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小樽・函館2泊3日 2日目の2 ~『青塚食堂』でウニ食べ比べ~

<2016年7月17日>
 小樽運河から車で15分ほど、高島岬の先端近くにある 『民宿 青塚食堂』 の名前はかねてより聞いていました。

 ツレアイと山登りに明け暮れていたころです。
 山仲間のご夫婦が北海道の山旅にでかけ、ご主人が探して泊まった民宿が良かったと話してくれました。
 「とにかく魚が良いの。 食堂もやってるから機会があったら行ってみて」。 奥さん絶賛のそこが 『青塚食堂』 でした。
 
 ご夫婦は私の親の年代。 ご主人は先年他界されましたが、奥さんはお元気で、昨年の母たち おばあちゃん3人組北海道旅行 のひとりでした。 
 その旅行で、タクシーの運転手さんが連れて行ってくれたのが、なんとこの 『青塚食堂』。
 もちろん運転手さんはご夫婦の話は知りませんし、奥さんのほうもタクシーんの運転手さんがどこに連れて行ってくれるのか知る由もないことですから、行った先が 『青塚食堂』 だと気づいたときは、大いに驚き、感激したそうです。

  『青塚食堂』 に行こう。 次の山仲間の食事会で「行ってきたよ」と報告できるし。

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そんなわけで、お昼を 『青塚食堂』 で食べようと、決めてありました。

 駐車場は店の向かいにありますが、もう一杯。 私が降りて行って聞くと、「店の裏へ」。 裏へ回ると、そこも
すでに満車。 困っていると店の方が出てきて 「あっちだこっちだ言われて気の毒でしたね。 無料券が出るので水族館の駐車場にどうぞ」。

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店の先は岬のほとんどつきあたりで、そこに「小樽水族館」の駐車場がありました。 左下が駐車場入り口の建物。 青い屋根は廃屋? 高台に見えるのは「小樽市鰊御殿」です。 水族館は鰊御殿のさらに奥で見えません。

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店の前の道路を渡ると海はすぐそこです。

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店先では炭火で豪快に鰊が焼かれています。

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時間は午前11時。 開店からまだ1時間しか経っていません。 車を停めるのに右往左往している間にもお客さんが次々やって来ました。
中に入ると、「名前を書いてお待ちください」。 そんなこともあろうかと事前に予約しておきましたので、「はい、予約の うつき様、こちらへ」 とすぐに案内してもらいました。

 ひととおりメニューは見ましたが、ウニ丼を食べようと決めていました。
  ―ウニ丼ふたつ。
 てきぱきと注文をさばいているおばちゃんに頼みます。
 「バフン? ムラサキ?」
  ―バフンで。
 するとおばちゃん、
 「うーん、みんなバフン、バフン、て言うけど、ムラサキも美味しいんだよ。 ふたりともウニ丼? なら、バフンとムラサキをひとつずつとって、食べ比べてごらん」
  ―なるほど、そうします。 お刺身のお薦めは?
 「今日は真イカのいいのが入っているよ」
  ―じゃあ、それ。 ほかには?
 「生の鰊は食べたことある? ない? 美味しいよ。 じゃあ、鰊も入っているから刺し盛をひとつ頼んでみたら?」
  ―そうします。
 目の前を大きな焼きホッキが運ばれていきます。
  ―焼きホッキもお願い。
 「はいよ、焼きホッキ追加ね」

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店内は満席。 店先で焼かれていた鰊が人気のようで、あちこちに運ばれていってます。 外国の方らしい一団も見受けられます。

待つことしばし。

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まず真イカが、 続いて刺し盛登場。 刺し盛は、左下から右まわりに、ツブ、 ヒラメ、 、 ホタテ、 タコ、 真ん中にボタンえび。 生鰊の刺し身は初めて食べました。 ちょっと身の柔らかい白身のようで美味しかった。

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ホッキも大きい。 ホッキに限らず、貝は熱が通ったほうが好きです。

