カテゴリ:お宿記( 233 )

『リバーリトリート雅樂倶』 2017年11月 ~温泉・食事~

<2017年11月4日>

 『リバーリトリ-ト雅樂倶』 には2ヶ所の大浴場があります。

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まず、本館にある <湯どころ> へ。 

d0264892_1271322.jpg内湯と・・・

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d0264892_142369.jpg岩とひのきの露天風呂。

庭の先まで行くことができますが、
「目隠しがないのでバスタオルを巻いてどうぞ・・・」と立て札があります。

バスタオルや水が露天風呂の脇に用意されていました。

雨ですので、行ってみませんでした。

d0264892_1463742.jpg<湯どころ> 入り口の向かいには、
広いリラクゼーションスペースがありました。


<Spring Day Spa>

新館にはもうひとつの浴室 <Spring Day Spa> があります。
本館の <湯どころ> と <Spring Day Spa> は同じ通路にあって、すぐ近くです。

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灯かりがあるところが入り口で、その横には湯上りスペース。 その奥にはあこや貝が壁に埋め込まれた、リラクゼーションスペースがあります。
写真には写りませんでしたが、入り口左には温石ルーム(要予約)もあります。

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こちらにはシャワーブース、ミスト と ドライ のサウナ、ジャグジー と 人工の 炭酸泉 、
温泉露天風呂 があります。

どちらかというと和の雰囲気の <湯どころ> に対して、 こちらは明るい洋の雰囲気です。
<湯どころ>より入りにいらっしゃる方が数段に少ないのでひとりきりのことが多く、私はこちらの長い露天風呂が気に入っていました。

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ゆったり流れる神通川が目の前です。 飽きることなく長湯ができました。

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本館の奥にはカフェラウンジがあって、宿泊者は無料でソフトドリンク類がいただけます。 ツレアイはビールを飲んじゃいましたが、これは有料です。

<夕食>

夕食は 「フレンチの技法を用いた洋食」 か、「創作和食」を選べます。 
こうした場合、和食を選択することがほとんどの我が家ですが、今回は迷いました。
結局、朝食が一律に和食であること、ドレスコードもなく浴衣でOKということもあって、めずらしく 「洋食」 にしてみました。

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本館のレストラン「L'evo」で。 スタートは6時か7時の2部制。 我が家は6時の選択です。

d0264892_0121824.jpgd0264892_0124048.jpgテーブルの上にはお箸。 

カトラリーとメニューはテーブルの引き出しに入っています。

d0264892_0204631.jpgd0264892_02171.jpgd0264892_024585.jpgメニューといっても、食材の産地と食材しか書かれていません。 
どんな料理かは登場してのお楽しみ、というところです。

d0264892_026401.jpgd0264892_0334496.jpgd0264892_034101.jpg前菜いろいろ。
料理を説明してくれましたが、
覚えていられず・・・

曲げわっぱのような器の中は
たしか、ゲンゲのから揚げ

d0264892_0365774.jpgd0264892_0371872.jpgあおさ入りのバターと自家製焼きたてパン。
パンは全部で3種類。
ひとつずつ3回出てきました。

d0264892_0392378.jpgd0264892_0394441.jpgハモ。

ほとんど生に近い湯引き。
美味しかったです

d0264892_225595.jpgd0264892_043858.jpgアオリイカ。

d0264892_0441266.jpgd0264892_0443568.jpgバージンエッグ。
ポーチドエッグになっていました。
上に乗っているのはたしか白ワインのムース?

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d0264892_0465350.jpgd0264892_0471613.jpg爪の先までついた鳥の脚。

ハーブの香りがたって、とても美味しかった。 
紅茶のフィンガーボールで指を洗いながら。

d0264892_051441.jpgd0264892_0512588.jpgうろこごと焼いたアマダイ。

ワインはブルゴーニュのシャルドネ。

d0264892_054313.jpgd0264892_0542347.jpgいのしし ですが、
臭みもなく、
とても柔らか。 美味。

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アロエと梨、コーヒー。

食事の内容はとても良かったのです。 器、盛り付け、とりあわせ、どれも斬新で味も申し分なし。
ところが、
とにかく時間がかかる
始まりから予感はありました。 
時計をしていかなかったので、あとで写真のデータを見たのですが、料理の間隔が最初のうちは約10分ほどでした。 少し間はあいても気にならないくらいです。
しかし、少しずつ間隔が長くなってきて、15分になり、アマダイとメインのいのししの間が20分。 いのししを食べ終わってデザートまで25分
その間、パンのおかわりをすすめるでもなく、空いたお皿を下げるでもなく、放っておかれたまま。
空のお皿を目の前に、ただただ待つのみ。 会話もなくなりました。 
見ていると、7時開始のお客様のほうにかかりきりで、料理が全く間に合っていません。
デザートはいいから部屋に戻ろうかとさえ思い始めたころ、スタッフがやっとお皿を下げにきたので 「次のお料理はまだですか」と催促してしまいました。 
ツレアイがよく我慢して黙っていたと思います。
「順番にお出ししています」と言うのですが、食事のペースはそれぞれなのですから、空いたところからお皿を下げ、すみやかに次の料理を出してほしいものです。 
料理の良い印象がすっかり薄れ、待たされた記憶ばかりが残る食事となりました。

<2017年11月5日>

良い天気になりました。
男女入れ替えになった <湯どころ> に行きます。

d0264892_228911.jpg内湯と・・・

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こちらは岩の露天風呂がひとつ。

d0264892_230697.jpgd0264892_2302461.jpgやはり先端まで行くことができます。

バスタオルを巻いて行ってみます。


ホテルは神通川に面していて、どこからも神通川第三ダムが見えるのですが、さえぎるものがなく、ここからが一番きれいに見えました。
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上流を眺めると、うっすらと川霧がたっていました。
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<朝食>

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d0264892_2315985.jpg朝食は新館B1の和食レストラン『樂味』で。 

テーブル席のあるフロアの奥に個室があります。

ちょうど個室が空きました、と
個室に案内してくれました。


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やはり素材のみの長いメニューです。

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烏賊のお刺身が透き通っています。 そのほかもオーソドックスですが、バランスもよく、美味しい朝食でした。

