<5月5日>
ホテルをチェックアウトし、万座毛に寄ったあとは 『琉球村』 に行きます。
『琉球村』は9軒の伝統的家屋が移築され、昔ながらの沖縄の風情が再現されている、テーマパークです。
どこへ行っても、
「わ」ナンバー、すなわちレンタカーがずらりと並んでいる沖縄の観光地ですが、
ここは、「わ」ナンバー以外の沖縄ナンバーも多く見られたので、
地元でも人気らしいとわかりました。
ここも、クーポンを使えるので、券売所で入場券と引き換え、さあ、行こうとすると・・・
鳴り物とともに、王様ご一行がご入場です。
後をついて行きましたが、大網を見ているうちに、ご一行は村内に入って行ってしまいました。
村内の道すがらも、雰囲気がうまく再現されていて、人工の村とは思えません。
池の前の広場で、「道ジュネー」が行われていました。 王様の御前で、踊りが披露されています。
沖縄の年中行事をアレンジしてあるそうです。 観客の皆さんが集まっている間に、静かな村内を散策すべく、その場を離れます。
広場では獅子が愛嬌をふりまき、玉を上手にキャッチして喝采を浴びています。
村内では機織りを体験できたりもしています。
お目当ての旧大城家がこの先にあります。
ここでは、お休み処クーポンで ぽーぽーとオリジナル薬草茶 がいただけます。
沖縄の家に見られる石の衝立のような建築物は
「ヒンプン」 というそうです。
ひとつには、沖縄は、台風の通り道といわれますが、強い風を左右に逃がして、風の威力を弱めるため、
また、沖縄の家には玄関がなく、特に夏は戸を開け放って過ごすので、通りから家の中が直接見えないように、目隠しのため、置かれているのだそうです。
家の中から表を見遣りながら、沖縄の暮らしに吹く風を感じた一時でした。
大城家を出ると、村の出口は近いです。
陶芸工房の中はシーサーがいっぱい。
大小も様々。
値段も様々ですが、
立派なシーサーは高くてびっくり。
水牛がサトウキビを挽く石を回しています。
お客さんの記念写真に
ちゃんとカメラ目線で収まっていました。
流神溝は水道のようなものでしょうか。
9軒すべての家屋は見てまわりませんでしたが、コンパクトに沖縄の昔ながらの雰囲気を楽しみました。