2017年 05月 19日 ( 1 )

『別邸 朧月夜』 2017年5月

 ツレアイと話をしているとき、なにかちょっとしたきっかけで、ツレアイが急にふっと思い出したように 「どこそこ(旅行の行き先や泊った宿)は良かったなあ」 とつぶやくことがあります。
 道後温泉の宿 『別邸 朧月夜』 もそんな宿のひとつでした。
 「良かったよねえ、また行こうか」
 と私が言えば、
 「うん、そうだなあ」
 とツレアイも。
 しかし、長野から四国、そう簡単に行ける距離ではありません。
 それはふたりとも良くわかっていることですから、 本気で 「また行ける」 なんて思ってはいず、言ってみただけの会話でした。
 でも、たとえ言ってみただけとはいえ、ツレアイがそう言うのですから、機会があればいつかは、と思っていました。

 今回、その「いつか」が巡ってきました。

<2017年5月4日>

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『別邸 朧月夜』 は道後温泉の本館からもほど近い街の中心部にあります。
ちょうど道がカーブしている場所で、 ちょっと入りにくい入り口です。
ツレアイは「もっと山のほうにある気がしていた」と言っていますが、前回来た時は入り口に気付かず、坂道を上っていってしまった記憶が残っているのだろうと思います。

d0264892_23282567.jpg植え込みを回っていくと玄関です。


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d0264892_23442128.jpgd0264892_23444131.jpgd0264892_23451312.jpg
広いロビーにあるフリードリンクコーナー。 コーヒー、紅茶は数種類ずつ。 ジュース類。 そしてなんといっても生ビールサーバー。 すべて好きなときに好きなだけ
これほどフリードリンクが充実しているところは他に記憶にありません。

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お茶をいただいて部屋に案内してもらいます。


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おりしも五月のお節句。 館内には因んだ飾り物があちらこちらに。

d0264892_0421665.jpgd0264892_0424650.jpg「月」がモチーフ。


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部屋は全19室。 全室に「」の名前がついています。
今回の我が家の部屋は 「夕月

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玄関を入るとつきあたりに水周りとお風呂。


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部屋はやや縦長で、ベッドルーム、10畳和室、リビング、デッキテラスと続いています。

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部屋は3階にあります。 デッキテラスからは庭を見下ろせます。 

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部屋の露天風呂には道後の源泉が。 phは9.1。 アルカリのなめらかなお湯です。

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冷蔵庫内はすべてフリー。 冷蔵庫に梅ゼリー、和室の机の上には柏餅がありました。 ツレアイは湯上りにさっそく恵比寿ビールを。


<露天風呂>

『朧月夜』 には大浴場はありませんが、露天風呂があります。

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ロビーを出て、通路を歩いて行くと・・・

d0264892_1464428.jpgd0264892_147123.jpg足湯と男女別露天風呂があります。


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露天風呂は手前が、奥がで、翌朝は入れ替えになります。 
それぞれ洗い場のシャワーは2つと小さいですが、他の方と一緒になることはあっても3人以上の方とかちあうことが無いのが不思議なくらいでした。

<夕食>

食事は食事処 『二十三夜』 で。 

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d0264892_23504461.jpgd0264892_23511520.jpg季節らしい器や、盛り付けに和みます。

織部豆腐と名前がついているのは、
織部の焼き物をイメージしているからだとか。

d0264892_23523224.jpgd0264892_2353551.jpgワインはシャブリが出てしまい、
シャルドネはなんと長野の小諸のワインだそうです。
はるか四国で長野のワインを目にするのは嬉しいですが、
小諸はあまりに近いお隣なので、
ここは別のものを。
リースリングです。 さっぱりしたワインでした。

アイナメとそうめんのお椀。
独活の菖蒲。

d0264892_0123154.jpgd0264892_012555.jpg新鮮なお造りの内容はもちろん、
サツキに見立てた大根など、芸が細かい!

鯛の子と早春の焚き合わせ。

d0264892_0161345.jpgd0264892_0163884.jpg牛のしゃぶしゃぶか、鯛しゃぶか選べます。

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d0264892_0205769.jpgd0264892_0212026.jpg「ひゅうが飯」というのは郷土料理だそうです。
味付けした魚(鯛)の切り身と薬味をご飯に乗せ、
卵をかけていただきます。
珍しくて、美味しかったです。

d0264892_0232038.jpgd0264892_0234027.jpgかごに入っているのは「清見タンゴール」。
部屋に持ち帰ってもよいとのことでしたが、
家まで持って帰ってきました。
甘くて美味でした。


<朝食>

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朝食も夕食と同じ『二十三夜』の個室食事どころで。

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d0264892_035564.jpgじゃこてん、湯豆腐、イカ刺し、などなど、
おいしくいただきました。

デザートはフルーツとヨーグルト。


大浴場がないのが残念といえば残念ですが、
フリードリンクコーナーといい、全体を考えるととても行き届いていて、居心地良く過ごすことができました。
スタッフは若い女性が多く、食事のサーブはややマニュアル的な感を持ちましたが、感じは悪くありません。
チェックアウトを担当してくださったのは「女将」にあたる方のようでしたが、ご主人が長野に行ったことがおありだそうで、親近感が湧きました。

「『朧月夜』 良かったね」
「うん、良かったけど、遠いなあ」
「遠いねえ・・・」

いつかまた訪れる機会が巡ってくるでしょうか。 巡ってきてほしい宿です。










  
by spring-ephemeral | 2017-05-19 01:06 | お宿記 | Trackback | Comments(4)