スタッフが足繁く様子を見にいらっしゃいます。 昨夜とずいぶん違います。
夕べのことがあるから、「あそこはしょっちゅう様子を見に行くように」、と申し送りされているのよ、とは、私たちの想像、否、邪推です。

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d0264892_23341025.jpg本館のカフェラウンジへ。
ソフトドリンクやコーヒーが自由にいただけます。


平日のチェックアウトは12時ですが、週末や休日は11時です。

全体にはとても行き届いていましたし、温泉も居心地よく、部屋も快適に過ごしました。

ほど良い位置にありますし、今後も利用する機会があるかもしれません。
そのときの夕食は和食にしようと思います。

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by spring-ephemeral | 2017-12-04 00:32 | お宿記 | Trackback | Comments(8)

『リバーリトリート雅樂倶』 ~部屋へ~ 2017年11月

<2017年11月4日>

 富山市にある 『リバーリトリート雅樂倶(がらく) 』 の存在を知ったのは3年ほど前、JTBのパンフレットに見つけたときでした。
泊まってみたいと思い、JTBで何度か予約を試みましたが、叶わず、今回ようやく宿泊することができました。

 「白川郷」を散策している間はありがたいことに小雨でしたが、富山に向けて出発する頃から雨脚が強くなりました。

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 目指す『リバーリトリート雅樂倶(がらく) 』 は富山ICから30分ほど、神通川のほとり、春日温泉郷にあるホテルです。

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雨が降り続いているので入り口の写真もそこそこに玄関を入ります。

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広いロビーの、神通川に面したテーブルてウェルカムドリンクをいただきます。 私もめずらしくビールにしました。
チェックインの手続きを済ませ、部屋に案内してもらいます。

『リバーリトリート雅樂倶』 は2000年にできた本館と、2005年に増築になった新館があります。 ロビーは新館にあります。

d0264892_1321794.jpg写真左手奥がエントランス。

ロビーを出てエントランスを左に通り過ぎ、
正面に見える木製のドアから先が宿泊者専用。
こちら側が新館になります。

本館、新館あわせて全25室。
うち、新館には8室あります。

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ドアの中に入ると広い通路になっており、 有名作家の焼き物などが並んでいます。

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通路の右に部屋ごとのドアがあります(左の写真)が、こちらは鍵はありません。 中は短い通路になっていて、つきあたりのドアが、鍵のかかる部屋の玄関ドアです。

d0264892_23441999.jpg部屋は 『響(ひびか)の間』 と名がついています。


d0264892_047688.jpgd0264892_0361288.jpg通路左の格子の外は
小さな中庭になっていて、
部屋ごとに意匠が違うそうです。

我が家の部屋のはずんぐりした緑の小山でした。
タイトルは 「みどり」 。

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d0264892_0513934.jpg部屋は細長いワンフロアで、
入って左に和室が。
さきほどの中庭はご覧のように。


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和室の前から白を基調としたリビングが広がり、リビングの右に黒を基調としたベッドルームがあります。
和室、リビング、ベッドルームのそれぞれにクローゼットがあるので、ツレアイとひとつずつ使いました。

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リビングの先には神通川をのぞむテラス。 

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カウチの右手に洗面と浴室があります。 浴室の小さな窓は開けることができます。 かけ流しではありませんが、温泉です。 全25室のうち、温泉給湯は新館の4部屋。 そのうちのひと部屋です。

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冷蔵庫内、ミニバーともに有料です。 おいしいクッキーでした。 

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「アートの宿」ということで、館内のあちらこちらにさりげなく美術工芸品が展示されていました。

さて、2ヶ所の大浴場へ。

夕食も楽しみです。
我が家としてはめずらしくフレンチです。 
by spring-ephemeral | 2017-11-29 00:51 | お宿記 | Trackback | Comments(6)

高山龍神温泉 『龍リゾート&スパ』 2017年11月

<2017年11月3日>

 この日の宿泊は岐阜県荘川にある 『龍リゾート&スパ』 です。

 富山県は岐阜や石川にも隣接していますし、宿選びはそう難しいことではなさそうに見えますが、
 富山市を中心に見回しますと、広い範囲に温泉地が点在していますし、温泉地も多くありません。
 2泊目の宿は富山市にあり、1泊目をどこに泊まるかによって、旅程や、見どころが全く違ってきます。
 最初、能登方面や、金沢近辺までを含めて2、3ヶ所を候補に挙げていましたが、もうひとつはまっていない気がしていました。
 そんなときブロ友さんがブログで紹介していらしたのが、 『龍リゾート&スパ』 でした。
 これだ! と直感。
 ブログを拝見した翌日さっそくJTBに出向きました。
 今年4月のことでした。

d0264892_222443.png『白山白川郷ホワイトロード』のドライブから戻り、ホテルのある荘川に向かいます。

国道ですと白川郷を通り抜けなければなりません。 
距離にすればわずかなのですが、ほとんど車が動かないほどの大渋滞ですので、

白川郷ICから荘川ICまで 北陸東海自動車道 を飛ばします。 といっても片側1車線の対面で、安全運転の車の後についてしまったので、急ぐのは気持ちだけ。

(青い矢印がホワイトロード、赤が高速、緑が156号線。 上の赤い丸が白川郷、下のオレンジの丸が宿のあるあたり)

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 ホテルは荘川ICから約5キロ。 国道から山の中へと入っていきます。 

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見えてきました。 『龍リゾート&スパ』 です。

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ゆったりしたロビー。 フロントのカウンターでチェックイン。 すぐに部屋に案内されます。

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JTBに出向いたのが7ヶ月も前でしたので、まだどのタイプの部屋も空いていました。
「今ならどのお部屋もとれます」 というので、HPを見ながら、最上階6階の洋室にしました。

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スタイリッシュモダンな、ワンフロアの部屋です。 
水周りは上の写真の右に見えるドアの向こうですが、ユニットタイプで、トイレ、洗面、バス(温泉ではありません)一体型です。 個人的には、せめてトイレは別がいいなと思うのですが。

