カテゴリ:コンサート・ギター( 14 )

波多野睦美/大萩康司 デユオコンサート ~プラテーロとわたし~

<2017年11月1日>

 上田市内、『犀の角』 というイベントスポットで メゾソプラノの波多野睦美さん と ギタリストの大萩康司さん のデユオコンサート がありました。

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前半は大萩さんのギター伴奏で、波多野さんの歌や、大萩さんのギターソロなど。

ギターの音色が波多野さんの声と良く合い、また、大萩さんが、波多野さんの歌に寄り添い、主張をぶつけ合うことなく、引き立て役に徹して、心地よい演奏でした。

改めて、大萩さんて、いい人なんだなあ・・・

波多野さんのお年はたぶん50代くらいかと思うのですが、年を重ねてきた経験が歌に味わいとして現れていると感じました。

大萩さんのギターはいつもながらすてきでした。
カルメンのハバネラのかっこいいことといったら! 
特に弾き終わりは、6本の弦を右手の人差し指から小指までの4本でジャラン!と一気に弾くラスギャードという奏法で、かつ、パッと音を切って止めるのですが、その鮮やかなこと! 目に焼きついています。 ほんと、かっこよかったなあ・・・

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後半は、コンサートのサブタイトルにあるように、「プラテーロとわたし」です。

スペインの詩人でノーベル賞作家でもあるヒメネスは、健康を損ねて故郷のアンダルシアに戻り、ロバのプラテーロと日々を過ごす様子を138編の散文詩に表しました。
作曲家のテデスコは28編を選び、朗読とギターのための「プラテーロとわたし」を作曲しました。
今回はその中からの12編の演奏です。

波多野さんは、挿入歌のような歌を歌う場面はありますが、基本的に歌ではなく朗読です。
ギターは朗読のBGMでもあり、情景描写でもあり、心象風景でもあり、ときに詩そのものを語るようでもあり、というような立ち位置です。

私は第1編の「プラテーロ」を弾いてみたことがあります。 
レッスンとして弾いたので朗読とあわせたわけではなかったのですが、普通の曲ではないので、どうも弾きにくくて・・・

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8分の12拍子で始まり、途中、4分の4拍子になったり、2分の2拍子になったり、8分の12拍子に戻ったり。
つまりは、拍子はあってないようなもので、曲というより、ロバのプラテーロの歩みや、詩人の言葉や気持ちを音で表しているわけですが、弾くとなるとてこずりました。

なるほど、こんな風になるのか! と実に感心至極です。

プラテーロとわたし」 の演奏時間は1時間たっぷりかかります。
元々はそんな気はなかったのですが、行きがかり上、最前列に陣取ることになってしまったので、
途中で寝てしまったらどうしよう、と心配していました。

しかし、プロ中のプロの演奏は素晴らしく、
しっかり目を見開き、耳を傾け、
メゾソプラノとギターの音の世界にとっぷり浸かることのできた1時間でした。

アンコールは 武満徹 の 「」。
大好きな曲です。
うっとり聞きました。
by spring-ephemeral | 2017-11-09 00:13 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(4)

ギター・ビオラ・チェンバロのマチネコンサート 2017年6月

<2017年6月8日>

 前回5月の「ギターとテノールのコンサート」から、あまり間がないのですが、
 いつのも 『アランフェス』 でギター・ビオラ・チェンバロのコンサートが開かれるということで、でかけてきました。

 今回はマチネコンサートです。 
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 マチネコンサート は昼間のコンサートのことで、アランフェスでは初めてだそうです。

 最初にこのコンサートの話を聞いたとき、真っ先に思ったのは、
 ただでさえ広くはない店内にチェンバロが入るのだろうか? ということでした。

 
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入ってました!

 本体の重さは40キロほど。
 お弾きになる林小百合さんは軽井沢在住で、足から外して、ご主人に手伝ってもらって普通のバン型の乗用車に乗せて持ってらしたそうです。

 演奏会が始まる前にお話を伺いながら触らせてもらいました。
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このチェンバロの材質はカエデだそうです。

鍵盤は「遊び」があるのですが、軽く押しただけで音が鳴ります。 
鍵盤を押すと、「爪」が弦で弾いて音を出す、まさに「弦楽器」です。
奏でかたは違いますが、ギターを弾く感覚と同じように感じました。

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 「弾(はじ)いて」音を出す、ギターとチェンバロに比べると、 弓で「弾(ひ)く」ビオラは大きな音が出ます。