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ウニ丼登場。 ごはん、 イカの塩辛、 松前漬け、 漬物、 ベビーホタテの味噌汁。 ウニは塩水です。
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左がバフン、右がムラサキ。 味、香り、甘味が微妙に違うのがわかります。
値段はバフンのほうがムラサキより高いですが(約5割増し)、 量はムラサキのほうが2割くらい多いかな。

先にバフンを、後にムラサキを食べた私は、後のムラサキのほうがあっさりしているように感じましたが、
先にムラサキを、後にバフンを食べたツレアイは、バフンのほうがあっさりしているように思うと言ってました。

要するに、甲乙つけがたく、どっちも美味しかったです。 
食べ比べもできて、大いに満足しました。
 
  
by spring-ephemeral | 2016-07-31 02:35 | 味だより | Trackback | Comments(8)

小樽・函館2泊3日 2日目の1 ~定番 小樽運河へ~

<2016年7月17日>

 天気予報は下り坂ですが、 午後3時くらいまでは持ちそうなのが幸いです。

 小樽は一度、車で通り抜けていますが、 歩くのは初めてです。
 定番、小樽運河へ。

d0264892_1293367.jpg宿でもらったガイドマップを見ながら、
まずは駐車場を探します。

浅草橋近く、「小樽運河食堂」 の向かい、
ビル(名前失念)の地下駐車場に停めました。

交差点の角で、
入り口がわかりにくいのが幸いしてか穴場のようで、
ガラガラでした。

浅草橋まで徒歩1分。
便利な場所にあります。


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浅草橋。
たまたま誰も写っていませんが、 橋の上は人でいっぱい。聞こえてくるのは中国語、韓国語、タイ語(?) 日本語は・・・ちらほら。

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遊歩道をそぞろ歩き。

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反対側にはレリーフがあったりしますが、足を止める人はほとんどいません。 因みにこのレリーフは小樽と日本海航路についての歴史などでした。

ぶらぶらと中央橋まで来ました。

信号待ちをしていると、人力車のおにいさんが声をかけてきます。 案外しつこい。 

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中央橋の向こう側へ。 別世界のように、人がいなくなりました。 遊歩道を歩く人もいません。 落差の大きさにびっくり。

人力車のおにいさんは、この先に見どころがあると盛んに言っていましたが、 不思議なもので、誰もいないとなると、モチベーションも一気に下がってしまいます。 

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橋の欄干から眺めて、戻ることにします。

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交差点の角の建物はホテルなんですね。

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運河クルーズの船が出ていきました。

車に戻ります。 短い散策でしたが、どこにでもある風景ではないので楽しめました。
一度は埋め立てられそうになった小樽運河。 今や観光の中心となりましたから、 規模は縮小されても残されて正解でした。

次の目的地へ、倉庫群の表側を見ながら向かいます。

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by spring-ephemeral | 2016-07-29 02:17 | おでかけ | Trackback | Comments(2)

小樽・函館2泊3日 ~小樽 『銀鱗荘』 部屋・お湯・食事~

<2016年7月16日>

d0264892_14829.jpg玄関を上がり、応接で宿帳に記入して、
館内の説明を聞きながら部屋へ。

『銀鱗荘』はもとは「鰊御殿」で、
宿泊用に建てられたものではなかったので、
本館などは使い勝手の悪いこともあったようです。
そのためだんだんに改修がなされ、
1990年に別館が、2004年に新館が建てられました。

新館は4階建て。
1階から3階までは各2部屋ずつ。
4階はワンフロア全てが1部屋の特別室です。


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d0264892_203540.jpg今回の部屋は2階の「相生」。

12.5畳の和室に踏み込み。
シンプルで、広く感じます。


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隣り合う2部屋は眺望が少し異なります。 小樽の港と街が見渡せるほうを希望してとってもらいました。

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ダブルボウルの洗面台がある洗面所は脱衣室を兼ねています。 びっくりしたのは浴室入り口の両側にあるフェイスタオルとバスタオルの数。 部屋のお風呂にこれだけの数のタオルが用意されているのは初めて見ました。

d0264892_2832100.jpg1間の巾全部が湯船の内湯も、
今までいろいろ見てきた部屋つきのお風呂の中でも
屈指の広さ。
比類なき広さ」と宿が胸を張るのも頷けます。

