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発表会 2018年

<2018年2月4日>

 今年もギター教室の発表会がやってきました。

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 個人レッスンのため、他の生徒さんみなさんに会えるのは、年末の忘年会と、この新年会を兼ねた発表会です。

 新規のメンバーで、始めてまだほんの三ヶ月、という方から、 
 もう長い方まで、
 都合で参加できない方も数名おられますが、
 ほとんどみなさん揃いました。

 みなさんの演奏を聞くのも、
 自分が演奏するのも、
 ドキドキしつつ、ワクワクしつつ、
 とても楽しみです。

 私は今年もソロで アルハンブラ を弾きます。
 昨年、爪がひどくて音にならず、志願の再挑戦です。

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 今の先生について5年くらいでしょうか。
 初参加のときから、なんとなく恒例になってしまった先生とのデュエット、今年もやります。
 「かあさんの歌」 と 「踊り明かそう」 の2曲です。

<「かあさんの歌」>
 
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私は上のパートです。
歌はよく知られていますし、単独で自分のパートを弾くのはそう難しいものではないのですが・・・
合わせるとなると、これが難しい・・・

一番のポイントはここ!
真ん中のページの最終段の2小節から、右のページの一番上の段の2小節に続くところです。
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主旋律は下のパートに移っていて、私は3連符でオブリガートのように伴奏するのですが、
主旋律と3連符はリズムがずれるので、主旋律に引っ張られると、たちまち合わないのです。
単独で弾くとなんの問題もないのですけど・・・
ほかの部分にもあるのですが、この部分は3連符部分が長いので特に苦戦しました。

もっとも、元々ずれているので、本当にずれても目立たず、気付かれにくいのが救いです。
実際、本番でずれましたが・・・
小節の頭で合わせて、なんとか・・・

<「踊り明かそう」>

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こちらも私は上のパート。 旋律です。
伴奏の先生は楽譜にとらわれず、自由にアレンジなさいます。
私の旋律は見たとおりに弾きやすいのですが、音を外すとごまかしが利かず、すぐわかってしまいます。
曲もよーく知られているので、かえって緊張します。

こちらのポイントはここ。
発表会 2018年_d0264892_116136.jpg ドの音の横に4とあるのは、左手の小指のことです。
 弦を押さえる左手の指は人差し指を 1の指、中指を 2の指、 薬指を3の指、小指を 4の指、と呼びます。

 人差し指で押さえているソの音から、 小指でドの音を押さえるときに失敗しやすくて、
 これを外すと、のっけからこけてしまうので、
 一番緊張する音です。

いやあ、なんとかまとまりました。

 アルハンブラ は、もちろん素人の域を出るほどの腕前ではありませんが、今弾ける最善の演奏の8割くらいのできだったと思います。
 長く悩んでいた爪と音も、良くなってきた実感がありました。
 
 私の目標は、80歳になっても アルハンブラ を弾けていること
 忘れないように、発表会が終わっても練習していようと思います。

 みなさんいっしょうけんめいで、それぞれに最善を尽くして楽しかったです。
 11番の「エルチョクロ」は、12番を弾かれた生徒さんと、そのご主人のフルートとのデュエットでした。
 ご主人は生徒さんではありませんが、特別参加です。

 このあとは新年会をかねての食事会。
 今回は立食の趣向でしたので、写真は写していられませんでした。

 お料理はいつものスペイン料理。
 アヒージョも、サラダも、カルパッチョも、オムレツも、
 ペペロンチーノのパスタや、3種類のパエリアも、
 カールスバーグのビールとワインをお供に
 どれも美味しくお腹一杯いただきました。
 
 さて、来年は何を弾きましょう?

 緊張しますし、練習通りにいきませんし、なにやってるんだろう、と自分で自分にあきれますし、
 指も震えて、心臓もおどりますが、
 発表会の緊張感はどうして癖になります。


  
by spring-ephemeral | 2018-02-10 02:02 | コンサート・ギター | Comments(8)
Commented by zuxtotabi at 2018-02-10 18:27
ニャンです。ご無沙汰しておりました^^;
何か続けていきたいと思うことがあるのは良いですね。
指を動かすことも脳活性化に繋がりますね。^^
「七草の湯」「笹屋ホテル」共に、炬燵があるのが良いですね。何だかホッとします。
七草の湯、海に近いわけでもないのに、本当にお刺身が新鮮で驚いた記憶があります。
今年の冬は、大寒波が何度やってくるの?と思うほどに寒いですから
温泉のぬくもりがいつも以上に有難く感じる冬ですね。^^
Commented by saint-arrow-mam at 2018-02-10 19:08
shinmamaです。