 ギターの尾尻さんもおっしゃっておられましたが、チェンバロの伴奏はとても良く合います。 

 ギターをソロで弾かれた角さんはテクニックもですが、リズム感も抜群です。
 プログラムには無かったのですが、もう1曲弾いてくださいました。
 それが「透明人間」(私が書き込みました)です。 はい、あのピンクレディの、です。
 角さんがご自身で編曲され、初公開ということで弾き始めは少し緊張されていたようでしたが、すぐに快調なリズムがはじけて一気に弾かれました。 

 休憩時間にはスペインのタパス(小皿料理)を、バルの雰囲気で。 1ドリンクつきですが、車なのでノンアルコールのカシスソーダです。
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スペースがないので、ちょっと窮屈ですが、いつものように美味しいお料理を少しずつ。 写真撮り忘れましたが、デザートのケーキも2品。

後半の「マドリガル協奏曲」を作曲したホアキン・ロドリーゴは「アランフェス協奏曲」の作曲者です。
普段あまり聞く機会のない曲でしたので、良い機会でした。

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アンコールで、尾尻さんが手にされたのはバロックギターでした。 真田でギター工房をされている石井さんの作品だそうです。
後ろが丸みを帯びていて、瓜を半分に切ったような形をしています。
弦は2本ずつ。 これを弾くと、チェンバロとほとんど同じ音がしました。 
バロックの時代はこんな音の演奏会だったのだろうな・・・

2時間ほどの間でしたが、優しい音に包まれたひとときでした。

 
 
 
by spring-ephemeral | 2017-06-15 01:21 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(8)

テノールとギターの夕べ スペイン料理とともに

<2017年5月13日>

 スペイン料理の店 『アランフェス』 で、テノールとギターのコンサートがありました。

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テノールの 今福充 さんはトークも楽しい方で、そのカンツォーネは以前にも 『アランフェス』 のコンサートで聞きましたが、
今回は前半は日本の歌曲でした。 どの曲もよく知られていますが、
武満徹 さんの2曲は特に感銘深いものがありました。
例によって、目の前1メートルですから、演奏者との距離が近い! 
後半のカンツォーネでは頭の芯にびんびん響いて耳が遠くなりそうでした。

柴田杏里 さんのギターを聴くのは2度目です。

「最初に話がきたのがだいぶ前で、なにを弾くと言ったのか記憶にありません」 とおっしゃって笑いを誘います。
「なので、プログラムにはない曲です」
という、1曲目は 「サンボレロ」 という南米系の曲でした。 「サンバ」と「ボレロ」をあわせて「サンボレロ」。

2曲目はプログラム通りの「黒海の踊り」。 3拍子+4拍子の7拍子 のリズムです。 
遊牧民のリズムなんだそう。

「南米音楽専門のように思われそうですが、僕はクラシックギタリストなので、クラシックを弾きます」とおっしゃって3曲目は バッハの無伴奏チェロ組曲から。
「ギター用の楽譜ではなく、チェロの楽譜をそのままギターで弾いてみます。」 というバッハは4、5、6弦を多用する、低い音の、落ち着いた印象になりました。

さて、コンサートのあとは演奏のおふたりも交えてスペイン料理のディナーです。

d0264892_2337161.jpg前菜盛り合わせ。

生ハム、スペイン風コロッケ、
スパニッシュオムレツ、
などなど。

d0264892_23394427.jpgd0264892_23395724.jpgサラダ。

カールスバーグ
その他ビール、ワイン、ソフトドリンク飲み放題。

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ホタルイカのアヒージョ。 パエリア。

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お酒も入り興が乗ると、今福さん歌います。 アンコール用に用意してきたからとおっしゃいますが、杏里さんも伴奏するからすごい!

コンサート中の写真は遠慮しましたが、「余興」ですので撮らせてもらいました。

楽しくて美味しくて、今回もアットホームなコンサートでした。
by spring-ephemeral | 2017-05-26 23:57 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

発表会 2017年 ~『アルハンブラの思い出』~

<2017年2月5日>

 今年もギター教室の発表会がやってきました。
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 私のギターの目標は、(完成度はともかく) 80歳になって、『アルハンブラ』 を弾けていること

  今年の私の発表会の演目はその 『アルハンブラの思い出』 です。
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技術はともかく、曲としてはそんなに複雑ではないので、覚えるのは大変ではありません。

 ただ、で前半をリピートし、 で後半をリピート。 最初に戻って前半後半を一度ずつ通して最終部分へ、 というのが楽譜通りなのですが、
 それだとかなり長くなるので、 で後半をリピートしたらそのまま最終部分へ移ります。
 演奏会でもそのように弾かれることが多いそうです。 それでも4分ちょっとかかります。

 
 もう一曲、先生と二重奏を弾きます。
 最初はやらない方向で 『アルハンブラ』 一本に絞っていたのですが、
 なんとなく恒例になっている二重奏、「やっぱりやろうか」 となって、やることになったのが発表会の2週間前。
 曲は『ルンバ・フラメンコ』 楽しくてかっこいい曲です。
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楽譜の見た目の複雑さの割りに弾きやすい・・・ことは弾きやすいのですが・・・
途中に思わぬ難関があっててこずりました。

2曲やることになった2週間前から、寸暇を惜しんでかなり頑張りました!