お湯は温泉です。


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すりガラスの窓の外は、玄関方面。

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浴室正面の窓からは小樽の街が一望できます。

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冷蔵庫内はフリー。
(小さなお茶のペット2つは持参したものです)

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お茶をいただいたら大浴場へ。
d0264892_2212157.jpgやや急な階段を下りると大浴場。
左が男性、右が女性。
入れ替えはありません。

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「古いお風呂です」と宿の方がおっしゃっていました。 内湯は小さめです。
地下1500メートルからくみ上げている温泉です。 滑らかな肌あたりで、塩味がします。

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d0264892_233335.jpg岩の露天風呂は宿の自慢で、宿の規模からしてもたいそう広く、
この日は雲っていましたが海が見えます。
竹垣の向こうは男性の露天風呂です。
ほかに誰もおられず貸切状態。
「広すぎてどこにいたらいいかわからない」 とツレアイ。
お湯の温度もちょうど良く、
長湯ができるお風呂です。

岬の下には函館本線の線路が走っていて、
ときおり列車の警笛や、
列車の通る音が聞こえて旅情をかきたてます。

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宿のHPに載っている、オリエンタルムード漂う湯船や湯口を見たかったのですが、男湯のほうにあり、入れ替えがないので見られず残念。 (2枚の写真はいずれもHPから)

<夕食>

夕食は時間にお迎えがきて、本館でいただきました。 このときはまだ分からなかったのですが、行ってみると、玄関横のお座敷だったので驚きました。 (※『銀鱗荘』 はフレンチレストランも併設されていて、夕食は希望すれば洋食にすることもできます。)

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中庭を回りこんで部屋に案内されると、見学の方が数人いらっしゃいました。 入れ替わりに足を踏み入れると、

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みごとな部屋に思わず声が出ます。 2間半の大神棚は大きすぎて、近くからはどう撮ってもうまく写せませんでした。

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席について振り返ると、また違った部屋の表情が見えます。 障子も衝立も金箔張り。 豪奢です。

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窓の外、曇っていましたが、少しずつ暮れてきました。

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d0264892_23485123.jpgd0264892_2349961.jpgd0264892_23493095.jpg
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d0264892_23542154.jpgd0264892_23544399.jpg鰊の小骨も気にならず、

味噌も身もきっちり詰まった
毛蟹です。

d0264892_23562559.jpgd0264892_23564362.jpgワインは久しぶりに地物。
賞を取ったワインだそうで、数量限定。
ぶどうの香りと風味がそのまま生きていて、
辛口ではありますが、口当たりやわらかです。
美味しかった!

d0264892_23594520.jpgd0264892_00820.jpgじゃがバタも
こうなるのね!

焼き物は蝦夷鮑を選択。

d0264892_011948.jpgd0264892_014431.jpgいくらご飯は自分で乗せて。

d0264892_03038.jpg〆は夕張メロン。

王道を行く海辺の懐石料理です。
素材勝負。

素材を最大限活かし、
手を加えるのは最小限。
北海道の季節の味を堪能しました。


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部屋から眺める小樽の夜景。 街の上部は雲がかかっているかもしれません。
コンデジ、手持ちですから、写り具合はもうひとつです。

<朝食>

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朝食は食事処 『石狩』 で。 本館の歴史を感じる部屋とは赴きを異にした明るいスペースです。

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部屋からは見えない側の風景が新鮮です。

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イカ刺し、卵焼き、納豆、湯豆腐・・・日本の朝ごはんです。 トマトのサラダが目をひきました。 おいしかった!