着替えて大浴場に行きます。
源泉100%かけ流し温泉」 と銘打つほど、ホテル自慢の温泉です。
利用時間が午後4時半から翌朝8時半までと、かなり短い時間です。 我が家の到着が4時ごろでしたので、ちょうど良かったです。

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外国の方も多くお見えとみえ、大浴場に向かう通路には、お風呂に入る際のマナーについて絵入りのボードが立っています。

こちらは2013年に温泉掘削に成功して、47度という温泉が湧出しました。
湯量も豊富で、水も加えず、加温もせず、そのまま利用できるアルカリ泉です。
毎日お湯を抜き、5時間かけて清掃をし、新しくお湯を張って提供されているそうです。(部屋にあった冊子より要約)

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内湯から階段を上がり、短い通路を行くと露天風呂があります。 
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露天というより、半露天です。 まさにお湯が浴槽一杯になって縁からあふれる寸前の一番湯。 源泉がそのまま注がれているため、底のほうは表面よりややぬるめです。
長いことどなたもお見えにならず、紅葉の進んだ林を眺めながら、なめらかなお湯を独り占めして堪能していました。

<夕食>

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夕食は食事処へ。 ドアを開けると教会のような長い通路が現れてびっくり。 通路の先に食事処があります。

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手ぶれしてます。

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d0264892_2165425.jpgd0264892_2172881.jpg季節感漂う前菜。 かぼちゃの月に大根のうさぎ。

d0264892_2175812.jpgd0264892_2181929.jpg大分直送のお刺身。

サラダにシャーベットドレッシング

d0264892_218447.jpgd0264892_2192586.jpgふっくらと炭火で焼けた岩魚。

熱々の五穀米饅頭。

d0264892_2202676.jpgd0264892_2204786.jpg「飛騨牛の食べ比べ」コースを選びました。

比べてみると、食感や味わいが違うものです。

d0264892_221695.jpgd0264892_2212672.jpg季節のてんぷら、郷土料理のすったて汁、ご飯、味噌汁、十割手打ちそば などはハーフバイキングになっていて、自由に好きなだけ。

蕎麦が美味しくて、なんと5杯、おかわりしてしまいました。
d0264892_2214179.jpgd0264892_2215766.jpgワインはシャブリで。 

デザートまでおいしくいただきました。

山の中の温泉ホテルですが、料理のタイミングも、スタッフの気配りも良く、気持ちよく料理がすすみました

<2017年11月4日>

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朝、雨になっていました。 

<朝食>

昨夜と同じ長い通路を通って食事処へ。 昨夜とは別の広いホールでした。

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箱の中のものと、卵入りの朴歯味噌はあらかじめセッティングされています。
その他ご飯類や漬物、飲み物などはハーフバイキング。 おいしそうなパンもありました。
規模と立地を考えると、十分満足のいく朝食でした。

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大浴場に入れる時間も短いですし、部屋に長くゆっくり滞在するというには忙しいかもしれませんが、お湯も良く、スタッフも丁寧で親切でしたし、居心地の良いホテルでした。

温泉も湧き、これからもっといろいろな面で進化していきそうだと感じました。
by spring-ephemeral | 2017-11-18 00:45 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

別所温泉 『七草の湯』 で松茸づくし 2017年10月

<2017年10月21日>

 昨年のことです
 松茸の時期に、3年通った別所温泉の『松籟亭』でしたが、
 いささか感じるところがあって、来年(今年のことです)は『七草の湯』に泊まりながら松茸料理を食べようと決めました。

 母とですので、ベッドの部屋が必須。
 部屋だけは今年の早い段階でJTBを通してとってもらっていました。

 10月に入って、あらためて電話をし、
 追加料金は当日精算で、料理を松茸づくしに替えて欲しい旨をお願いしました。

 ところが・・・

 9月の時点で、すでに今年の松茸は不作に違いないといわれていましたし、
 松茸に限らず、私が山に入っても食べられる、食べられないにかかわらず、キノコが出ていない状況でしたから、 予想はしていましたが、
 「今年は松茸が不作で、ご予約いただいても確実にご提供できるお約束ができません。」
 とのことでした。
 
 電話をしたときには、宿泊日までまだ3週間近くありましたので、
 天気次第では事態が好転することがないとはいえません。
 状況はよくわかっていますので、「そのときの様子で、もし可能でしたら、可能な範囲で」とお願いしました。

 「では承りました
 と受けてくださったのですが、
 はたして・・・

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d0264892_0154955.jpgd0264892_016877.jpgd0264892_0163826.jpg
いつもの部屋。 いつものお茶うけ・・・と思ったらどら焼きがパウンドケーキに変わっていました。

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デッキテラスから北向き観音の参道が見えます。 

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台風が近づいているということで、キャンセルされた方も多いと宿の方がおっしゃっていました。 そのためもあるのか、大浴場は貸し切り状態で温泉独り占め。

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日の暮れが早くなりました。 夕方6時。 上田もすっかり夜景の街です。

<夕食>

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食事の前に、足腰の悪い母のために部屋の座卓を椅子とテーブルに換えてくださいました。 ありがたかったです。

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もしかしたら松茸づくしの料理はできないかもしれないし、できても過度の期待はしないでおこうね、とふたりで話していましたが、 食事の支度に来た仲居さんによると、数日前伊那のほうから仕入れがあったそうです。

d0264892_13226100.jpg前菜の中の 松茸の牛肉巻き が美味しかった。
牛肉との相性が良いのを改めて確認しました。

d0264892_1362076.jpg土瓶蒸し。

蓋を取って驚きました。
わずかなミツバと銀杏、小さな鶏肉はありますが、
こんなにふんだんに松茸の入った土瓶蒸しは
見たことがありません。

d0264892_140813.jpg近頃は長野に限らず、
海から離れた山の温泉では川魚のお刺身が出ることが多くなりました。
それはそれで良いのですが、やはり海の魚に勝るものはないと、本音です。

『七草』はかなりクウォリティの高い海の魚のお造りを出してくれます。
下に敷かれた大根と海藻に、
ドリップの赤い色がつくことはありませんでした。
鮮度の良さを実感します。