トレモロという弾き方は好きで、どちらかというと得意ではあるのですが、
昨年同様、今回も爪が・・・
人差し指の爪が欠けて、長さが足りない・・・なんでいつもこの時期に・・・
バランスが悪くなって、歯が抜けたようなトレモロになってしまいます。
音も小さくなるし、良いできではありませんでしたが、練習の成果はそれなりに出ていたかな・・・

『ルンバ・フラメンコ』 も爪の影響は否めず、ところどころ音が出なかったり、指がひっかかったりしましたが、
二重奏ですから、先生のギターに助けてもらって、勢いで、押し切りました。

みなさん頑張ったのが伝わってくる、良い演奏会でした。

あとは新年会を兼ねてスペイン料理のフルコース。
スペインのビールとワインで、楽しく盛り上がりました。

さて、来年はなにを弾こうかな。
by spring-ephemeral | 2017-02-09 02:45 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

『浜離宮ランチタイムコンサート』 ~福田進一ギターリサイタル~

<2017年1月27日>

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福田進一さんのギターリサイタルに行くところです。
1月とは思えない穏やかな日です。 軽井沢では薄曇りながら浅間山もくっきり見えて、気分も上々!

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朝日新聞社主催の 『浜離宮ランチタイムコンサート』 です。
パンフレットをみると今回でvol.156とありますが、 今までその存在を知りませんでした。

11:30 開演という時間も出かけやすい時間帯ですし、
なにより 2,900円 という料金も魅力です。

知らなかったわあ! 今までにもきっと良いプログラムがたくさんあったでしょうに!

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場所は 地下鉄大江戸線 築地市場駅A2出口 を出てすぐ、 朝日新聞本社の奥。 JR新橋駅から歩いても15分くらいのところです。

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朝日新聞本社の通路を抜けて行くと、右手にホールの入り口がありました。

ホール内は撮影禁止でした。

チケットの発売は10月6日(2016年)ですが、私が知ったのは12月に入ってから。 席はだいぶ売れてしまっていましたが、残っていた中から、バルコニー席の前から2番目を選びました。

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今回は、福田進一さんの演奏ということもありますが、なんといってもそのプログラムが魅力的でした。
福田さんご本人によると、今回のように中南米の作曲家の作品ばかりを組み合わせるのは初めてなのだとか。
これぞギター曲の真髄のような、馴染み深い曲が並んでいます。
私も弾いたことのある曲がいくつか含まれているのも嬉しい。
なにより、私が一番大好きなバリオスの曲が5曲も!

バルコニー席は1列で、前後の人も気にならず、前のほうだと演奏者にも近く、良い席でした。

コンサート終了は13時15分~20分。
至福のひとときはあっという間です。 

余韻に浸りながら銀座へ。 
お昼に食べようと決めていたお店に向かいます。
by spring-ephemeral | 2017-01-31 00:44 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(4)

アランフェス de アランフェス 2016

<2016年12月18日>

 今年も大萩康司さん(クラシックギター) と 河野紘子さん(ピアノ) ご夫婦のコンサートが
 スペインバル『アランフェス』 で開かれました。

 3年目になります。

 パエリアつきのワンプレートランチとワンドリンク付き、コンサート料込みで5000円、という破格の料金で、
 人気のおふたりの演奏を聞けるという、夢のようなひとときです。

 今年も、友人と、友人のお嬢さんと3人で参加です。

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頑張って最前列確保。 
お店は30人で一杯。 一番前はピアノに触れられるほどの距離。 大萩さんのギターまでも1メートル!

演奏者の息遣いや、楽器の余韻の最後まで耳に届きます。

まずはランチを。
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これも楽しみ。
生ハム、アヒージョ、オムレツ、パエリア・・・ ギュッと詰め込まれています。 おいしい!