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食後のコーヒーはすぐ隣の、テラスのようなサンルームで。 オホーツクの海が眺められ、洒落た空間になっていました。

長年泊まってみたかった 『銀鱗荘』 は、古さと新しさが違和感なく融合した、居心地の良い宿でした。
温泉も食事も、とても満足しました。
次にまた来れるのはいつかなあ・・・
by spring-ephemeral | 2016-07-27 00:46 | お宿記 | Trackback | Comments(8)

小樽・函館2泊3日 ~小樽 『銀鱗荘』 ・ 館内~

<2016年7月16日>

 小樽に泊まれる機会があったらぜひとも泊まってみたい宿がありました。

 二十年近く前になるでしょうか、 両親が小樽にお寿司を食べに行きたいというので、私がJTBに出向いて手配をすることになりました。
 「小樽に泊まれればいいねえ、できれば温泉で」 という希望でしたが、
 そのころの小樽市内にはごく普通のビジネスホテルはありましたが、今ほど多くの宿泊施設はありませんでした。
 さて、どんなものだろう、とJTBの I 嬢に相談すると、I 嬢も、「札幌から近いので、札幌に宿をとることが多いんですよね・・・」 と言います。
 やっぱりね・・・と思っていると、
 「でも、ここなら・・・しかも温泉ですし」 と教えてくれたのが 『銀鱗荘』 でした。 
 パンフレットには夜の露天風呂の写真が載っていました。
 そのときは日程やアクセスなど考慮して、最終的には両親は札幌に泊まることになったのですが、
 的確な判断と指摘をしてくれる I 嬢が 「ここは良いです!」 と言った 『銀鱗荘』 の名前は私の記憶に残りました。 

 小樽に行くことがあったら 『銀鱗荘』 に泊まろう
 ずっと思ってきたことがようやく実現することになりました。 今回の旅行でとても楽しみだったことのひとつです。

d0264892_2337369.jpg小樽ICで高速を降りて、
宿のある平磯岬へ向かう途中、
行く手の高台にめざす『銀鱗荘』がよく見えます。

d0264892_23423268.jpgd0264892_23425094.jpg坂道を上っていくと看板があります。
このすぐ先を回りこむと・・・

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おお、正面玄関だ。
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玄関への階段から振り返ると、車のパンフレットに使えそうなロケーションです。 車は宿の方が移動してくれます。
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 『銀鱗荘』 は、鰊漁が大いに盛んだった明治の初めに、余市の大網元の邸宅として建てられた 「鰊御殿」が始まりです。
 昭和13年から14年にかけて、現在の平磯岬の高台の先端に移築され、料亭旅館として創業されました。
 現存する「鰊御殿」のひとつでもあり、また、宿泊できる唯一の「鰊御殿」でもあります。
 その後、改修が行われましたが、館内のラウンジや、新館とのジョイント部分は、元の座敷が利用されており、床の間やステンドグラスがそのまま使われています。

 2日分の写真から、まずは館内のご紹介を。

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玄関を入って左に上がります。 写真に写っていない左に帳場があります。 
 
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写真の右手が玄関になります。 
玄関を入ると右、かつての「鰊御殿」の座敷が今に伝わっています。

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座敷の中を覗くと、右側に椅子とテーブルがありますが、 ここで夕食をいただくことになります。

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細かな意匠の数々、2間半の大神棚など、目を見張るものがありました。

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通路の壁にはめ込まれたステンドグラスも古いものだそうです。

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新館を作ったとき、座敷をそのまま連絡通路の入り口とし、床の間やステンドグラスの窓はそのまま残されました。

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それではお部屋に行きましょう。
 
 
by spring-ephemeral | 2016-07-24 01:15 | お宿記 | Trackback | Comments(6)

小樽・函館2泊3日 1日目の3 ~八紘学園花菖蒲園~

 <2016年7月16日>

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 八紘学園は、札幌ドームに近い場所にある2年生の農業専門学校です。
 その農作業実習の一環として学生さんが管理している花菖蒲園があり、毎年花が咲くこの時期だけ一般公開されています。

