ギター・ビオラ・チェンバロのマチネコンサート 2017年6月

<2017年6月8日>

 前回5月の「ギターとテノールのコンサート」から、あまり間がないのですが、
 いつのも 『アランフェス』 でギター・ビオラ・チェンバロのコンサートが開かれるということで、でかけてきました。

 今回はマチネコンサートです。 
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 マチネコンサート は昼間のコンサートのことで、アランフェスでは初めてだそうです。

 最初にこのコンサートの話を聞いたとき、真っ先に思ったのは、
 ただでさえ広くはない店内にチェンバロが入るのだろうか? ということでした。

 
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入ってました!

 本体の重さは40キロほど。
 お弾きになる林小百合さんは軽井沢在住で、足から外して、ご主人に手伝ってもらって普通のバン型の乗用車に乗せて持ってらしたそうです。

 演奏会が始まる前にお話を伺いながら触らせてもらいました。
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このチェンバロの材質はカエデだそうです。

鍵盤は「遊び」があるのですが、軽く押しただけで音が鳴ります。 
鍵盤を押すと、「爪」が弦で弾いて音を出す、まさに「弦楽器」です。
奏でかたは違いますが、ギターを弾く感覚と同じように感じました。

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 「弾(はじ)いて」音を出す、ギターとチェンバロに比べると、 弓で「弾(ひ)く」ビオラは大きな音が出ます。

 ギターの尾尻さんもおっしゃっておられましたが、チェンバロの伴奏はとても良く合います。 

 ギターをソロで弾かれた角さんはテクニックもですが、リズム感も抜群です。
 プログラムには無かったのですが、もう1曲弾いてくださいました。
 それが「透明人間」(私が書き込みました)です。 はい、あのピンクレディの、です。
 角さんがご自身で編曲され、初公開ということで弾き始めは少し緊張されていたようでしたが、すぐに快調なリズムがはじけて一気に弾かれました。 

 休憩時間にはスペインのタパス(小皿料理)を、バルの雰囲気で。 1ドリンクつきですが、車なのでノンアルコールのカシスソーダです。
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スペースがないので、ちょっと窮屈ですが、いつものように美味しいお料理を少しずつ。 写真撮り忘れましたが、デザートのケーキも2品。

後半の「マドリガル協奏曲」を作曲したホアキン・ロドリーゴは「アランフェス協奏曲」の作曲者です。
普段あまり聞く機会のない曲でしたので、良い機会でした。

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アンコールで、尾尻さんが手にされたのはバロックギターでした。 真田でギター工房をされている石井さんの作品だそうです。
後ろが丸みを帯びていて、瓜を半分に切ったような形をしています。
弦は2本ずつ。 これを弾くと、チェンバロとほとんど同じ音がしました。 
バロックの時代はこんな音の演奏会だったのだろうな・・・

2時間ほどの間でしたが、優しい音に包まれたひとときでした。

 
 
 
# by spring-ephemeral | 2017-06-15 01:21 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(8)