演奏中は登場も含めて撮影禁止。

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ピアノの小品も、デュオも、ギターのソロも、楽しくすてきでした。
最後は毎回のお約束 『アランフェス』で聞く「アランフェス」
今年も贅沢なひとときでした。

演奏後、おふたりと写真を撮ってもらいました。

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きれいな人は写真でもきれい!
by spring-ephemeral | 2016-12-27 02:01 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(0)

クラシックギター デュオの夕べ

<2016年9月23日>

 いつもの、スペインバル&カフェ 『アランフェス』 でギターコンサートがありました。

 
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 ここでのコンサートの楽しみは、まず、食事がつくこと。

 フルコースのこともありますが、今回は パエリア付きワンプレート、ワンドリンク付き。 

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ドリンクはカールスバーグを。 どれもおいしいのですが、パエリアのすぐ左上、カップの中の砂肝のアヒージョが美味しかった! トマトのピクルスも。

 さて、もうひとつの楽しみは、目の前 1 メートルで演奏が聞けること。

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 音の余韻まで耳に届きます。
 右手、左手の動きがよく分かります。
 今回は場所がスペインレストランということで、スペインものの曲や、ラスゲアードやタンボーラ といったフラメンコ風奏法を駆使した曲が多かったので、耳も目も釘付け!
 
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(写真撮影は演奏時以外なら、ということでOKをもらいました。)

師(新井さん:左)弟(松田さん:右)コンビは息ぴったり。 
トークも楽しくて2時間はあっという間でした。
by spring-ephemeral | 2016-10-05 00:11 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(2)

今年はピアソラ

<2月7日>

 さてさて、今年も、習っているギター教室の発表会がやってきました。

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仕事等で参加できない方が2名。
 しばらくお休みしている方もおられて、総勢17名の出席です。

 私は最後から3番目と2番目。

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♪♪ まずはなんとなく恒例になってしまった先生との二重奏。
 ピアソラ の 『オブリヴィオン」』 (『忘却』) という曲。 
 もともとはイタリアの映画音楽だったそうですが、歌手のミルヴァが歌って知られるようになった由。
 楽譜は、フルートとの二重奏用のものをギター用にアレンジしたものだそうです。

 メロディパート、伴奏パート、どちらでもいいよ、 と先生がおっしゃったので、「では、メロディを」
 音符が少ないのでいいかな・・・と安易な考えで。
 音符は少ないのですが、 テンポがゆっくりなのでかえって弾きにくく、 加えて下のパートと合わせる呼吸が難しい・・・
 譜面面で選んじゃいけない、ということがよく分かりました。

 ピアソラですものね、楽なわけなかったですね。

d0264892_0472620.jpg(写真は昨年のものをトリミング)
♪♪ 私のソロは、同じくピアソラ の 『リベルタンゴ』

アレンジなさった竹内さんという方はご自身もギタリストだそうで、
ギターで無理なく弾けるようにアレンジされていると、
先生が言っておられました。

とは言われても、最初の上から三段目の指がきつい!

爪は補強が功を奏して本番まで欠けずにすみました。
昨年の 『ボレロ』 が惨憺たる出来だったのに比べると、
あくまで比較の問題ですが、今年のほうが曲らしく弾けたかなあ・・・

直前まで緊張していないと思っていたのに、
いざ、弾き始めるとあがる、あがる・・・


普段は完全個別レッスンなので、他の生徒さんと顔を合わせることはめったにありません。
年末の忘年会と、新年会を兼ねたこの発表会が、みなさんと顔を合わせる数少ない機会です。
全員の演奏が終了すると、テーブルと椅子を並べ替えて新年会に変わります。
先生の息子さんがやっておられるスペイン料理店ですので、もちろんスペイン料理です。
 イベリコ豚の生ハムから始まって、前菜盛り合わせ、サラダ・・・
 ○ ホタルイカのカルパッチョ
 ○ ほうれんそうのトルティーヤ
 ○ 牡蠣のアヒージョ
 ○ 魚介のブイヤベース
 ○ パスタ・・・等々
美味しく食べて、飲んで、盛り上がりました。

発表会は緊張もしますが、不思議とモチベーションが一番高いのは発表会直後のような気がします。
今日の出来不出来は忘れて、来年はどんな曲がいいかな、なんて次に思いを馳せたりしながら、ギター談義に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごしました。
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(昨年の様子)





 
by spring-ephemeral | 2016-02-10 01:47 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

爪の補修

 クラシックギターは、つけ爪やピックを使わず、自分の爪で弾きます。
 爪の磨き方ひとつで、弦をはじいたときの音色や響きに違いが出るので爪を磨くのはとても大事です。

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私の爪磨きセット。
みなさん、だいたいこんな感じだと思います。
爪は、手のひら側から見て、指の先に1ミリくらい出るのが目安ですが、もちろん人によって長さや形がちがいます。

