九度山 1 ~真田庵~

<2016年5月4日>

高野山からふもとの九度山に向かいます。

d0264892_054041.jpg
稜線だけ見ると、なだらかですが、谷は深く急峻です。

d0264892_154494.jpg

d0264892_162480.jpg
高野山は長野の松本とだいたい同じ標高ですが、 少し下ったところでは長野より季節は先に進んでいるようでした。

d0264892_1101379.jpg
我が家が降りた 橋本 の一つ先、終点の 極楽橋 へ続く南海高野線の橋梁。

d0264892_1153889.jpg
高野山から車でおおよそ45分。 九度山にやってきました。

d0264892_134452.jpg
九度山駐車場 に運良く停められました。 我が家の後、すぐに空き待ちの列ができました。 (高野山は右下の方向)

d0264892_1362059.jpg
駐車場から5分ほど。 細い路地を上がっていくと 『真田庵』 がありました。 

d0264892_138871.jpg
行ってびっくり! どこから人が現れたのか、湧いたのか! 人、人、人・・・
さらには境内は幡、幡、幡・・・で囲まれています。 いや、すごい! 上田の比ではありません。

d0264892_1445642.jpg
提灯にも六文銭。

d0264892_1452542.jpg
真田昌幸・幸村(信繁)が暮らした屋敷跡に建つ小さな寺で、見てまわる、というほどの広さはありません。 あっという間に門から出てしまいました。

d0264892_150441.jpg
こちらが正門だったようです。

d0264892_1562967.jpgd0264892_1565150.jpg

d0264892_1572367.jpgおりしも3日後の5月7日、8日は九度山の 「真田まつり」。
家ごとに提灯や飾りが下がっています。

パンフレットによると、
まつり には 武者行列が練り歩き、真田十勇士 が大人気 とのこと。
デジャブ のような・・・
なんだか妙な気持ちです。

「真田庵」から細い路地を歩くこと数分。
真田の抜け穴、といわれていた 真田井戸に着きました。

d0264892_265384.jpgd0264892_272662.jpg
幸村が村人たちを呼んでの宴の最中、この抜け穴を通って屋敷を抜け出し、九度山を脱出して大阪城に向かった、 と言われる 「真田井戸」 で、実際に横穴が見えますが、 実は「古墳」であったことがわかっています。
d0264892_2113846.jpg


なんとなくここまで来てしまいましたが、 真田昌幸の墓所が寺にあるはずです。 『真田庵』に戻ります。

d0264892_216595.jpg

d0264892_2195837.jpg

d0264892_2174979.jpg
本堂の前に小さなお社があり、傍らに 昌幸のお墓が、 その奥に幸村と、幸村の長男大助の供養塔がありました。

真田父子の九度山での暮らしは困窮し、兄信之や姉の松からの仕送りが頼りだったそうです。
暮らしの助けにと、この九度山の地で父子が内職で 真田紐 を作っていたといわれています。

川があり、山があり、河岸段丘でもあるこの地は、信州真田に少し似ているでしょうか。
父昌幸は、二度と九度山を出られることはなく、失意のうちにこの世を去りました。
今日の真田人気と、訪れる人の多さに、昌幸はさぞ驚いていることでしょう。

さて、九度山は真田父子が隠棲した地、というだけでなく、高野山との繋がりの上でたいへん重要な地でもあることが訪れてみてわかりました。
次回は、高野山に繋がる九度山を歩いてみます。
by spring-ephemeral | 2016-05-14 02:43 | おでかけ | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://aprilmoon.exblog.jp/tb/23142315
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by よし坊 at 2016-05-14 08:26 x
これだけ真田づくしで楽しめれば上田の人にとっては充分満足でしょうね。
それにしてもお天気がよくてなによりでしたね。
Commented by shinmama at 2016-05-14 11:57 x
「連ドラ」ひとつでも町の様子がガラッと変わっているのに驚きますが
恐るべき 「大河ドラマ」の力ですね。

「気ままに上田便り」と合わせて拝見することで 
真田氏について かなり詳しくなった気がしていますが
頭の中には 常に「草刈正雄」と「堺雅人」が浮かんでいます。(笑)
Commented by パンジー at 2016-05-15 21:20 x
ほんとに大河の力は凄いですね。
信州方面行った時、かなり上田から離れてるにもかかわらず、
六文銭があちこちに掲げられていた事を思い出します。
いい御天気の中、素敵なウォ~キングだったのでは?
それも含め、興味深く拝見しております。
さて次は…?
Commented by うつきよう at 2016-05-15 22:40 x
よし坊様、

 雨が夜のうちに降ってくれてよかったです。
 晴れてもさわやかでしたので、歩くにはよい季節でした。
 はい、上田の人間としては大いに楽しめました。
 それにしても九度山の人の多さにはびっくりしました。
 
Commented by うつきよう at 2016-05-15 22:57 x
shinmama様、

 九度山は行ってみると小さな町で、
 真田庵も、こちらの門からあちらの門まで、1分で行けてしまうくらいのお寺ですが、
 人の多さに驚くばかり。
 テレビ、特に大河の影響力は改めてすごいですね。
 招致活動をしたくなるはずです。

 以前の『真田太平記』で幸村役だった草刈正雄さんが今回はお父さんの昌幸を演じているわけで、
(役がらは違いますが)お父さんになったんだね、と妙に感慨ぶかいです(笑)
 
Commented by うつきよう at 2016-05-15 23:09 x
パンジー様、

 その同じ現象が和歌山でも起きておりました(笑)
 六文銭があちらにも、こちらにも・・・
 大河ドラマの力はすごいです。
 九度山は上田よりずっと小さな町でしたし、
 道も細いし、食事ができる店もないし、
 今の時点でこれだけの混みようなら、
 ドラマの舞台がこちらに移ってきたら、
 どんなことになるのでしょうね。
 九度山にはほかにもみどころがあったので、
 もうしばらくおつきあいくださいね。
 
<< 九度山 2 ~慈尊院 ・ 丹生... 高野山 5 ~蓮華定院~ >>