2017年 11月 03日 ( 1 )

別所温泉 『七草の湯』 で松茸づくし 2017年10月

<2017年10月21日>

 昨年のことです
 松茸の時期に、3年通った別所温泉の『松籟亭』でしたが、
 いささか感じるところがあって、来年(今年のことです)は『七草の湯』に泊まりながら松茸料理を食べようと決めました。

 母とですので、ベッドの部屋が必須。
 部屋だけは今年の早い段階でJTBを通してとってもらっていました。

 10月に入って、あらためて電話をし、
 追加料金は当日精算で、料理を松茸づくしに替えて欲しい旨をお願いしました。

 ところが・・・

 9月の時点で、すでに今年の松茸は不作に違いないといわれていましたし、
 松茸に限らず、私が山に入っても食べられる、食べられないにかかわらず、キノコが出ていない状況でしたから、 予想はしていましたが、
 「今年は松茸が不作で、ご予約いただいても確実にご提供できるお約束ができません。」
 とのことでした。
 
 電話をしたときには、宿泊日までまだ3週間近くありましたので、
 天気次第では事態が好転することがないとはいえません。
 状況はよくわかっていますので、「そのときの様子で、もし可能でしたら、可能な範囲で」とお願いしました。

 「では承りました
 と受けてくださったのですが、
 はたして・・・

d0264892_014457.jpg

d0264892_0154955.jpgd0264892_016877.jpgd0264892_0163826.jpg
いつもの部屋。 いつものお茶うけ・・・と思ったらどら焼きがパウンドケーキに変わっていました。

d0264892_015243.jpg

d0264892_0195447.jpg

d0264892_0201366.jpg
デッキテラスから北向き観音の参道が見えます。 

d0264892_113123.jpgd0264892_1133042.jpg
d0264892_0465884.jpg
d0264892_143285.jpg
台風が近づいているということで、キャンセルされた方も多いと宿の方がおっしゃっていました。 そのためもあるのか、大浴場は貸し切り状態で温泉独り占め。

d0264892_1102574.jpg
日の暮れが早くなりました。 夕方6時。 上田もすっかり夜景の街です。

<夕食>

d0264892_1192169.jpg
食事の前に、足腰の悪い母のために部屋の座卓を椅子とテーブルに換えてくださいました。 ありがたかったです。

d0264892_1234628.jpgd0264892_124585.jpg
d0264892_1242735.jpg
もしかしたら松茸づくしの料理はできないかもしれないし、できても過度の期待はしないでおこうね、とふたりで話していましたが、 食事の支度に来た仲居さんによると、数日前伊那のほうから仕入れがあったそうです。

d0264892_13226100.jpg前菜の中の 松茸の牛肉巻き が美味しかった。
牛肉との相性が良いのを改めて確認しました。

d0264892_1362076.jpg土瓶蒸し。

蓋を取って驚きました。
わずかなミツバと銀杏、小さな鶏肉はありますが、
こんなにふんだんに松茸の入った土瓶蒸しは
見たことがありません。

d0264892_140813.jpg近頃は長野に限らず、
海から離れた山の温泉では川魚のお刺身が出ることが多くなりました。
それはそれで良いのですが、やはり海の魚に勝るものはないと、本音です。

『七草』はかなりクウォリティの高い海の魚のお造りを出してくれます。
下に敷かれた大根と海藻に、
ドリップの赤い色がつくことはありませんでした。
鮮度の良さを実感します。

マグロ、イカ、鯛、ほたての酢橘〆、ぼたんえび

d0264892_147499.jpgd0264892_148648.jpgd0264892_1482749.jpg
松茸の備長炭焼き。
あまりの見事さにびっくりしてしまって、歓声しか出てきません。 しばし眺めて写真ばかり。 「料理長、頑張りました」 と仲居さん。  豊作不作にかかわらず、二度とお目にかかれないかもしれません。 ただただ驚きました。 そう言うと、仲居さんも 「喜んでもらえて良かったー」 と笑顔でした。

d0264892_1574698.jpg松茸と鱸のかぶら蒸し。

d0264892_1585082.jpgd0264892_159483.jpg
松茸と信州牛の陶板焼き。 天ぷらは青みのしし唐以外は松茸のみ。 

d0264892_23757.jpgd0264892_232388.jpg
松茸がふんだんに炊き込まれたご飯でした。 欲を言えば、油揚げはもう少し少なくてもいいかな? 「松茸がいっぱいあるところを盛りますね」 と仲居さんがよそってくれます。 
見えませんが、味噌汁の中にも松茸が沈んでいます。

d0264892_272386.jpgいちじくのコンポートとフルーツ。


 夢に見そうな松茸三昧の料理でした。 別所産の「地物」ではないとはいえ、県内産には違いなく、宿のプライドと意気地を感じて感動を覚えました。

<2017年10月22日>

d0264892_2164365.jpg
台風の雨がやってきたようです。 風はさほどありません。 雨の中でもお観音さんには訪れる人の姿がありました。

<朝食>

d0264892_2182325.jpg

d0264892_2184278.jpg


部屋のお風呂に何度も浸かって帰ります。
「来年も来ようね」 「来れるかしら」 「来れるさ」 
来れますように。










 
by spring-ephemeral | 2017-11-03 10:24 | お宿記 | Trackback | Comments(6)