<2016年2月13日>
駐車場から目立たない入り口を入り、どうということのない短い通路の先からエレベーターで1階へ。 直接部屋に案内されるので、パンフレットで見るエントランスは、初めて行ったとき通ったきりです。 部屋には名前も番号も無し。 ドアの横のライトの穴が目印。 いつもと同じ、 穴3つ。 JTBと契約があるのがこのお部屋なのだと思います。 1階には和室が5部屋。 2階には3部屋のスイートがあります。 冷蔵庫内はフリー。 ミニバーは有料です。 全室露天風呂付き。 注がれているのは伊香保の2つの温泉のうちの、透明な「白銀の湯」です。 着替えて、本館 『副一』 の大浴場へ。 1階のエレベーターホール。 うっかり間違えた方が1階でエレベーターを降りてしまっても、 「ここは1階でございます」 とあるだけ。 この左のドアの向こうに 別の空間があるとは思えません。 このときは空いていて、広い内湯も露天風呂も貸切状態でしたが、夕食前にもう一度行くと、大勢の方がお入りでした。 食事は7階、食事処「茶寮」の個室で。 料理に合わせたアルコールをコーディネートしてくださるマリアージュをいつものように。 ※ お部屋でチェックインのとき、スタッフが、「日本酒を白ワインに変えましょうか?」 と言ってくれました。 ツレアイはお酒ななんでもいけるのですが、どちらかというとお酒よりワインが好みだという話を昨年したことがデータとして残っているようです。 わずかなことですが、こんな心遣いが嬉しいです。 食前酒は梅酒。 柚子釜の中には天然鯛や鮑、。 白い蛇腹は重ねたじゃがいも。 鱈の白子もふっくら。 焙り河豚に卵の黄身が巻いてあります。 三杯酢で味付けられた黄身がなんとも良い加減です。 お造りですが、サラダのよう。 しっとり柔らかなヒレ肉に林檎のソースが良く合います。 種類豊富な野菜は付け合せというより 同じお皿の中のもう一品。 パプリカのムースと、 上に載っているキャベツの歯ざわりが、 それぞれを引き立たせています。 <ぐつぐつとよく煮立ったまま運ばれてきましたが、 使われている器は抹茶茶碗です 土鍋で炊かれた炊き込みご飯。 近頃は土鍋炊きでご飯が出すところが増えました。 グラタン仕立てに冷たいアイス。 デザートワイン。 すっかりおいしくいただきました。
by spring-ephemeral
| 2016-02-18 01:08
| 宿を楽しむ~関東~
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Comments(4)
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zuxtotabi at 2016-02-18 12:57
諧暢楼さんへ今年も行かれたんですね。凄いです。^^v
そうですね。JTBさんと契約があるのが 宿泊された部屋だと私も思います。 部屋専用の庭に雪が積もっていて尚更、趣が増し良い雰囲気です。 「福一」さんの大浴場、利用しなかったので 拝見でき良かったです。 料理の素材も厳選されていて どれも美味しそうです。 ちゃんとデーターが残されているのは嬉しいですね。 今回は諧暢楼館内で 他のお客様と会われましたか? 他のお客様の気配が感じられないというのは不思議な感覚です。 上質な時間を過ごされ、ご主人様もリフレッシュされたことと思います。^^
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パンジー
at 2016-02-18 16:58
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こういう記事を拝見する度に悔しさがこみあげてまいります(笑)
どうしてこんなに行きにくいところにこんなにいいお宿があるのか… 勿論私どもの行き易い所にもいい所あるのでしょうが、「行けない」と思うと… 隣の芝生だけが青い気がします。 ほんとに素敵、ほんとに美味しいそう… 溜息のみ。
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うつきよう
at 2016-02-18 23:53
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ニャン様、
今回も諧暢楼館内や食事処で他のお客様とは全く会わずでした。 ほんとに! 他のお客様の、あの気配のなさは 不思議な感覚ですよね~。 でも、これまた珍しいことに『福一』さんの大浴場で、諧暢楼のお客様だろうな、という方がおいででした。それも、2日間でお三方みっけ。 履物と浴衣でたぶんそうだろうと思います。 お料理が少しずつ進化しているように見受けられて、満足度高いです。 JTBのプランでなく、「手配」という形で宿泊のみ取ってもらうと、1万円3千円くらいお安いんです! そのかわり、特典はありませんが、スパの30分コースなので、スパを利用しない私にはいいかな・・・ 年末に期限が切れるポイントに上乗せして一人分をポイントで捻出すると、実質一人分で二人泊まれるので、ハードルがぐんと下がります。 ツレアイは、この手で、とある宿に泊まりたい風ですが、 一年に一度しか使えない「手」なので、今年は却下! これから休み無しで忙しくなるので、束の間の休息でリフレッシュしてくれると良いのですすが。
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うつきよう
at 2016-02-19 00:38
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パンジー様、
遠い山の中の温泉地ばかりで申しわけないです。 東国の僻地で誇れるのは温泉、というところですが、」 長野もそうですが、特に団体旅行隆盛のころは、 温泉は良くても、他はぱっとしないところが多かったです。 最近はどこも個人客を意識するようになって、サービスもお料理も良くなりました。 ぜひ、長野にも群馬にもいらしていただきたいです。
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