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鰺ヶ沢温泉 『水軍の宿 』

9月13日の宿泊は、鰺ヶ沢の 『水軍の宿』 です。

 ここまで全く不都合がなく、気付かなかったのですが、
 借りた車のナビは、けっこう古かったようです。
 というのも、電話番号で入力して、着いたところは、『水軍の宿』の、いわば本館にあたる『ホテル山海荘』という宿で、
 肝心の『水軍の宿』は見当たらず、電話をして迎えにきていただいた次第。

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実は、この大きな看板、
見ていたんです。
でも、塗装が薄くなっていて、
ただの広告塔かと思ってしまいました。

ここだったんです。

(写真は翌日、出発時に撮影)

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ともあれ、無事に到着できました。

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ロビーで、
ごぼうのお茶と、
「なべしり餅」という、女将手作りのお茶うけをいただきます。

ご飯に粉をまぜて搗き、
焼いたもので、
長野にも似た郷土食があります。

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古い道具がところどころに置かれた通路を通って、
部屋に案内してもらいます。

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こじんまりした和室に
かけ流しの温泉露天風呂がついたお部屋です。

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冷蔵庫に冷えたお菓子。
水まんじゅうのようで、おいしかったです。

最近は部屋にコーヒーメイカーを置かれる宿が増えました。
こちらにはバリスタがありました。


着替えて大浴場に行きます。

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こちらの大浴場は公衆浴場も兼ねていて、
浴室にはシャンプーやせっけんは置いてありません。
宿泊客は、浴室入り口近くで、
好きなシャンプーのセットを選んで、持って入ります。

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写真右手に公衆浴場としてのの入り口があります。

「番台」の右が男湯、左側に女湯。

公衆浴場ですから、地元の方も入りに来ます。
露天風呂で、
弘前から新鮮な魚を買いに来て、
ついでに入って帰るという、同世代くらいの方と話しました。

当然、写真なんて撮れません。

翌朝、まだ一般のオープン前のお風呂に行くと、なんと、私ひとり。
広い内湯も、舟の形の露天風呂も、ぜいたくな貸し切り状態でした。

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湯上りは、冷水の置いてある宿泊棟に戻り、ラウンジでひと休み。
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目の前の広い庭を、建物がくるりと囲んでいます。
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ところで、こちらの温泉は、30万年前の海水が温泉になったもので、『化石海水温泉』というのだそうです。
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海辺の温泉はたいてい塩辛く、
しょっぱいだけでなく、「にがり」の味もして、
不味いことがほとんでです。
ここの温泉も、もちろん塩がきつく、飲めませんが、
舌に触れる味は
苦味がまったくなく、塩味に甘みが加わって、
むしろ美味しい味でした。

さて、夕食は部屋でいただくことになっています。 楽しみです。
by spring-ephemeral | 2014-09-19 02:11 | 宿を楽しむ~東北~ | Comments(4)
Commented by パンジー at 2014-09-19 07:54 x
ほっほほ~、面白そうなお宿ですね。
塩味のきついお湯…はてさてどこかで頂いた覚えが…
あっ、小樽です❢  化石海水ではありませんが…
近くまで?行っていたので、知らない土地なのに親しみを感じます。
ふむふむ…またまた( ..)φメモメモが増えまするぅ~。
Commented by shinmama at 2014-09-19 14:04 x

「うつきよう様 鰺ヶ沢温泉 に行かれたみたいよ」と私。
「どこ?」と主人。
「私たちもツアーで行ったじゃない」と私。
「覚えてない」と主人。

ガックリくるどころか 忘れているのをいいことに 
もう一度行けるかもしれないと喜んだのでした。

今度はツアーでなく 個人で行けるように
パンジー様に負けないように ( ..)φメモメモ
Commented by うつきよう at 2014-09-19 23:28 x
 パンジー様、

 そうなんです。
 なんか、面白いお宿なんです。
 豪商の古民家風でもあり、
 古道具も、特に説明があるわけでもなくて並んでいて、
 素朴でもあり、ところどころレトロモダンでもあり・・・
 今風でもあり・・・
 楽しいお宿でしたよ。

 実は私も。
 パンジー様がねぶたをご覧になった場所は近いかしら・・・?
 と、思いながら、青森市内を抜けました。
Commented by うつきよう at 2014-09-19 23:45 x
 shinmama様、

 同じだなあ、と思いながら読ませていただいてました。
 
 最近は、「覚えてないのお?」 などと深く追求せず、
 思い出さなくていいよお・・・と内心つぶやいています。
 はい、理由はshinmama様と全く同じです(笑)

 shinmama様がいらしたのは、
 白神山地から八甲田に行かれた時でしたよね。
 あれ?shinpapa様より覚えているかも・・・(笑)
 白神山地はまだ未踏の域なので、今回考えたのですが、
 行程がちょっと無理だったので、また次回の楽しみに残しました。
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