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小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~

<9月19日>

 『真理』 の夕食の時間が近づきました。
 6時でお願いしてありました。 5分前くらいに、準備が整った旨の電話があり、部屋まで迎えに来てくださいます。
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玄関ロビーの奥が母屋の食事処になっています。

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写真が良くありませんが、
夕食は奥の和室で、掘りごたつ式になっていました。

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机の上にはお品書き。 小さいと思いながら開くと、文字が並んでいるばかり。

「それぞれの料理のテーマです。 あえて詳しく書いてありません。 どんな料理が登場するか、想像されながら、楽しみになさってくださいね」 

詳しいお品書きは後でちゃんとくださるそうです。

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0215347.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0304643.jpg食前酒は島スダチと梨のすりおろし。

まずは生ビールと。

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0375128.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0381244.jpg
前菜の手前は枝豆とうふ。

前菜のひと品ひと品は、細かな細工がされていて、
ぱくっと食べてしまうのがもったいないくらいです。

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半生のこびき麺は、特別に平打ちにしてもらっているそうです。
諸味つゆで。
薬味の ぼんぼり は、白身の魚を丁寧に炒ったものです。


おかわりしたいくらい。

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ワインは一本半空きました。 

ここでアラカルト料理の登場。
小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0493177.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0503411.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0505684.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_0535299.jpg3品のうち、ひとり2品選べます。

オリーブ牛をふたつ。
自家製諸味塩だれで、

渡り蟹とおこぜの薄づくりは、ふたりでシェアしていただきます。

渡り蟹は塩ゆがき。
そのままでも、自家製旨酢ででも。

おこぜは自家製オリーブ胡椒で。

おこぜは後でから揚げとなって登場しました。



さて、メインともいうべきお造りと地物野菜。 4種の醤油で味を比べながらいただきます。
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小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_18106.jpg板前さんがお造りを運んできて、
お醤油のそれぞれを説明してくださいます。

お醤油の「お品書き」にもそれぞれのお醤油の説明や、
裏にはお醤油のあれこれが書かれています。

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お造りは、つぶ貝、いか、あこう鯛、真鯛、さわら(もしかしたら記憶に間違いがあるかもしれませんが)
お醤油は、白身の魚が多いこともあり、
左端の薄口生揚、と次の生あげ が美味しかったです。

島野菜は、ラディッシュ、ハスいも、なす、アスパラ、きゅうり。
生のアスパラが甘くて美味しかったです。 
きゅうりも細すぎず、これは諸味だれが合います。

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1315311.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1321638.jpg
鯛のトマトスープ煮。
ころ鯛の香草焼き。

ともに洋風のテイストですが、
スープの出汁も良い味で、
野菜もふんだんなのが嬉しいです。

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米いかとお芋の叩き揚げ は小豆島の塩であっさりと。
熱々でこれも素朴ながら、おいしいひと品でした。

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1403899.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1405455.jpg
ハモのお澄まし。
大きなハモでした。

ご飯はおこげもきれいに盛り付けてくれました。

自家製のつけものと、諸味みそをお供にいただきます。

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いちじくと、いちじくのアイスクリーム。

見た目に味に、器に、スタッフに、すべてに文句なし。 美味しかったです。
野菜と魚が中心のためか、お腹いっぱいでも重くなりません。


小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1512418.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_1514733.jpg部屋への帰りに、囲炉裏で自家製果実酒をいただきました。






ツレアイはレモンをロックで。
私は無花果をソーダで割って。
デザートワイン代わりのつもりですが、デザートワインほど甘くありませんでした。

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_252582.jpg小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_255037.jpg
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<9月20日>

小豆島の宿 その1 『島宿 真理』 ~食事~_d0264892_2123845.jpg朝、新聞と、牛乳またはコーヒー牛乳が届きますが、
私はこどものころから牛乳に対して腸の耐性が弱いので、オレンジジュースに。
ツレアイもオレンジジュースにしてもらいました。

朝食は坪庭の向こうに見えるテーブルのお部屋でした。
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朝も、小豆島の味をいただきました。
胡麻のご飯が、香りがよく、とても美味しかったです。

食後のコーヒーは
「まだ少しありますからどうぞ」と置いてくれたポットに
たっぷり入っていました。
おかわりが欲しいときもあるので、
嬉しかったです。


夕食も朝食も、美味しくいただきました。
本州の宿とは違う小豆島らしさを味わうことができて、良い経験でした。
by spring-ephemeral | 2015-09-28 02:36 | 宿を楽しむ~近畿・中国~ | Comments(4)
Commented by よし坊 at 2015-09-28 13:05 x
先ず驚くのは風呂にお酒を丸々入れる〜?僕の場合は急性アルコール中毒で救急車で運ばれてしまうかも知れません。
貸切湯はご夫婦で入られたようなので安心しました。
部屋のお風呂も開放感が有りますね。とても気持ちよさそうです。

さて、食事。
期待を裏切らない素晴らしい内容ですね。ビックリしました。
一つ一つ感じ取りながら味わいながらじっくりと食べる。そお思っただけで写真から味が解るように思います。
Commented by うつきよう at 2015-09-28 23:44 x
よし坊様、

 酒風呂になんて初めて入りました。
 湯気がふわりとお酒の匂いがしましたから、
 お飲みになられないよし坊様でしたら、本当に酔われるかもしれませんね。
 ご心配をおかけしました(笑)
 ちゃんと仲良く入りました(笑)

 海に囲まれていますから、
 魚が豪快に出てくるような料理を想像していましたが、
 良い意味で裏切られました。
 おっしゃるように、味の違いを感じながら、ひと品ひと品、味わい深くいただきました。
 小豆島でこそ、というお料理に感じ入りました。

 
Commented by ニャン at 2015-09-29 09:30 x
お料理の美味しさが飲まれたアルコールの量で
どれほど美味しかったか想像できます。^^
魚料理が豪快にというのではなく、丁寧にそして繊細な味付け
器との調和も良いですね。
予約が取りにくい宿はこのお料理にも表れています。
醤油会席なんてテレビでは紹介されていましたが、なるほど。^^
うつきよう様のブログを拝見した、醤油好きの夫にとっても憧れの宿となったようです。
Commented by うつきよう at 2015-09-29 10:08 x
ニャン様、

 例外もあるのですが、
 ワインが一本半空くときは、間違いなくお料理良いです。
 瀬戸内が控えてますから、鯛の舟盛り、みたいな豪快な料理を想像していたのですが、 
 細やかなメニューでした。
 醤油会席・・・ねえ? お醤油でどんなふうに会席になるのだろう?
 と、?をいっぱい頭に浮かべていたのですけど、
 なるほど! と感心しました。
 それぞれのお醤油だけちょっと味見をしても、どれも美味しかったです。
 残念ながら、宿で出されたお醤油は非売品でしたが、手に入るものなら手に入れてきたかったです。
 行く前は予約が取りにくいと聞いてもピンとこなかったのですが、
 今は、よくとれたものだと、幸運に感謝しています。
 船というひと手間はありますが、とってもおすすめのお宿です。
 ぜひ!
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