<2024年10月13日> 最寄り駅からの送迎サービスがある宿は多いですが、山が海に迫る伊豆は特に多い気がします。 今回河津と熱川に宿泊しますが、双方の宿とも、最寄り駅からの無料送迎(要予約)があります。 そこで、今回は車を借りず、無料送迎を利用させてもらうことにしました。 2日目、河津から伊豆熱川まで電車で移動します。普通電車で15分ほどです。 送っていただいて、宿から駅に着いたころはホームも閑散としていて、のどかそのものでしたが、 電車がやってくるころになると乗客もそれなりに集まってきました。 河津は伊豆急下田から2つ目の駅です。 車内は空いていましたが、外国人の乗客のほうが多いようでした。 中吊り広告は、伊豆急グループのものでした。 伊豆半島をぶどうに、富士山をぶどうの葉に見立てているデザインがなかなか良いと思います。 近過ぎてうまく撮れていませんが、今井浜海岸駅の駅舎が、一見レンガ造りの山小屋風で洒落ています。 トンネルを抜けると見えてくるのは伊豆稲取。 窓に、伊豆諸島の島々を表す横広のステッカーが貼ってありました。 片瀬白田まではトンネルもなく、広々とした海が見渡せ、 桟橋では釣りを楽しむ人の姿がありました。 伊豆急の電車は様々なデザインがあります。 単線なので通過待ちの電車に出会うことが多いので楽しみです。 これは「アロハ電車」の青バージョンでした。(帰宅後検索) 線路の傍に温泉の湯気をみると熱川駅です。 熱川駅では次のホテルの送迎時間まで間があるので、駅周辺でお昼にすることにしていますが、 正面(海)側に出ても、駅の近くに店が見当たりません。 そこで山側に出てみます。 駅を背にしてゆるく上っていくと「バナナワニ園」があります。 「バナナワニ園」への途中に食堂と蕎麦屋さんがあり、今回は蕎麦屋さんに入りました。 店の中はそんなに広くはないのですが、立地の良さからお客さんが入れ替わり立ち替わり寄られます。 ちょうど一組出てこられたので、タイミング良く入れました。 私の頼んだ冷たいとろろ蕎麦。 私自身は玉子がなくてもかまわないのですが、玉子がつかないところも多い中一個ドンと入っているのは太っ腹です。 ツレアイが頼んだのはカレーうどん。 カレーうどんを頼むと、紙エプロンをつけてくれます。嬉しい気配りでした。 蕎麦はコシがあり、とろろのせいばかりではなく喉越しもなめらかでした。 次にまた同様の機会があったら、手前の食堂に寄ってみようかな 頃合いも良いので駅に戻って送迎を待ちます。 #
by spring-ephemeral
| 2024-12-07 01:20
| お出かけ ~関東・伊豆・箱根~
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<2024年10月12日> 2泊で伊豆に行ってきました。 今年の旅行は、酷くはないにせよ、天気に恵まれなかったことが多かった気がしているのですが、 この日は晴天で、雲がかかりながらも浅間山が久しぶりにきれいでした。 背の高い鉄塔が赤城山の裾野に向かって並んでいる様子は壮観です。 伊豆の海もきれいな青です。 晴れると海の色も鮮やかです。 水平線には薄雲があって大島はぼんやり程度。 1日目の宿は『磯あるきの湯宿 潮雲(うしおぐも)』。 伊豆急河津駅から徒歩5分ですが、無料送迎サービスがあるのでお願いしました。 2022年オープンの新しい宿で、伊豆熱川の宿『奈良偲の里玉翠(ならしののさと ぎょくすい)』の姉妹館です。 暖簾が揺れる入り口の門が『玉翠』を彷彿させます。 玄関をあがると正面にロビーがあり、お菓子とお抹茶をいただきながらチェックイン。 食事時間やメニューの確認などすませ、ロビー入り口に見える箪笥で浴衣を選んで部屋へ案内してもらいます。 ロビーを出て玄関を右に見ながら左手奥へ。 つきあたり右に部屋に行く階段がありますが、階段の手前の一画に「磯歩き」のグッズが揃えられています。 宿の前がすぐ海になっているので、磯歩きが楽しめます。 それに必要な、お尻の下に敷くマットやサンダル、日傘、バケツや遊び道具などをこの棚から借りることができます。 この日は風もあって涼しく、我が家はでかけませんでしたが、夏などは良さそうです。 