湯田中温泉 『よろづや ~松籟荘・萩の間~』 2018年10月

<2018年10月27日>

 ツレアイと湯田中温泉 『よろづや』に行きました。

 私は、母ともでかけられる、良い役回りですが、
 ツレアイの場合は10月初めに東北に行ってから、11月下旬まで予定無し。
 「近くでいいから、どこかないか?」
 そう言い出すのではなかろうかと、押さえてだけはおいたのでした。
 予感的中です。

 『よろづや』は3年ぶりです。

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 チェックインは通常15時ですが、JTBのプランで14時30分。 少し余裕を見て家を出ましたが、道も順調で1時間しかかからず、宿到着がさらに15分早くなってしまいました。

 私たちとほとんど同時にもう一組のご夫婦が到着して、そのおふたりは温泉街を散策してきます、とおでかけになりましたが、
 私たちはロビーで待たせてもらいました。

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 あたりをきょろきょろ。 いつ眺めても重厚なつくりです。

「お部屋の用意が整いました」と案内の方がやってきました。

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 泊まるのは『松籟荘』です。 1階上ですから階段でも良いのですがエレベーターで上がり、左手から渡り廊下を進みます。

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 『松籟荘』の玄関をあがると右手に客室があります。
  我が家の部屋は2階ですが、階段の上がり口に、下に下りる別の階段があって、階下には 「さろん 松風」があります。

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 ライブラリーにもなっている落ち着いた空間で、セルフですがコーヒーやえんめい茶のサービスがあります。

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 『松籟荘』は有形文化財に指定されており、2階以上へはエレベーターはありません。
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 2階の廊下のつきあたりを鉤の手に折れた奥に、今回の部屋 『萩の間』 があります。

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 前室の右手に12畳の本間。 窓の外の庭に、猿の親子が歩いていました。 ときどき猿が出てくるそうです。 鳴き声も聞こえました。

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4.5畳の次の間には一段下がって踏み込み。 外は竹林が迫っていますが、猿はここまではあまり来ないとか。

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洗面所の横にシャワーブースと半露天風呂。猿などが入ってこないように、開口部にはネットのスクリーンがつけられています。源泉温度が高いので温度調節はされていますが、温泉で掛け流し。

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 お茶をいただいて、大浴場へ。 部屋にも置いてありますが、『松籟荘』の玄関近くにはバスタオルが用意されているので、大浴場へ行くときはここから持っていくこともできます。

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 エレベーターホールをはさんで奥に「しののめ風呂」、手前に「桃山風呂」(入れ替え有り)。 「桃山風呂」は昭和2年の建築で、登録有形文化財に指定されています。(以下の写真はHPより)

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 ほとんど「池」に等しい大きな露天風呂も良いですが、 天井の高い木造りの内湯に広々と浸かるのがなんとも気持ちが良くてお気に入りです。

<夕食>

 夕食は部屋でいただきます。

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網代の籠の中に先付け。 きのこの菊花和え、りんご酢のジュレ掛け。

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 前菜。串に刺さっているのは鹿肉。 杯の中は鮎の有馬煮。 沢蟹もから揚げになっています。

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 土瓶蒸しの松茸は頑張っているほうかな。 お造りは信州サーモン(右)と炙り霜降り馬刺し(左) 真ん中は湯葉。

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 きのこのてんぷら蕎麦。美味しい蕎麦でした。 岩魚の塩焼き。 このごろ鮎や岩魚の骨を上手に抜けるようになりました。

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 信州牛の朴葉みそ焼き。 りんごで育った牛です。 煮物には松代芋(長芋)のレモン煮が。

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 ワインは飯綱町・「サンクゼール」のシャルドネ。 ご飯は野沢菜の古漬けを炊き込んであります。

d0264892_00555948.jpg レアチーズケーキとフルーツのデザート。
フルーツの左端はぶどう(ピオーネかと)
 随所に北信濃を意識した素材が使われており、素朴でありながらも、気概を感じる料理でした。 丁寧に作られ、どれも美味しかったです。