マグロ、イカ、鯛、ほたての酢橘〆、ぼたんえび

d0264892_147499.jpgd0264892_148648.jpgd0264892_1482749.jpg
松茸の備長炭焼き。
あまりの見事さにびっくりしてしまって、歓声しか出てきません。 しばし眺めて写真ばかり。 「料理長、頑張りました」 と仲居さん。  豊作不作にかかわらず、二度とお目にかかれないかもしれません。 ただただ驚きました。 そう言うと、仲居さんも 「喜んでもらえて良かったー」 と笑顔でした。

d0264892_1574698.jpg松茸と鱸のかぶら蒸し。

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松茸と信州牛の陶板焼き。 天ぷらは青みのしし唐以外は松茸のみ。 

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松茸がふんだんに炊き込まれたご飯でした。 欲を言えば、油揚げはもう少し少なくてもいいかな? 「松茸がいっぱいあるところを盛りますね」 と仲居さんがよそってくれます。 
見えませんが、味噌汁の中にも松茸が沈んでいます。

d0264892_272386.jpgいちじくのコンポートとフルーツ。


 夢に見そうな松茸三昧の料理でした。 別所産の「地物」ではないとはいえ、県内産には違いなく、宿のプライドと意気地を感じて感動を覚えました。

<2017年10月22日>

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台風の雨がやってきたようです。 風はさほどありません。 雨の中でもお観音さんには訪れる人の姿がありました。

<朝食>

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部屋のお風呂に何度も浸かって帰ります。
「来年も来ようね」 「来れるかしら」 「来れるさ」 
来れますように。










 
by spring-ephemeral | 2017-11-03 10:24 | お宿記 | Trackback | Comments(6)

志戸平温泉 『游泉志だて』 2017年10月

<2017年10月8日>

 この日の宿泊は花巻南温泉峡 志戸平温泉 『游泉志だて』 です。
 前日宿泊した鉛温泉と同じ道筋にあります。 鉛温泉のほうが志戸平温泉より奥まっています。

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ロビーでお茶をいただいて部屋へ。
お菓子はかぼちゃのバームクーヘンでした。

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部屋は1階の「川面」。 ロビーが2階にあたるので1階下になります。

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                    和ベッドがついた和室です。

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源泉の露天風呂がついています。 お湯は熱め。 水で温度調節しました。
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着替えてお風呂に行きます。

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館内にはところどころに庭を眺められる椅子が置かれています。

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足湯のあるラウンジの前を通って大浴場へ。

d0264892_23412821.jpgd0264892_2342172.jpg
お風呂の前のディスプレイ。 南部鉄器です。 お風呂は翌日入れ替えになります。

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d0264892_23453511.jpgd0264892_2345536.jpg
一番乗りです。 源泉は熱いので温度調節がされています。 露天のヒノキの浴槽はぬるめの設定だそうですが、スタッフが調節に苦労されていました。

 隣接する姉妹館 『ホテル志戸平』 の大浴場も利用することができます。 ロビーの前から通路で繋がっています。
   こちらは、たいへん大きなお風呂で、東北一広い一面の内湯と岩の露天風呂がある 『天河の湯』 と、2階分が吹き抜けになっていて、
   いくつもの浴槽が並ぶ 『日高見の湯』 とがあります。
   庭園を備えて、落ち着いた風情の 『游泉志だて』 の大浴場とは全く趣を異にしていて面白かったです。
 
<夕食>

食事はロビー横の食事処「風とオルゴール」に出向きます。

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オープンキッチンの横を通って個室へ。 掘りごたつ式です。

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料理長の思いが記された敷紙


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d0264892_0285871.jpgd0264892_0292421.jpg三陸の味、ふかひれスープ。

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d0264892_032585.jpgd0264892_0335167.jpgわさびをすりおろすのは面倒なときもありますが、
このおろし器はとても楽に、きれいにすりおろすことができました。

d0264892_0383759.jpgd0264892_039797.jpg
d0264892_0395853.jpgd0264892_0402228.jpg

d0264892_0411028.jpgd0264892_0413897.jpg香の物、大根のぶどう漬け。 わらびの浅漬け。

うれしいマツタケご飯。

d0264892_0493621.jpgすっかりいただきました。

ひとつひとつ丁寧に作られていて
どれも美味しかったです。


<2017年10月9日>

入れ替えになった大浴場へ。

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部屋のベッド脇の小窓からも見える足湯に寄ってみます。

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足湯はなんだか面倒な気がして入ることはないのですが、 手入れの行き届いた庭や、間近に流れる豊沢川の流れを見ながらゆっくりするのも良いかもしれません。

<朝食>

昨夜と同じ「風とオルゴール」に出向きます。

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d0264892_1202479.jpgd0264892_120402.jpgバランスの良い内容で、
量もちょうど良く、
おいしくいただきました。


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食後はラウンジでコーヒーを。

スタッフもにこやかで、行き届いたサービスが感じられる、居心地の良い宿でした。 

鉛温泉の 『十三月』 と 志戸平温泉の 『游泉志だて』 。 同じ豊沢川に沿い、車で10分と違わない場所にありながら、温泉の泉質も、雰囲気も趣も全く違う2つの宿に滞在できて、印象深い花巻でした。
by spring-ephemeral | 2017-10-30 01:38 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

鉛温泉 『十三月』 2017年10月

<2017年10月7日>

 この日宿泊する 『十三月』 は 正式には 『藤三(ふじさん)旅館 ・ 別邸 鉛温泉 心の刻(とき) 十三月』 といいます。
 2015年にできたばかりです。

 今回の旅行のきっかけは、昨年、JTBのパンフレットに初めて載ったこの宿を見つけたことに始まります。  『十三月』 という名前の響きに惹かれました。  
 
 ですが、行ってみるまで 『藤三旅館』 と 『十三月』 がどんな位置関係にあるのかなど、具体的なイメージがつかめていなかったので、
 やってきて、ふたつの玄関のギャップにまず驚きました。(http://aprilmoon.exblog.jp/25913426/)