八分音符と3連符、、、メンデルスゾーンの「浮雲」を思い出します。
↓ 楽譜をアップされている人がいました。
http://sakurako.at.webry.info/200605/article_17.html
右手と左手で 別のリズムを刻む練習を この曲でいやというほどしました。
自分で 両方を演奏するとリズムがつかめますが、二人では 大変でしたでしょう。
>小節の頭で合わせて、、
正解!! それしかないですよね。(笑)

>のっけからこけてしまう
わかります、わかります。(笑)
ここ一番、、という音ですものね。

昨日 大萩さんの演奏を聞いたばかりですので、エストレリータの曲名を見ると、
彼の演奏したギターの音色が聞こえてくるようでした。

でも 爪も大事にならず、無事に終って良かったですね。
私は 次の発表会が3月に、、、。
Commented by パンジー at 2018-02-11 17:08 x
おたまじゃくしを拝見するのは、もう何年ぶりでしょうか?
難しい数式を見たときのようなため息が出てしまいました(笑)
80歳でアルハンブラを演奏なさるとき、お声かけてくださいね。
横断幕抱えて長野まで馳せ参じます。
ただ条件が一つ、私の足腰頭が元気でないとね…
Commented by よし坊 at 2018-02-12 08:49 x
アルハンブラの思いでは僕は引けませんでした。と言うよりそこまで上達する前に止めてしまいました。

和室はやっぱり良いですね。広い部屋に泊まるから(写真から判断して)落ち着きますね。朝の梅干しとお茶・・・このサービスは昔は当たり前でしたが今はスッカリ無くなってしまいましたが、この宿には有るんですね!さすが老舗です。

ギターと爪の悩みは僕もよく解ります。
Commented by うつきよう at 2018-02-12 22:27 x
ニャン様、

 指先を使う、
 右手と左手が違う動きをする、
 というところで、認知症予防には良いのではないか・・・というので、
 「ボケ防止」が同年代の生徒さん仲間の合言葉になっています(笑) 
 長野の冬は、部屋の暖房が効いていても、
 足元がなんとなくすうすうしますものね。
 こたつは必須アイテムですよね。
 今年はほんとうに暖かくなってきませんね。
 明日の朝もマイナス7度の予報が出ていました。
 温泉の引力を感じる日が続きます(笑) 
Commented by うつきよう at 2018-02-12 23:03 x
shinmama様、

 ギターでも、低音を弾く親指が8分音符で、他の指で3連符を弾くこともあるのですが、
 ひとりで弾く分にはリズムを刻むことができるのですが、
 ふたりでとなると・・・
 隣の音を聞いてしまうと、3連符の真ん中の音を弾くタイミングがね・・・
 音合わせも回数できませんでしたし。
 「かあさんの歌」をよくまあこんな風に編曲しますね!
 とブツブツ・・・(笑)

 「エストレリータ」は短い曲ですが、ギターらしい魅力にあふれていて、
 発表会で弾いた生徒さんは、「この曲が弾きたくてギターを始めたようなものよ」と言っていましたし、
 私も初めて弾いたとき、「ギターやってよかった」と思いましたもの。
 大萩さんの「エストレリータ」、素敵だったでしょうね!
 いいなあ・・・
 想像しただけでため息が出ます。

 shinmama様の次は3月ですか!
 おや、もうすぐですね。
 上田の地から応援してま~す!(^^)! 
Commented by うつきよう at 2018-02-12 23:22 x
パンジー様、

 ありがとうございます。
 ギターは腰をかけて弾くので、足腰が多少悪くなってもなんとかなるかもしれませんが、
 指が震えて弦を押さえられない・・・とか、
 白内障で楽譜が見えない・・・とか、
 不安材料がふつふつと・・・(笑)
 80過ぎてなんの音沙汰もなかったら、
 「さては物忘れがひどくなったな」とお察しくださいね(笑)
 
Commented by うつきよう at 2018-02-13 00:30 x
よし坊様、

 まだ遅くありません!
 再開しましょう!

 朝の梅とお茶、おっしゃるとおり、見なくなりましたね。
 お茶飲みをする長野県の宿ならでは、かもしれませんね。
 ヤクルトもちょっと嬉しいです。
 かつて団体旅行が隆盛のころでも、個人客を大切にしていた宿ですし、
 老舗の風格を感じます。  
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