<2018年10月28日>

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 良いお天気です。 朝日が蔦の葉に透けています。

 男女が入れ替わった「しののめ風呂」(写真無し)の露天風呂にで外国人女性と一緒になりました。
 なんとなくドイツ人ぽく見えたのですが、オーストラリアの方でした。
 日本語はわからないとおっしゃるので、英語でしばしお話を。
 羽田から車を借りて、松本から湯田中へ。 地獄谷の猿は「so cute!」。
 まださほど寒くないのでどうかな?と思いましたが、お猿さんは温泉に入っていたようです。
 明日は渋温泉。その後は箱根に回って、羽田から帰るのだそうです。
 ご主人とふたりで「big drive!」。
 英語のまま理解できている感覚がまだあるのを感じましたが、なにせ単語が出てこず、焦りました。
 露天風呂に浸かりながらの短い時間でしたが、何年ぶりかのまとまった英会話になりました。

<朝食>

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 以前は『松籟亭』の食事処でしたが、本館とのこと。

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 本館3階に新しい食事処ができていました。(右側個室の写真はHPより)

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 以前よりややボリュームダウンしたような気はしますが、悪くない内容でした。 美味しかったです。

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 快晴です。渋峠くらいまで行ってみようとも思いましたが、渋峠はもう紅葉も終わっていますし、まっすぐ帰ります。

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 高社山(こうしゃさん)も紅葉しています。

 久しぶりの湯田中温泉。 ツレアイもほっとひと息つけたでしょうか。
     
by spring-ephemeral | 2018-11-13 02:00 | お宿記 | Trackback | Comments(4)
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Commented at 2018-11-13 06:32
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by spring-ephemeral at 2018-11-13 11:04
shinmama様、

うつきよう です。

 >間違えて非公開に・・・
 はい、最近は気をつけるようになったので減りましたが、私もよくやりました。
 そうなんですよね。スマホからの時が特に要注意なんですよね。

 で、「非公開」のコメントは受け取った側(今回の私)からは公開はできないものと、今日の今日まで思いこんでおりました<(_ _)>
 あ~ら、ロックを解除するのって簡単だったんですね!
 エキサイトでブログを始めて早何年・・・
 ひとりで笑っております(笑)

 英語の聞き取りと会話能力・・・とんでもないです!
 英語に接する機会はここ20年近く皆無に等しく、
 日本語でさえ、あれ?なんだっけ? の域に足をつっこんでいますから、
 英語にいたっては中学生レベルの単語も怪しくなっています。
 ただ、今回は、旅行というある程度察しがつく範囲内でもあったことも幸いして、
 100%でないにしても日本語に変換しないまま、ある程度丸ごと理解できている感覚があったので、
 すごく嬉しかったです。
 ただ、思うように言葉がでてこないので、失語症というのはこんな感じかな?ともどかしかったです。
 今も英語を日々磨く努力をなさっているshinmama様の向上心には尊敬の気持ち以外にありません。
 私にはとても真似できません。

 この方も白馬をご存知でしたが、
 ご本人はスキーをされないのだとか。
 冬=スキー=白馬=オーストラリア、ばかりではないのだと、ちょっと反省しました。

 広島のお宿、残念です。
 また機会をあらためて是非ご紹介くださいね。
 
 
 
 
Commented by よし坊 at 2018-11-14 09:43 x
松籟荘と松籟亭が重ねってしまい、又松茸が出るかな?なんて早とちりをしてしまいました。
見覚えがあります大きな吹き抜け。圧巻ですね。
モノクロ写真、ビックリするほど豪華な湯殿だったんですね。
沢蟹がチョコンと添えられている何とも贅沢な内容。更に野沢菜の古漬の炊き込みご飯・・・・どんな味だろう。
食べて見たいです。きっと我が家の好みにピッタリだろうと想像出来ます。
Commented by うつきよう at 2018-11-14 23:31 x
よし坊様、

 ありますよね、似た名前。
 旅館に好まれる文字や言葉ってあるんですね。
 撮影不可で、HPにも良い写真がなくて、
 お風呂近くに飾られていた額の写真を写したのでモノクロなのですが、
 桃山風呂は、今も写真のまま、すなわち造られた当時のままです。
 ほんとに豪勢な湯殿をつくったものです。
 料理は洗練された田舎料理、という感じでしょうか。
 沢蟹は良いアクセントですね。 からっと揚がっておいしかったです。
 野沢菜の古漬けとは、良いアイデアだと思いました。
 はい、きっとお気に召していただけると思います。
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