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到着時は雨でしたので、翌日あらためての正面玄関です。

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            玄関を入るとすぐにロビー。

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           ロビーの外側には足湯があります。

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フリードリンクのコーナーにはオレンジとグレープフルーツのジュース、 赤白のワインがあって、夕食前の6時まで自由に飲めます。

d0264892_11229100.jpgお茶(何だったか忘れてしまいました)をいただきながらチェックイン。 
早めに着いたのでしばらく待って、部屋に案内してもらいました。


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ロビーから、所々に北欧家具の椅子が置かれた廊下を部屋に向かいます。

 夕食のとき、女将があいさつにいらして、いろいろお話を伺ったのですが、 
 『藤三旅館』は家族経営で、 この別邸を建てるに際してはプロの設計事務所にまかせる前に、家族みんなでアイデアや知恵を出し合って設計なさったのだそうです。
 部屋は1階と2階を合わせて全14室。 ひと部屋ひと部屋意匠が違い、同じ意匠のお部屋はないそうです。
 

d0264892_937585.jpgd0264892_9371942.jpg今回の私たちの部屋は101号室。 
標準的な広さの部屋です。


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d0264892_9411232.jpgd0264892_9413835.jpg

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白を基調としたモノトーンのツインの部屋です。 浴室の広さと湯船の広さにびっくり! 源泉かけ流しです。

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         浴室から見るとこんな風です。

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         外には豊沢川が流れています。

d0264892_9445570.jpgd0264892_94515100.jpgd0264892_9453548.jpgd0264892_9455319.jpg

d0264892_2253202.jpgd0264892_22542658.jpgd0264892_22545234.jpgd0264892_22551235.jpg
冷蔵庫内はフリー(右端のお茶は持ってきたものです) 中にチョコレートケーキがありました。

<お湯>

d0264892_23163274.jpgかごにタオルなど入れて宿のお風呂に行きます。


 『十三月』にはロビー外の足湯のほかには大浴場などはありません。 通路で繋がっている、隣接の本館、『藤三旅館』のお風呂を利用します。

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『藤三旅館』 には 「旅館部」(左のの部分と 「湯治部」(真ん中のの部分) があります。 右のの部分が『十三月』です。

館内の浴室は原則撮影不可。 撮影希望のときは宿の許可が要ります。
記事内の写真はポスターを撮影したものと、HPから借用のものです。

<白猿(しろざる)の湯>

d0264892_23465371.jpgd0264892_23471018.jpg『十三月』の通路から出ると、
時代を遡ったような
レトロな宿の通路に入ります。


「白猿の湯」は『藤三旅館』 のシンボルのようなお風呂です。 
引き戸を開けると・・・

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写真右に見える長い階段があります。
入り口は対角線に2ヶ所あり、
階段を下りると、左にあるような
脱衣場所に着きます。
床面は地階の床にあたります。

カランが2ヶ所と
かけ湯用の小さな浴槽があります。

大きな楕円形の湯船は天然の岩をくりぬいたもので、
深さは約125センチ。 立ち湯です。
身長の低い私が底に立つと、
あごの先がひたひたとお湯に洗われます。

お湯はph8前後のアルカリ泉。
ややぬるめで、
湯船の底からわきあがってきます。

お湯の中から見上げると3階までの高い吹き抜け。
今、どの時代にいるのかさえ忘れてしまいそうな、
時間の開放感に包まれます。

浸かる時間の長短はあっても、
たいていの方がただぼーっと天井を見上げて
お湯に浸っていました。
かくいう私も・・・


<桂の湯>

「白猿の湯」の向かいにあるのが男女別の「桂の湯」。 時間で男女入れ替えになります。
d0264892_0202950.jpg内湯に露天風呂がついています。
さほど広くはなく、カランは4つ。

こちらは「白猿の湯」より熱めです。
同じくなめらかなアルカリ泉。

露天風呂は豊沢川に面していて、
川の流れを見ながら、
また違った開放感のあるお風呂です。


<白糸の湯>

本館にもう一ヶ所あるお風呂は翌朝行ってみました。

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          「湯治部」 から 「旅館部」に移るあたり。

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           左の開けているところが「藤三旅館」の玄関です。

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「白糸の湯」は一番広く、湯船はひとつですが、大きく取られた窓を開けて半露天風呂になります。 窓の外はやはり豊沢川の流れ。 中ほどに小さな滝も見られます。

 朝は女性専用になります。 もうひとつの「銀の湯」は午後は貸切として利用されるように、小さいので、わかっていれば、ツレアイは前日に来るのが正解でした。

 昨日は雨で、しかも車の中からで、ちゃんとした写真が撮れませんでしたので、部屋に帰る前に、履物を借りて玄関から出てみました。 

 昭和16年建築の本館は総けやき造りの3階建てで、日本温泉遺産に登録されているそうです。

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<食事>

食事はロビー奥の食事処に出向きます。

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我が家の席は入り口入ってすぐの、外に面しているテーブル席でした。 (写真は朝食時) 通路をはさんで反対側にもテーブル席があります。 通路のなかほどに厨房などがあるようでした。

<夕食>

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d0264892_005892.jpgd0264892_015230.jpgd0264892_022182.jpg食前酒は甘くないりんごワイン。

生ビールはプレミアムモルツ・マスターズドリームでした。

奥の真ん中は
里芋の味噌グラタン。

d0264892_09558.jpgd0264892_093788.jpgマッシュルームのフランには2種類のマッシュルーム。

d0264892_0114481.jpgd0264892_012124.jpg料理長がこだわるという、マグロは腹上(はらかみ)のトロと赤身。
ほんとに美味しかった!
我が家はブリとハマチにアレルギーがある旨は伝えてもらっています。
本来はカンパチだそうですが、ブリの仲間ということでホッキ貝に変えてくださっていました。 ホッキってこんなにおいしかった? と思いました。

d0264892_0212548.jpgd0264892_0214950.jpg(右)「どんこ」はエゾイソアイナメという深海魚で、
岩手では郷土料理でよく食べられる魚だそうです。
レーズンバターの入った杏と、
大根のコスモス。

d0264892_0254596.jpgd0264892_026442.jpg(右)炊き込みご飯の「香茸(こうたけ)」は、
めったに採れないキノコで、
私も一度しか採ったことがありません。
乾燥させると黒くなって香りがたちます。
たいへん珍しいものをいただきました。

d0264892_0325274.jpg海の幸、山の幸、
どれもクオリティの高い素材で、
地域色をいかしつつ、
その素材が凝りすぎることなく調理されていて、
場所の雰囲気も良く、
どれも美味しくいただきました。