 今年(2016年)は7月6日から7月23日までが、その一般公開期間です。

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 2haの広い敷地に、450種、 7万株 の花菖蒲が花を咲かせます。
 江戸時代から続く品種や、新しく開発された品種など、列ごとに名前の札が立っていますが、あまりに多くて、個別の花をカメラに収めるのは諦めました。

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 ただ、満開のピークは過ぎていて、すでに種になっている列や、花がまばらになってしまった列もありました。 もう数日早ければもっと見事だったのになあ・・・

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その代わりというわけでもありませんが、園内のラベンダーは見ごろを迎えていました。

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園を縁取るギボウシは満開。

 
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少し残念ではありましたが、咲き残っている花菖蒲もきれいでしたし、訪れることができて良かったです。
 
さあ、小樽に向かいましょう。


 
by spring-ephemeral | 2016-07-22 01:05 | おでかけ | Trackback | Comments(6)

小樽・函館2泊3日 1日目の2 ~『みるくのアトリエ』 ・ 『うおはん』~

<2016年7月16日>

『みるくのアトリエ』

 新千歳空港から車を借りて、まず向かったのは恵庭市にある 『みるくのアトリエ』 というレストラン。 20分くらいで着くはずです。

 実はここ、昨年、母たちおばあちゃん3人組の女子会で旅行に来たとき、乗ったタクシーの運転手さんが連れてきてくれたというところです。
 運転手さんによると、 「地元の人が行く、隠れた人気店」 とのこと。
 食べたピザが、85歳を過ぎたおばあちゃん3人が3人ともおいしかった! というのですから、期待大です。

 ナビに電話番号で入力しても 「ピンポイントではなく周辺で案内します」 となるので、住所の番地まで入力して案内してもらいます。

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国道の舗装道路から、ナビの 「ここを左です」 という角を曲がると、とたんに砂利道、未舗装の農道になりました。
「え? こんな道を行くの?」 ツレアイも 「ほんとに店なんかあるのか?」
それでもナビは迷うことなく、「ここを右です」「ここを左です」と指示を出します。

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とうとう牧場らしき広い風景が広がり、家らしきものも見えなくなり・・・
すると前方に小さくイタリアの3色旗が見えました。 「あ、あそこよぉ」

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『みるくのアトリエ』 は、寺田牧場がやってらっしゃるレストランです。 上の写真の建物の真向かいにレストランはあるのですが、 まるで納屋か倉庫かといった建物で、ドアの前に行くまでツレアイは 「やっているのか?」 と半信半疑でした。

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中に入るとテーブル席とカウンターがありますが、「外のテラスのほうが風もあって気持ちよいですよ」 と店の奥に案内してくれました。 すでに一組、先客がおいでです。

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イタリアンレストランといってもパスタとピザがメインで、あとはチーズと生ハムなど、品数は多くありません。

頼んだのは マルゲリータ と ゴルゴンゾーラ のピザ。 ツレアイと半分づつ食べます。
セットにしたので、ミニサラダと飲み物がつきます。 

d0264892_0515994.jpg採ってきたばかりのような、いかにも新鮮な葉物に、
オリーブオイルメインの爽やかなドレッシングが美味しいサラダでした。

飲み物のおすすめは
牧場だけに採れたてのミルク
ツレアイが注文しましたが濃くて美味しかったそうです。
私はアイスコーヒーで。

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生地は薄めで好みです。 まわりはカリッと焼き上がり、食感はもちもち。 母がおいしいと言っていたトマトソースがほんとうに美味しかった。 自家製チーズも文句なし。 

いつのまにかテラスは満席になっていました。
爽やかな風に吹かれて、おいしいお昼になりました。

『うおはん』

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『みるくのアトリエ』 から5分ほど。 『うおはん』 は、地元の人が利用するスーパーです。 
ここも、タクシーの運転手さんが教えてくれました。
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観光客相手のところと違い、品物が良く、値段も安いのだそうです。 