まず爪やすりで荒く整え、紙やすり(800~1500番)であたり、
私は仕上げに模型用のフィニシングペーパー(2000番)を使います。 模型用フィニシングペーパーには研磨剤がついているので、とても滑らかに、かつ、必要以上爪を削らずに仕上げることができます。

右にあるのは、爪補修用のアロンアルファ。
専用にあるわけではなく、どこにでも売っているものです。
写真のは、細かい箇所用にスポイトが細くて、爪に使うには具合がいいです。

ある日、右手中指の爪の先に細かい疵を発見!
ふだんならそのまま磨きながら様子を見るか、早めに切って整えるかなのですが、
3週間後発表会を控えていました。
疵が入ると割れたり、切れたりしやすいので、補強することにしました。

昔から良くされているのは、
使わない指(右手の小指や左手の親指)の爪や、時には足の爪を使うやり方です。
やり方は簡単で、切った爪をアロンアルファでくっつけて補強します。
ただ、左手で細かい作業をしなくてはならないので、根気が要ります。

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きれいな手でないので、こそっとアップします。
左の写真は補強した爪。
アロンアルファといえど、炊事洗濯・入浴・掃除などしていると取れてしまうので、練習するとき以外は補強した指先をばんそうこうで保護。(写真右)

これでなんとか発表会までもたせようと思っていたところ、10日ほどでせっかく補強した爪がとれてしまいました。
え? なんで?

粗忽な私は、練習したあと、中指ではなく、無傷の薬指にしっかりばんそうこうを巻いていたのでした。
やり直し・・・

その後はなんとか保ち、今日7日、発表会当日です。

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(ウィーンみやげにもらったガラスの爪やすり。 目が粗いので仕上げ用には使えませんが、可愛らしくてきれいです。)

 







 
by spring-ephemeral | 2016-02-07 01:57 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(6)

アランフェス de アランフェス 2015

 新しい年も7日目。
 年末から一週間しか経っていないのに、感覚的には去年がずいぶん前のことのようです。
 
 積み残してしまった昨年中の出来事をどうしよう、と思うのですが、
 記録として積んで残しておけるのがブログですものね。

 しばらくの間、去年と今年が交錯しつつの記事アップになりそうです。

<2015年12月27日>

 上田駅近くの 『 カフェ&スペインバル アランフェス 』 でギター&ピアノコンサートがありました。
 
 ギタリストは、今おそらく日本で一番人気がある若手ギタリストの 大萩康司(おおはぎ やすじ) さん、
 ピアニストは、大萩さんの奥様、河野紘子(こうの ひろこ) さん。

 昨年(2014年)に続いて2度目です。
 通常のコンサートでしたら、チケットは8000円から10000円はする演奏家ですから、
 フリードリンク付きで4000円は破格です! 
 「アランフェス」オーナーのお父様は私も通うギター教室の先生ですが、個人的に大変親しいお付き合いがある関係で、実現できるコンサートです。

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店内は40名が限度の人数です。 幸運なことに最前列の椅子が空いていました。 目の前1メートル。 近い!

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才能あふれる美男美女のご夫婦。 ツーショットも素敵!

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大萩さんの開口一番は 「近いですね」。 なにせ最前列の客まで1メートルですから! 息遣いや視線やため息までも直に感じることができます。
大きなコンサートホールになると、最前列のお客さんまで5メートルはあるので、ステージで演奏していると、周りに誰もいない錯覚に陥ることもあるそうです。
「ギターと言う楽器の特性を考えると、小さな場所で演奏するのが本来の姿かもしれませんね。 」 

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演奏中、指使いだけを見ていました。
ギターを習っている者としては、この距離で世界的演奏家の指使いをこの距離で見られるなんて、とんでもない幸運です。
すばらしかった! 

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大萩さん、トークもお上手になりました。

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奥様の紘子さん、抜けるような色の白さできれいなんです。 笑顔もチャーミング。 

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「アランフェス」 で アランフェスを弾く・・・この取り合わせを気に入られて、「恒例にできれば」、 と。 来年も聞くことができそうです。

あっという間の2時間。

演奏後には紘子さんにも大萩さんにも握手してもらいました。
爪にも触らせてもらいましたが、非常に参考になりました。 

いつまでも余韻の残るコンサートでした。

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(アンコールで弾かれた 二橋潤一さん作曲の「エレジー」 という曲。 譜面台に残っていたので記念にカメラで)





 
by spring-ephemeral | 2016-01-07 01:27 | コンサート・ギター | Trackback | Comments(4)