 x
パンジー様、

 今年の前半は予定がことごとくバッティングして、
 断念したものが多かったのですが、
 10月以降、うまい具合に予定が重ならず、あれもこれもOKと運が向いてきました。
 来年もこの調子で事が進むよう、幸運を祈りたいです。
 なにしろ、来年は「猪突猛進」の年ですものね(笑) 
Commented by shinmama at 2018-12-19 03:29 x
よいコンサートの機会がありましたね。
羨ましいです。

最近、ラフマニノフ の曲を 色んな楽器で演奏するのが流行りのようで、
聞く機会が多くなっています。
先日、千住真理子さんも演奏されました。
実は私も、いま、オカリナでクラシックに挑戦しており、
「ヴォカリース」の楽譜をオカリナ用にアレンジしたものを練習していますが
笑いの種に うつきよう様にお聞かせしたいものです。(笑)
Commented by うつきよう at 2018-12-20 00:52 x
shinmama様、

 昼の時間帯で安い。
 その分、長い時間ではありませんが、
 なにかと雑事に追われる主婦の身としては、かえって出かけやすく、
 ひとときの安らぎが嬉しいコンサートでした。

 ラフマニノフは2番を始め、廃れない人気がありますが、
 今また流行中なんですね。
 shinmama様も「ヴォカリース」を演奏されるとはなんという巡り合わせ!
 真剣にお聞かせ願いたいものです! 
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