箱根仙石原 『きたの風茶寮』

<2017年4月15日>

  『きたの風茶寮』 は初めて聞く名前でしたが、パンフレットの写真に見覚えがありました。

 かつて 『元湯場 沙羅亭』 と言い、ツレアイと泊ったことがあります。
 定かではありませんが、どうやら2010年ころ閉館になり、その後、北海道の「野口観光グループ」がリノベーションを施し 『きたの風茶寮』 としてニューオープンしたようです。

 名前が変わって、どんな宿になったのか泊ってみたいと思いました。

 仙石原のバス停「仙郷楼前」のすぐ前、ちょうどカーブの曲がり角に門があって、うっかりすると通り過ぎてしまいます。

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今回は箱根湯本からタクシーを利用しましたが、少し早めに到着したためか、玄関を入って行くまで宿のどなたも気付かれなかったようです。

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中に入ると、スタッフはにこやかに迎えてくださって、レセプションの前のロビーに案内されました。

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d0264892_2115468.jpg早いといっても15分くらいなものでしたが、
それにしてはバタバタされていて
お茶を出してくださるのも少々手間取り、
そうこうする間に次のお客さんがお見えです。

大丈夫かしら、と思いましたが、
この後は何の問題もなく
気持ちの良い接客でした。

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ロビーからフリードリンクのあるラウンジ、野口文庫のライブラリーと続き、その横の通路を客室に向かいます。(写真は夕食後に撮ったものです)

d0264892_222968.jpgパンフレットにあった写真はこの水盤です。
写真は向こう側からこちら側を写したものでした。

『きたの風茶寮』 は全10室。 うちJTBと契約があるのは2室のようです。 1室は、以前に泊まった、まるで竹林の中にいるかのような露天風呂がついた1階の部屋で、当時は和室でしたが、今は和ベッドが設えられています。
今回、母を伴っていますので、畳にふとんよりは楽なものの、和ベッドではまだ高さが足りません。
もう1室の、通常のベッドが2台の和洋室のほうを取ってもらいました。

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部屋は2階の最奥です。 母は杖を使用していますが、自宅の部屋も2階にあり、ふだんから階段を上り下りしていますので、 一段一段ゆっくりですが、見た目ほど大変ではなく、本人も苦にしていません。 家の階段より段の高さがないので楽だそうです。

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部屋の鍵に年季を感じます。 新しくされても良かったような?

d0264892_10591894.jpgd0264892_10594115.jpg入り口を入ってすぐのところに水周り。
奥に部屋。

トイレは写っていない背後、入り口すぐ横にあります。


d0264892_22311482.jpg洗面はシングルボウル。
d0264892_22321239.jpgd0264892_22323365.jpg洗面所の奥に、びっくりするほど大きな内湯(温泉ではありません)と、
なんと、サウナつきでした。

サウナ好きの母にはうってつけでしたが、
温度は低めでした。

部屋は、8畳の和室、8畳の和室リビング、ベッドルーム、テラスには露天風呂とシャワースペースがあります。

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温泉は大涌谷から引湯しています。 硫黄泉、白濁のお湯です。

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冷蔵庫内はフリー。 

以前あった大浴場はなくなり、貸切の露天風呂はそのまま変わらずに貸切の露天風呂としてあります。

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1階に下り、通路脇の出口から庭を進むとどこかアジアンテイストの露天風呂があります。 屋根なしのため、天候によっては使用できません。 シャワーがひとつあります。
この露天風呂、以前は壁も白くておしゃれな印象でしたが、年月が経ったのが如実に現れていました。 

<夕食>

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食事は1階の食事処へ出向きます。 以前大浴場があったところを中心に新しく設けられたようです。

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d0264892_1144226.jpgd0264892_115491.jpgd0264892_1174865.jpg出汁がシャーベットになっていて、
融けて鍋になる趣向です。
食前酒をのみながらしばし待ちます。

d0264892_1233020.jpgd0264892_1235190.jpgd0264892_1241867.jpg3層になったお酒ベースの食前酒。 私はグラスでワイン。 母はハイボール。

料理は和モダンな会席で、どの料理にもどこかに 「桜」 があしらわれています。

d0264892_1333140.jpg北海道と静岡の味が組み合わされた前菜。
パーティションは飴細工。
とてもきれいな一品で、しばし眺めました。

d0264892_1395738.jpgd0264892_1402149.jpg北海道産あぶらこの真丈のお吸い物。
中の人参が桜の花びらでした。

d0264892_14488.jpgd0264892_1443692.jpgお造りは土佐醤油とポン酢で。
ぼたん海老、石鰈、烏賊など。

d0264892_1464152.jpgd0264892_1513047.jpgお品書きには無い、料理長からの一品。
中は・・・失念。

母が選んだ
白老牛のテールシチュー。

d0264892_1524433.jpgd0264892_15324.jpg私が選んだエゾ鮑のバター煮。

d0264892_1554915.jpgd0264892_1561222.jpgd0264892_1564157.jpg鰆の桜葉蒸し。

初鰹のサラダ仕立て。

d0264892_15828100.jpgd0264892_1585656.jpgd0264892_1591636.jpgごはんは北海道産ふっくりんこ。

香の物の中のじゃがいものバター漬けが珍しくて美味でした。

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デザートは、まずメインの抹茶アイスのトッピングとソースを選びます。 フルーツといちごソースを選択。
さらに、5種類のスイーツから好きな2つを選びます。
母は眠れなくなるからとほうじ茶。 私はコーヒーをいただきました。

盛り付けも、器も、趣向に富み、かつ華やかな食事でした。 どれも美味しく、おなかいっぱい。
でも、デザートまでしっかりいただきました。

<朝食>

d0264892_2164277.jpgd0264892_2261718.jpg同じ食事処に出向きます。
夕食は奥まった個室でしたが、
朝食は入り口に一番近い個室でした。
母に配慮してくださったのだろうと思います。

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料理長からの一品をいただき、トマトジュースを飲み、鶏肉とキャベツのスープを落花生塩でいただいているとお膳が運ばれてきます。
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魚は3種類から鯵を選びました。 ばちまぐろのユッケ、菜の花鋳込みの卵焼き、納豆、たらこ、シラスなど、どれも美味しくいただきました。 朝のご飯は ゆめぴりか でした。
d0264892_2312924.jpg朝のデザートも充実でした。
いちごのムース、みかんのぜりー、
イチゴと日向夏


以前の宿からそのまま引き継いだものも見受けられましたが、直すところは直されたようで、和モダンな、落ち着いた宿になっていました。
お風呂に関しては、良い温泉ですが、大浴場が欲しい向きには物足りないかもしれません。

チェックアウトは12時ですが、早めに発ち、東京駅から、久しぶりに日本橋三越に立ち寄りました。
顔なじみのスタッフのいるゴルフウェアのテナントに寄ってウェアを買い、遠出の遊山を満喫しました。

母は肺炎から回復してひと月半。 今回の温泉行きを楽しみにしていたので、実現できて良かったです。






 

 
 
 
# by spring-ephemeral | 2017-04-26 02:56 | お宿記 | Trackback | Comments(2)