7月の旬といえば 「夕張メロン」 と 「毛蟹」。

d0264892_2105919.jpgd0264892_2111552.jpgまず、青果売り場で、メロンを品定め。 
(写真は帰宅後撮影)


d0264892_212493.jpgd0264892_213240.jpg浜茹で毛蟹を探して鮮魚コーナーへ。
(写真は帰宅後撮影)
シールはズワイガニでいうところの「タグ」のようなもの。
これがあるのは、いわば「タグつき」と同じだそうです。
売り場に並んでいるもののなかから選びますが、棚の空きぐあいから察するに、だいぶ売れてしまっと見受けました。
でもせっかくですから、残っている中から大きいものを3杯。


メロンは、偶然かどうかはわかりませんが、すぐに食べられる食べごろのものから、しばらく置いたほうが良いものまで揃っていました。
文句なしに美味しいメロンでしたし、玉の大きさを考えても安かったです。

蟹は、味噌もたっぷり。 足の先まで身がしっかりと詰まり、こちらも美味しかった! 
写真では大きさが出ませんが、ずっしりと大きめです。 想像していた値段の半値近くで、ずいぶん安いと思いました。

地元の人が、毎日の買い物のほか、贈答用にも利用するスーパーだそうです。
母たちは良い運転手さんに出会えたものです。 おかげで良い買い物ができました。

発送手続きを済ませ、小樽に行く前に、もう一ヶ所、この時期限定の見どころスポットに寄ります。
by spring-ephemeral | 2016-07-21 02:51 | 味だより | Trackback | Comments(2)

小樽・函館2泊3日 1日目の1 ~レンタカー~

<2016年7月16日>

d0264892_0181487.jpg飛行機に乗るのは昨年5月の沖縄旅行以来です。

このJALに乗ります。

飛行機は乗っている時間は短いですが、
乗るまでに時間がかかること。

d0264892_0202473.jpgd0264892_0204392.jpgいろいろな飛行機がいます。
エバー航空(左)はキティちゃんデザイン。
スターフライヤー(右)はなかなかシックな色合いです。

d0264892_0263851.jpgd0264892_0265089.jpg
そうこうしているうちに10分ほど遅れて出発です。 天気は悪くありませんが、ずっと雲がこんな感じで地上の眺めはありませんでした。

d0264892_0302714.jpgd0264892_0304250.jpg
北海道上空までくるとすっかり晴れ。 パッチワークのような地上や山並みがきれいです。

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飛行機というと以前にも何度か書きましたが、かつて非常に怖い思いをしたので、以来気がつくと肘掛けを掴む手に力が入っていたりします。
考えてみれば、あんなに上下左右に激しく揺れても落ちなかったのですから、滅多なことは起こらない乗り物なのですが、怖かった記憶はなかなか消えません。

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たいして揺れることなく、無事到着。 良かった。

d0264892_0522826.jpg前に新千歳空港に降りたときは、
レンタカー会社は近くにあったと思うのですが、
今は車で7、8分かかる場所にレンターカーポートができていて、
各レンタカー会社がそれぞれマイクロバスなどで空港との間をピストン輸送しています。

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今回JTBではニッポンレンタカーを手配してくれました。 車種は日産NOTE。 まだ600kmしか走っていない新車でした。
注目すべきはナンバー。 『れ』ナンバー は初めてです。 レンタカー暦はかなり長いほうですが、今まで見たことはありません。
ちょっと調べましたら、レンタカーのナンバーは 「わ」 と 「れ」 の2種類が割り当てられていて、 通常は 「わ」 が一杯になったら 「れ」 になるのですが、北海道はなぜか初めから 「れ」 ナンバーも使われていたそうです。
とはいえ、今まで北海道で借りた車は「わ」ナンバーだったと思うのですが、レンタカーの台数もきっと増えたのでしょうね。
今回、『わ』 ナンバー も見かけましたが、それ以上に本当に 『れ』 ナンバー がたくさん走っていました。

余談が長くなりました。
出発します。

まずはピザを食べに行きます。
by spring-ephemeral | 2016-07-20 01:53 | おでかけ | Trackback | Comments(4)