<朝食>

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基本的には和食ですが、サラダはシーザーサラダ。 真ん中にベーコンと温野菜があります。 全て美味しくいただきました。

d0264892_0442786.jpgd0264892_0444565.jpgデザートのヨーグルトはもっちりしていて、
最近ブームだそうです。
美味しかった。

コーヒーはロビーで、
セルフで。


 ※ スタイリッシュモダン の反対は ノスタルジックレトロ とでも言ったら良いのでしょうか。
   和と洋、 今と古(いにしえ)。 時間を行ったり来たりしながら湯量豊富なお湯に浸かり、
   良いひとときを過ごすことができました。

 再訪したい宿がまたひとつ増えました。
 





















 





  
by spring-ephemeral | 2017-10-21 01:14 | お宿記 | Trackback | Comments(2)

鉛温泉へ 2017年10月

<2017年10月7日>

遠野から鉛温泉を目指します。

この日の宿は 鉛温泉 『十三月』 です。

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山の木々は場所によってようやく葉先が色づいてきたところです。 釜石自動車道から東北自動車道へ。 途中北上川を渡ります。 花巻南ICを降りて県道12号線へ。

鉛温泉花巻温泉郷 の中の 花巻南温泉峡 にあります。

その 花巻南温泉峡 は県道12号線沿いに、平行している豊沢川に沿って下流から 松倉、 志戸平、 渡り、 大沢、 山の神、 鉛、 新鉛、と温泉が並んでいますが、 目的の 鉛温泉 は最奥から2番目の温泉です。

県道12号線からそれる細い道を下って行くのですが、 目立たない道だったので、最初通り過ぎてしまいました。 引き返してくると、車が一台県道に出てきたのでそこに道があるのがわかりました。

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見えている家を通り過ぎたあたりで、分かれている坂をくだると目的の宿があるはずですが・・・

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木造建築らしい古い建物があります・・・

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タイムスリップしたかのような玄関。 「これか?」とツレアイ。 「そうだと思う」

 きょろきょろしていると、中から宿の方が出てきて 「ご宿泊の方ですか?」 
 そうです、と名前を告げると、玄関を通り過ぎた奥が駐車場です、と案内してくれました。
 車を停めていると、いったん中に戻っていたスタッフが雨の中をまた走ってきました。
 「お名前を確認しましたら、『十三月』 のほうにお泊りですね。 『十三月』 は別の玄関からお入りいただくのですが、 駐車場が繋がっていないので、 いったん坂を戻っていただいて反対側に下りていただくと 『十三月』 の玄関です」 

 そうなんですか、と坂を戻っていくと・・・

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(車の窓越しの写真なので見づらいですが) あらまあ! こんな大きな看板があったなんて気がつきませんでした。

坂を下ります。

え!?

さっきと全然違う!

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再びタイムスリップして、思いきり現代的な玄関が現れたのでした。
by spring-ephemeral | 2017-10-17 01:32 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

あわら温泉 『まつや千千 ~時忘れ雛座~』 2017年9月

<2017年9月17日>

 あわら温泉 『まつや千千』 には以前に泊まったことがありました。
 それがいつだったか、ツレアイも私も定かではないのですが、荒島岳に登り、その帰りに寄ったのではないかと思います。
 荒島岳は越前大野の山ですから、あわらにも近いですし・・・
 いずれにしても、ずいぶん前のことになります。
 そのころは、今回宿泊する 『時忘れ雛座』 のフロアはまだありませんでしたし、大浴場もリニューアル前でした。
 覚えていることはいくつかありますが、一番記憶に残っているのが大浴場の露天風呂でした。
 プールのような長方形で、人工の滝と銘打った、目の前の長い石塀に水が流れ落ちているのを眺めているだけという、
 面白くもなんともなく、飽きてしまって長く入っていられない露天風呂でした。(すみません。 リニューアル以前の、当時の感想なので、ご容赦を)

 その後一新されて「北陸随一」ともいわれる多彩なお風呂になったことや、新しい特別フロアもできたことを知りましたが、
 あわら温泉には気に入っている宿もあって、再訪する機会もなく過ごしてきました。

 今回は、久しぶりのあわら温泉ですし、その後の『まつや千千』に泊まってみたいと思いました。

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少し早く着いてしまったので、宿の方はだれもいません。 広い駐車場の前のほうに車を停めて、荷物を持ってホテルの中にはいります。

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レセプションのスタッフはにこやかに迎えてくださいました。 ただ、やはり早いので、ロビーで部屋の用意が整うまで待ちます。 大きなホテルらしい広いロビーです。

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ほどなく女性スタッフが迎えに来ました。 こちらも大きなホテルらしい華やかな廊下。 中庭に新しいレストランが近々オープンだそうです。

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d0264892_23385415.jpg今回宿泊する部屋のある 『時忘れ雛座』 のフロアは3階にあります。 

エレベーターを降りて左手のラウンジで、 
案内してきてくれたスタッフが
お抹茶を点ててくれます。
うさぎのお饅頭が可愛い。


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お茶をいただいたら部屋へ。

d0264892_23445660.jpgd0264892_23451738.jpgd0264892_23453530.jpg
時忘れ雛座』 のフロアには客室が10室。 「千の・・・」で始まる名前がついていて、我が家の部屋は 「千の笑(ほほえみ)」

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入り口を入って、左ののれんがかかっているところが洗面所、トイレ、内風呂(真湯)。 奥に部屋。

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12.5畳の和室に踏込。 テラスには源泉露天風呂がつきます。

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テラスの外は3階の屋上庭園で、広々とした景色が眺められます。

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着替えたらさっそく大浴場へ。

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エレベーターを1階で降りると目の前に吹き抜けの階段。 大浴場はその右手奥にあります。