『潮雲』は2階が客室になっていて全7室。 今回の我が家の部屋は「河津浜一望レトロモダン角部屋~御蔵~」です。 重厚な扉を開けて踏み込みを上がると、左手にトイレ、右手に洗面台があり、 正面の、これまた重厚な引き戸を開けると部屋になります。 (HPによると)12畳の琉球畳が敷かれた和風ベッドルームで、客室とデッキテラスを含めた広さは約45㎡。 デッキテラスには温泉かけ流しの露天風呂が設えられています。 テラスから見下ろすと、庭の向こうの道路を渡ったところから海に下りて行けることがわかります。 目の前の道路標識が目立ちますが、左に視線を外すと、広々とした海が広がっています。 <大浴場~海鳴の湯~> 玄関前を通り過ぎて行くと、大浴場が2ヵ所あります。 その奥にはマッサージチェアのある湯上り処と、湯上り処の手前には瓶入りの牛乳とコーヒー牛乳。 大浴場は時間帯によって貸し切り風呂として利用できますが、夕食時間帯ころまでは手前の「海鳴の湯」が女性専用です。 シャワーが二つの、小さなお風呂です。 内湯が「あつめの湯」、陶器の露天風呂が「ぬるめの湯」。 どなたもおられず、計らずも貸し切りのようになりました。 夕空に月齢9日の月が輝きます。 まもなく夕食の時間です。 <夕 食> 食事は1階、ロビー奥の食事処の個室でいただきます。 夕食は特選料理<水天会席>をお願いしてあります。 食前酒:梅酒ソーダ割 先附:胡桃豆腐 前菜は左の状態であらかじめ用意されていて、スタッフがあとから 有頭海老の塩焼き を持ってこられます。 前菜 左:烏賊オクラ和え 鯵寿司 栗チーズ 銀杏 右:無花果ワイン煮 左:サッポロ 静岡麦酒 ふじのくに限定 右:シャブリ 左:先椀(すまし汁仕立て 鱧 青紅素麺 舞茸) 右:御造里(伊勢海老 あわび 伊佐木の姿造り ホウボウ メイチ鯛 鮪)天城本山葵 強肴左:鮑のステーキ 肝ソース 右:伊勢海老のグリル アメリケーヌソース ※ 1人ずつ選べますので、ひとつずつお願いしてふたりでシェアしました。 温物:(国産牛の陶板焼きか金目鯛のしゃぶしゃぶを選べますが)ふたりとも金目鯛のしゃぶしゃぶを選択 シャブリを飲み切ってしまいましたので、ツレアイは日本酒を、私はワインをグラスで1杯ずつ追加。 (写真をとりそびれたのでメニューで) 煮物:金目鯛の姿煮。 スタッフが捌いてそれぞれに盛り付けてくださいました。 熱川の『玉翠』の姉妹館ということで、料理が良いだろうとは思っていましたが、 飲み物を追加する場面があまりなくなった昨今、久しぶりに追加となったほど、内容、量ともに期待以上でした。 <2024年10月13日> 2日目も良いお天気ですが、水平線は霞んでいます。 <大浴場~潮騒の湯~> 朝は奥の「潮騒の湯」が女性専用です。
内湯のみですが、壁の上部から外気が入ってきます。 前日の「海鳴の湯」より広々しています。 幸運にもこちらもひとりで、貸し切りのようでした。 <朝 食> 夕食と同じ食事どころの個室で。 朝食は(選択ではなく)洋食というのが珍しいです。 メインのソテーは魚(この日は鰤)、ホタテ、ベーコンから選べます。私はホタテ、ツレアイはベーコンを選択。 オニオンスープ、かぼちゃと鮑のグラタン、オムレツ、サラダなど。 コーヒー(この日はアイスコーヒーにしました)で〆。 チェックアウトは11時。 時間までゆっくり過ごしました。帰りも駅まで送っていただく予約をしています。 ※ この1年半ほど、宿泊代の高騰が著しく、伊豆などの人気温泉地は、ひとり1~2万円単位で跳ね上がっている中、 部屋はこじんまりしていますが、テラスに露天風呂がつき、その他に館内には小さいながら大浴場もあり、 さらに夕食をアップグレードしても、(今後はわかりませんが)連休料金でひとり4万円代半ばはとても価値があると思いました。 #
by spring-ephemeral
| 2024-12-02 23:33
| 宿を楽しむ ~伊豆・箱根~
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<2024年10月某日> ある日、通りすがりに、駐車場に停まっていた車のナンバープレートにおや?