小樽・函館・新幹線 2016年7月

 2016年7月16日から始まるこの3連休に北海道に行ってきます。

 北海道には過去5回行っていますが、すべて山登りのため。
  ① トムラウシ
  ② 羊蹄山 --- 十勝 --- 旭岳
  ③ 利尻
  ④ 雌阿寒 --- 雄阿寒
  ⑤ 斜里 --- 羅臼
 我ながらよく行ったものです。 若かったなあ・・・

 その後ツレアイはなかなか休みがとれず、今では我が家の休日はまったくのカレンダー通り。
 北海道へ行くには日にちがとれないもの、 当分無理ね・・・ とほとんど諦めていました。
 しかし、昨年、「いや、待てよ」 と意識に変化が起こりました。
 きっかけは、母が友人ふたりと、2泊3日で札幌・小樽に行ったこと。
 しかも松本空港発着の計画でしたから、初日の千歳到着は午後2時ころ。
 それでも、おいしいものを食べて、十分楽しんで帰ってきました。

 欲張らなければ、2泊でも行って来れるかもしれない

   多くの場所には行けませんが、我が家のことです。
   観光にはさほどこだわらず、温泉と宿と、おいしいものに出会えればそれでよし。
 
   それなら、行ってみたいと長年思っている宿があります。
   美味しいという食堂も。 7月ならまずはウニかな。
 
   そうそう、3月に開通した北海道新幹線にも乗ってみたい。

 計画は膨らみ、
 昨年の夏の終わりに、小樽と函館の宿を予約しました。
 松本からだと半日使えないのがもったいないので、行きは羽田から、朝イチの新幹線で間に合う便で千歳へ。
 車を借りて小樽ー函館と回り、
 新幹線で戻ってきます。

 計画を立てたとき、自治会の役をやることになろうとは思ってもいませんでしたが、
 もし、なにか自治会の行事と重なることがあっても、
 これだけは譲れないと、決めていました。
 幸い、行事はなく、やれやれ良かった。

 ここにきて、ひとつ気がかりができたのが母の腰痛でしたが、薬も効いて、痛みもなく、とても元気な状態なので、安心です。

 「」が絡まない、初めての北海道、
 どうやらお天気も悪くなさそうですし、とても楽しみです。

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(HPより)


 

  
 
 
 
 
 
by spring-ephemeral | 2016-07-15 00:52 | おでかけ | Trackback | Comments(6)

ニッコウキスゲに染まる丘 ~霧が峰 2016年~

<2016年7月12日>

 今年の霧が峰は、ニッコウキスゲの開花が早く、もう見ごろを迎えていると聞いて、
 半信半疑ながら出かけてみました。

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富士見台展望台」 は、ほんとうに花がまばら。 咲いていないのではなくて、7割りが咲き終わってすでに種になりかけていました。 こんな年は初めてです。

気を取り直して、「車山肩」 へ。

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車を走らせて行くと、前方の丘が黄色に染まっています。 こんな光景を見るのは久しくなかったことです。 胸が高鳴ります。

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かつて、見渡す限りの草原は、この時期、ニッコウキスゲの黄色に染まっていました。 

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そのころの光景が思い出されるほどに、今年の花は見事な広がりを見せていました。

しかし、これも鹿の食害から守るための電気柵に囲まれてのこと。
尽力なさっている方々の取り組みの賜物です。

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本来なら7月20日ごろが一番の見ごろなはず。 やはり今年は1週間から10日早いです。

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ドローンが飛んでいるのが、いかにも 「今」 。

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駐車場に戻る途中、電気柵もないところに一本だけ健気に咲いているのを見つけました。 頑張ってよく咲いたね!