その前に、温泉卵を作りにいきましょう。 (無料サービス)

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卵に印をつけて温泉に沈めておくと、お風呂に入っているあいだに温泉卵ができています。 熱々をラウンジでいただきます。

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大浴場のフロアマップと内湯。(HPより)。 右側が女性で入れ替えはありません。 露天部分はジャグジー、3つの樽風呂、石組みの露天風呂、寝湯など、様々で、 女性のほうにはヒーリングスパもあります。

以前のつまらなかった露天風呂は、多彩な湯巡りのできるおふろに大変身していてびっくり。 内湯には見覚えがありました。 因みにお湯があふれる樽風呂が気に入って、毎回入っていました。 

<食事>

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食事は食事処に出向きます。 到着時に抹茶をいただいたラウンジの先に個室料亭があります。 

<夕食>

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d0264892_017279.jpgd0264892_0172355.jpgやさしい味わいの前菜。


お造りはゴリゴリとわさびを卸して。

d0264892_022494.jpgd0264892_0222839.jpg蟹と格闘している間に
傍らで鮑の踊り焼きができあがります。
スタッフが頃合いみて切りに来てくれます。

d0264892_0244755.jpgd0264892_025534.jpgJTBの一品追加のプランにしてもらっています。
メニューのお肉が120グラムのステーキにボリュームアップし、
もとのお肉の分が湯葉のサラダ になって、
品数が一品多くなりました。

d0264892_029998.jpgd0264892_0304164.jpgd0264892_031591.jpg
天ぷらの盛り合わせは昔ながらの雰囲気です。 ワインはスペイン?だったかな?
 
d0264892_0331487.jpgd0264892_0333149.jpg鯛めしがお釜できたらどうしようと思いましたが、
よそってきてくださるので軽めにしてもらいました。

フルーツたっぷり。
お腹いっぱい。

d0264892_0354188.jpgd0264892_036891.jpgd0264892_0363952.jpg
部屋には夜食がありました。 『時忘れ雛座』に宿泊した記念にと、若狭塗りのお箸をいただきました。

内容、盛り付けを見るに、ある意味大きなホテルらしいところはありましたが、どれも美味しく、たっぷりいただきました。

<朝食>

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洋食か和食を選べます。 例に寄ってツレアイは洋食。 私は和食。 洋食はどうしても組み合わせが決まってきてしまいますが、和食は品数も多く、バラエティに富むので和食のほうが豪華にみえました。
d0264892_0413280.jpg和食にもヨーグルトのデザートとコーヒーがつきます。 
めずらしくふたりともアイスコーヒーをお願いしました。


17日の午後3時ころから風が強まってきていました。
台風は真夜中の3時ころ、あわら付近に再接近して過ぎて行ったようです。 就寝中でしたが、風雨が吹き付けているらしい音がしていたように思います。
翌朝はもうすっかり晴れていました。

気持ちも晴れやかに、スタッフの見送りを受けて宿を後にしました。








 
 

 

 
by spring-ephemeral | 2017-10-07 00:57 | お宿記 | Trackback | Comments(10)

三国温泉 『望洋楼』 2017年9月

<2017年9月16日>

 三国温泉 『望洋楼』 の名前は以前から聞き覚えがありました。

 JTBのパンフレットには数年前に蟹の時期に一度だけ載ったことがありましたが、それ以降は見かけません。
 パンフレットには載っていなくても契約はあるかな? と思って聞いてみましたが、契約がないということで、
 自分で宿に電話してとりました。

 ※ 写真は、翌日に撮ったものを含めて記事の時系列に合わせて使っています。

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一乗谷ではかなり強く降っていた雨も、宿に着くころには小降りになっていました。

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宿は海にせり出した崖の上にあり、
ロビーの窓の外は目の下に海。
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d0264892_1205717.jpg冷やし汁粉の中には羽二重餅。
美味しかったです。


お抹茶をいただき、
宿帳に記入して部屋へ。

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部屋は2階にもあり、全10室。 
うち6室に源泉露天風呂がついています。
(宿のHPから)

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d0264892_136276.jpgd0264892_137327.jpg
ロビーから大浴場の前を通り、
(上写真左:奥がロビー、
        のれん が大浴場)

廊下突き当たり(上写真右)のすぐ左が今回の部屋
おきのしま」です。

蔵の入り口のような重厚な戸です。


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部屋は10畳ひと間。 2階にはもう少し広い部屋もあります。

d0264892_161031.jpgd0264892_174672.jpg部屋の入り口すぐは畳半畳ほどの巾で、
冷蔵庫が納まっています。

部屋の奥、じゅうたん左に
洗面とトイレがあります。

狭いスペースが効率よく利用されています。 冷蔵庫の右は部屋のクローゼットですが、中には浴衣のほかに就寝用のパジャマもあり、小さな宿ながら嬉しい心配りです。

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 テラスや窓からはさえぎるもののない海が広がっています。 見える岬は 東尋坊。 岬に建っているのは 東尋坊タワー です。

d0264892_1271383.jpgd0264892_1273344.jpg洗面所横に露天風呂があります。

小さいながらシャワーブース付き。

テラスの左横の位置になります。

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屋根なしですが、部屋側はひさしの下になるので雨でも頭は濡れません。 海側には透明なガラスの囲いがありますが眺めを妨げません。 小さなスペースですが、海を広々と眺めて気持ちの良いお風呂でした。

d0264892_141551.jpgd0264892_1412562.jpg着替えて大浴場に行きます。

ふたつある浴室は男女入れ替えになりますが、 写真は片方のみ。 もう一方も、多少形が違いますが、同様のつくりでした。

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タオル類は備え付けで、部屋から持って行く必要はありません。
足ふきマットも替えがたくさん用意されています。

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内湯から一段下がったところに露天風呂があります。 こちらの浴室からは東尋坊方面が、 入れ替えになるもう一方は越前海岸方面の海が広がっています。

<夕食>

 食事は部屋でいただきます。
 「旬の彩りコース」 と 「口福コース」 がありますが、大食いの我が家は 「口福コース」 で予約を入れています。
 
d0264892_0342313.jpgd0264892_0344383.jpgまず、部屋の隅にお釜が運ばれてきました。 
ここでご飯をたくそうです。

杯でいただく食前酒は特製の梅清酒。
焼酎の梅酒ではなく、文字通り梅の清酒。
これ、美味しかった!