いわゆる「5ナンバー」とか「3ナンバー」とかいう、地域名の横の数字。 一桁目が数字ではなく、アルファベットになっていました。 ナンバーが足らなくなった? ちょうど、車の点検があったので、担当スタッフに聞くと、 都会では足らなくなってきたらしいそうな。 地方はまだ数字だけで足りているらしい。 #
by spring-ephemeral
| 2024-11-29 01:44
| 日々のこと
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<2024年10月5日> 友人に誘われて、というか、友人につきあって合唱を聞きに行ってきました。 合唱団の関係者の娘さんが友人の小学校の同級生で、その同級生から無料招待券をもらったのでつきあって欲しいと友人に誘われ、 快諾して合唱を聞きに行き、帰りにお茶しておしゃべりしてきたのが昨年のこと。 「今年も招待券もらったんだけど、空いてない?」と今年も連絡が。 前の日だったら、前回のブログのギターコンサートと重なるところでしたが、幸い重ならず、 「いいよぉ」というわけで今年も出かけていきました。 会場は上田市交流文化芸術センター サントミューゼ 大ホール。 この写真はコンサート終了後に撮りましたが、なかなか盛況でした。 上田グローリア合唱団は、上田市で最も歴史のあるアマチュア合唱団です。 正直なところ、友人も私も合唱にはさほどの関心がないのですが、 団員のみなさんが楽しそうに歌ってらっしゃるので、知らない曲でも、聞いているこちらも楽しくなります。 ただ、お見かけすると、団員のみなさんの平均年齢はお若いとは言えないようで、親近感が・・・ 今回のプログラムの前半Ⅱ「混声合唱のためのメドレー 続・TOKYO物語」。 昭和30年代の歌謡曲をアレンジした合唱シリーズで、団員のみなさんのちょっとしたパフォーマンスや演出ありで、 合唱のハードルが下がって一気に親しみやすくなるプログラムでした。 さて・・・この歌、だれが歌ったっけ? 1.「東京だョおっ母さん」― 島倉千代子 2.「有楽町で逢いましょう」― フランク永井 ここまでは大丈夫・・・ 3.「ガード下の靴みがき」 私 :「これって美空ひばり?」 友人:「ううん、宮城まり子」 4.「上を向いて歩こう」― 坂本九 5.「おーい 中村くん」 友人:「これ、どんな歌だった?」 私 :「♪おーい なっかむらくーん・・・」と耳元で口ずさんでみせる (ちなみに、歌ったのは若原一郎) 6.「下町の太陽」 私 :「吉永小百合?」 友人:「ううん、倍賞千恵子」 7.「ウナ・セラ・ディ東京」 友人:「マヒナとかのグループだった?」 私 :「ううん、ザ・ピーナッツ」 8.「こんにちは赤ちゃん」― 梓みちよ 9.「見上げてごらん 夜の星を」― 坂本九 楽しいプログラムでした。
それにしても宮城まり子はよく出たね! 今年も演奏会の後は友人とお茶しておしゃべりして帰ってきました。 #
by spring-ephemeral
| 2024-11-25 01:08
| コンサート・ギター
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<2024年10月5日> カフェ&スペインバル『アランフェス』のコンサートに行ってきました。 今回は日渡奈那(ひわたり なな)さん・クリストフ・ボーダーさんご夫婦によるデュオコンサートです。 お二人はスイス在住でスイスを中心に活躍なさっています。 日本には一時帰国され、『アランフェス』で最後のコンサートを終えられたら、翌日にはスイスにお帰りなるとか。 奈那さんは『アランフェス』で今まで何度か弾かれているそうですが、『アランフェス』との関係はというと・・・ 『アランフェス』は私のギターの先生の息子さんがやってらっしゃいますが、 奈那さんが学生時代、先生の蓼科の山荘に合宿で来たのが最初の出会いだったそうです。 ギター教室の私より古くからの生徒さんや、山荘や『アランフェス』でのコンサートを聞きにいらっしゃるご常連さんなどは、奈那さんのお若いころから知っていて、 「大きくなったよねぇ」というのは奈那さんではなく、奈那さんのふたりのお子さんのこと。 「ほんとに上手になった」というのは奈那さんのギター。 みなさん、ご自分の娘さんの成長を見ているような気持ちになってらっしゃいます。 左の椅子に奈那さん、右の椅子にクリストフさんが座られ演奏されました。 デュオコンサートは楽譜がたくさん。 クリストフさんはギター製作もされておられ、今まで32台作られて全て売れたとか。 (全部売ってしまって自分のはどうするのだろう?)と奈那さんは思ったそうですが、 33台目が間もなく完成して、この日のコンサートで弾かれているギターがその33台目とのことでした。 おふたりのギターは、弾き始めも、間も、隅々までぴったり合って気持ちのよいことこの上ない演奏でした。 やっぱりご夫婦。練習時間が自在にとれるアドバンテージは大きいかも。 <アンコール> 武満徹:不良少年(奈那&クリストフ デュオ) 松任谷由実:やさしさに包まれたなら(奈那 ソロ) どんな楽器も、王道のクラシックに始まり、あらゆるジャンルの曲を演奏することが可能ですが、 中でもギターは、どこにでも持って行くことができ、一台で主旋律から和音、伴奏までこなせ、ボディを叩けばパーカッションにもなる楽器です。 その汎用性の広さを改めて思った演奏会でした。 『アランフェス』でのコンサートは常に、本格的でありながら肩の張らない演奏会ですが、 今回は殊の外アットホームな雰囲気の中でほのぼのと楽しめたひとときでした。 #
by spring-ephemeral
| 2024-11-20 01:05
| コンサート・ギター
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