遠くは雲がかかり、富士山や御嶽山は望めませんでしたが、久しぶりにニッコウキスゲに染まる霧が峰に出会えて、感動のドライブでした。
by spring-ephemeral | 2016-07-14 01:34 | 花だより | Trackback | Comments(2)

白骨温泉 『白船荘 新宅旅館』 2016年7月

 母は昨年秋ごろからめっきり足が弱くなり、腰の痛みも出るようになっていました。
 前回アップしたように、脊柱菅狭窄症だったのですが、そのころはそうとは全く知らず、
 単に年をとってきたためだとばかり思っていましたので、歩けるうちに、母が行きたいところに行っておこうと、計画をたてていました。
 
 白骨温泉もそのひとつで、母が大好きな温泉です。
 今年も行こうと早くから予約したのですが、 その4日前に、脊柱菅狭窄症の激痛に襲われてしまいました。
 直前キャンセルもやむなし、と半分諦めたのですが、 先生に、温泉に行ってよいかどうか伺いをたてると、「もう一回注射をしておいておげよう」と、トリガーを打ってくださいました。 
 処方された薬も効いて痛みも治まり、予定通り行くことになりました。

<2016年7月1日>

白骨温泉の宿は今回も 『白船荘 新宅旅館』 です。

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ロビーで温泉粥の「おやき」とお茶をいただき、部屋へ。

d0264892_059057.jpgエレベーターを降りたら、
少し長い廊下の突き当たりまで歩かなくてはなりません。

以前なら杖をついて
ごくゆっくりとしか歩けなかった母でしたが、
まあ、驚いたことに、
倍の早さで歩けること!
薬の効き目にびっくりです。

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館内の随所に花が。

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部屋は露天風呂つきの和室です。
この部屋の魅力はなんといっても露天風呂。 源泉が掛け流しで注がれています。
白骨温泉の泉質は単純硫黄泉にカルシウムや炭酸ガスが多く含まれています。
このような温泉では、温泉成分が菅に付着してメンテナンスがたいへんなため、客室の浴槽に温泉が注がれることはほとんどありませんが、
『新宅旅館』 の客室露天は源泉からほんの数メートルと近いため、引湯が可能です。
大浴場より源泉に近く、より新鮮な温泉に浸かることができます。
白骨温泉のなかでも、客室のお風呂に源泉が注がれるのはこちらだけではないかと思います。
よしず越しに木々の緑も眺められ、見た目より開放感もありますし、 実に気持ちの良いお湯です。 

さて、大浴場へも行ってみます。

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d0264892_141273.jpg湯上りどころの前から
階段を上ったところに女湯があります。
この階段も楽に上っていく母でした。

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白濁のお湯はどちらかというとややぬるめ。 いつまでも浸かっていられそうですが、上がると体がよく温まっているのがわかる温泉です。

<夕食>

d0264892_150235.jpg食事は食事処に出向きます。
個室で掘りごたつになっています。

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d0264892_158792.jpg山の中の温泉ですが、
ひと品ひと品、
手をかけて丁寧に作られていて、
とても良い内容と思います。
トマトのサラダも、定番の温泉粥のコロッケもおいしかった。

d0264892_2426100.jpg部屋に戻ると、夜食のおにぎりが。
野沢菜と梅の混ぜごはんでおいしいおにぎりでした。


今回、一番心配だったのは、和室に布団ということでした。
母は畳に寝た状態から起き上がるのにたいそう苦労するからなのですが、脊柱菅狭窄症の薬のおかげで痛みが消え、なんと、苦労せずに起き上がることができたのでした。
これにはほんとうに驚きました。 

翌朝、起きたときは雲っていましたが、次第に晴れてきました。

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朝食も同じ食事処に出向きます。

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d0264892_2151248.jpg朝食の一番の楽しみは温泉で炊いた温泉粥。
以前はほんのちょっとで、もう少しほしいと思ったものですが、
量が増えていました。 きっと同様に思うお客さんが多かったのでしょう。


 母の腰の痛みが心配でしたが、薬のおかげとはいえ、4日前まであんなに苦しんだとは信じられないほどの改善ぶりで、ほんとうに良かったことでした。
 もうここに来るのも最後かと、決めたときは内心覚悟していたのですが、この分なら、来年も来れそうです。
 明るい気持ちで宿をあとにしました。








 
by spring-ephemeral | 2016-07-12 02:28 | お宿記 | Trackback | Comments(2)