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八寸の盛り合わせの大きさに久しぶりにびっくり! 

d0264892_0425152.jpgd0264892_0454073.jpgススキに隠れていたのは衣かつぎ、だだちゃ豆。
菊の器は甘海老の塩うに和え。

ビールは陶器のジョッキで。

d0264892_0512568.jpgd0264892_0514655.jpgテーマは「月」ということで、うさぎの器に満月をイメージした金の皿。

マコガレイ、大黒しめじ、生うに、キャビア等

生ハムには梨、ぶどう、イチジク、焼き松茸、シャンピニオン・ド・パリ等

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d0264892_131738.jpgd0264892_135598.jpg揚げそうめんにはじゅっとつゆをかけて。

お造りはさすがに新鮮です。
器使いに緩急があります。

d0264892_171630.jpgd0264892_173547.jpg杉板はまだ火がついています。
開けると、焼き杉の香りとともにノドグロ。

d0264892_194066.jpgd0264892_1102913.jpg若狭牛もほどよい脂の入り具合で、
しつこくなく、焼き加減もちょうどです。

毛蟹はほぐされ、
蟹酢のジュレがかかっています。

d0264892_1153644.jpgd0264892_116227.jpg小鍋は炭火でぐつぐつと。
鮑、ふかひれ、毛蟹、
たっぷりと豪華です。

d0264892_1192625.jpgd0264892_1194899.jpgお釜で炊いていたのは うにご飯 でした。
大食いを自覚している我が家ですが、
さすがにお腹いっぱいです。

でも、
フルーツパフェとキャラメルアイスクリームのデザートは完食。

d0264892_1264046.jpg食べ切れなかった うにご飯はおにぎりにしてくださいました。


 料理旅館を標榜するだけあって、質量ともにすばらしかったです。 記憶をたどっても、この数年で一番見事な食事になりました。
 やっぱり海辺はいいです!

<2017年9月17日>

 朝、お天気が心配でしたが、おだやかです。

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 このくらいの状態で一日もってくれれば上出来ですが・・・

<朝食>

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農家さんの写真入りのメニューというのもめずらしい。 こだわりと自信が伝わります。

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オーソドックスといえばオーソドックスですが、 笹鰈もふっくら焼きあがり、できたてのお豆腐も豆の香りがしておいしかったですし、バランスの良い朝食でした。

チェックアウトは10時です。 時間を確かめると、「少しぐらいゆっくりなさっても大丈夫ですよ」 と、心遣いが嬉しいひとことでした。

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ロビーでコーヒーをいただいて宿を後にしました。

レトロな雰囲気も漂うこじんまりした部屋であり、大浴場でもありましたが、海を眺めて心地よく、心づくしのもてなしを感じました。 なんといってもお料理に満足した宿でした。




 
 
by spring-ephemeral | 2017-09-29 02:15 | お宿記 | Trackback | Comments(4)

『笹屋ホテル 豊年虫 ~梅の間~』 再訪 2017年9月

<2017年9月10日>

 この日、ツレアイは飲み会です。 母とふたりの夕飯なら、ここはひとつ温泉でも、ということになりました。
 8月末に白内障の手術をした母の目も何事もなく経過しているようですから、温泉に入っても問題ないでしょう。
 
 母とですから、部屋に温泉があることと、ベッドは必須条件です。
 日曜日ですし、もしかしたら空いているかも? と、直接電話して聞いてみたのが 上山田温泉の 『笹屋ホテル 豊年虫』 です。
 希望通り、8室ある部屋のうちで唯一ベッドのついている 『梅の間』 が空いていました。
 以前、ツレアイと行ったとき、ここなら母でも良さそう、と思った部屋です。

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和室には高座椅子を用意してもらいました。

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和室の右手にベッドルーム。

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ベッドルームから段差無しにトイレ、洗面、部屋のお風呂に続きます。 お風呂には源泉が注がれています。 手すりもあり、バリアフリー仕様になっています。

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こんな鍵も珍しくなりました。

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季節ごとに変わる、いつもおいしいお菓子とお抹茶。



柔らかな野沢菜とお煎茶。

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部屋の入り口には、
夕刊と、 翌朝は朝刊とヤクルトが入った籠がかけられますが、
この翌日は新聞休刊日にあたったので、
TV番組表のコピーが入れられていました。


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湯上り用に冷たい 「えんめい茶」 が置かれているサロンの横を通って大浴場に行きます。 奇数月の午後の女性用のお風呂は2階の 「木の湯」、 男性用は1階の 「石の湯」 です。
翌朝入れ替えになります。
2階へは、階段を使わずに、フロントにあるエレベーターを利用できます。

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木の湯」(上) と、 「石の湯」(下) (HPから)

食事は夕食、朝食ともに部屋でいただきます。 

<夕食>

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d0264892_038986.jpgd0264892_0382346.jpg たっぷりきのこの下には、
5時間煮込んだという牛肉。

野菜の彩りもきれい。

d0264892_0385199.jpgd0264892_0391499.jpg大根をお釜に、
フカひれや多彩な食材の「豊年蒸し」。 名物料理です。

頭も骨も抜かれた岩魚は食べやすく、
黄身味噌とよくあっておいしかったです。

d0264892_0393174.jpgd0264892_0402187.jpgデザートもフルーツたっぷり。


<2017年9月11日>

<朝食>

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お椀に山盛りほどの蜆が入った味噌汁が楽しみです。

日曜日から月曜日にかけて宿泊しましたが、 スタッフの数も絞っているようで、到着時には他のお客様に対応されている間、少し待つことになりました。 かといって滞在中は不自由なことはなにもなく、 泉質の良い温泉に心ゆくまで浸かって、母も喜びました。
by spring-ephemeral | 2017-09-21 01:31 | お宿記 | Trackback | Comments(2)