戸倉上山田温泉 『笹屋ホテル』  ~お風呂と食事~

※ 思わぬ雪が降って、ブログはちょっと寄り道しました。 ※


 『笹屋ホテル』 さんの続きです。

<2016年1月16日>

部屋に落ち着き、お茶をいただいたら着替えて大浴場に出かけます。

まず女性用になるのは、2階の 「木の湯」。
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1階の湯上りラウンジの横から階段を上がるのですが、
足の悪い母を見て、スタッフが、フロント横のエレベーターを勧めてくれました。 階段を上がると、左写真の椅子の右手から来ることになります。

d0264892_150067.jpg広々とした洗い場の奥に浴槽があります。

源泉かけ流し。
加水加温なし。

ほのかに硫黄が匂う、すべらかなお湯です。
ふわりと湯花が揺れます。

d0264892_1524972.jpg外には露天風呂。

以前は奥の四角の浴槽しかありませんでした。

スペースがただ空いていてもったいないと思っていた場所に、
樽風呂が二つできました。

風が心地よい外のお風呂です。


 『笹屋ホテル』 には以前家族で毎年訪れていたと、最初のページに書きました。
 バブル期、団体旅行全盛で 「個人のお客様はお受けしておりません」 とにべもなく断る宿もあった中、『笹屋』 は個人客も受け入れていました。
 建物は古くても、温泉も食事も行き届いていて、我が家も好感を持って訪れていました。
 およそ20年前、すっかり近代的な宿に生まれ変わりました。
 食事も洗練された会席料理になったのですが、 問題は量です。 内容は良いけれど量がいかんせん少ない。
 家族4人で食事をし、両親はそのまま泊まり、私たち夫婦は家に戻る (ときにはその逆も) ということもあったのですが、
 家に帰った私たちは食事が足らずにラーメンを食べました。 
 「料理はいいけど、量が少なくてね・・・」 と、若かった私たちが敬遠するようになり、
 両親でさえ物足りなくて、 いつしか行かなくなりました。

 今回、予約は取ったものの、「食事はどうだろうね?」 と少々不安。
 もっとも、母も私ももはや若くはないし、「少なくてもいいじゃないの」 と母も言いいます。 
 「そうだよね」 と割りきってやってきたのでした。

 さて、その食事はどうでしょう?
 
《夕食》

 中華と和食が選べます。 今回は和食で。

 食事処へ出向きます。

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d0264892_2104816.jpg食前酒はあんず酒。

左は豆乳とうふ。

前菜、真ん中はアワビ。
その前は海老とお芋。
左に蛸。上は黒豆。
右に鴨。

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牛肉の蒸篭蒸し。
ポン酢と特製味噌だれで。 味噌だれがとても美味でした。

d0264892_2242292.jpgd0264892_2243750.jpgあいなめの若竹椀。

お造りは
まぐろ、信州サーモン、
岩魚、鯉の昆布締め。
昆布が六文銭になってます。

d0264892_228473.jpgd0264892_229259.jpg梅の甘煮が、甘すぎず、美味しかったです。
汁のジュレとトッピングはカボチャの種。

ワインはグラスで白と赤を。

d0264892_2313150.jpgd0264892_2314739.jpgお品書きには「鰤の柚香焼き」ですが、
アレルギーがあることを伝えてあるので、
小鯛の塩焼きにしてくださってます。

骨もちょっとだけパリパリと。
レンゲの中は蕗みそ。

d0264892_2351851.jpgd0264892_2353118.jpg旬の小鉢は野菜と帆立を黄身酢で。

松代蒸しは長いもです。

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心配は杞憂でした。 良いお料理でしたし、お腹いっぱい。 大変満足しました。 
これならツレアイと来ても大丈夫そうです。

<1月17日>

男女入れ替えになった 「石の湯」 へ。

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以前はなかった新しい通路。
右手に「豊年虫」の建物が見えています。

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広い湯上りラウンジ。
古い建物だった昔、このあたりに女湯と、プールがありました。

d0264892_230842.jpg宿泊しないと 「石の湯」 には入れないので、泊まるのがとても楽しみでした。

※ホテル併設の中華レストラン『杏花』で食事をすると(ランチでも)、立ち寄りで入浴ができます。 今は奇数月が 「木の湯」、 偶数月が 「石の湯」 が女湯になりますので、泊まらなくてもどちらにも入浴可能です。

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昔から変わらない「石の湯」 の広い内湯。

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以前は一番手前の露天風呂しかありませんでした。 大きさも、もっと小さく、庭に埋もれるようにありました。
私はその小さな露天風呂に浸かって、奥に広がる庭を眺めるのが大好きでした。 ツレアイや、聞けば友人たちには小さくて不評だったので、3倍以上に広くなって、これなら良いと思います。

d0264892_2405240.jpg部屋の入り口にお茶のセットと新聞が届いています。
朝茶を飲みながら、朝食の時間を待ちます。


《朝食》

d0264892_2423841.jpg夜と同じ食事処へ。

d0264892_243635.jpgこじんまりしていますが、ちょうど良く、美味しくいただいた朝食でした。


d0264892_2465836.jpg帰る前に、夜はバーになるカウンターでコーヒーを。


しばらく足を運ばなかった 『笹屋ホテル』 でしたが、 湯量豊富な温泉も変わらず、一番気になっていた食事も文句なしに満足でき、来て良かったと思いました。
近くの温泉に、またひとつ選択肢が増えました。
by spring-ephemeral | 2016-01-24 02:55 | お宿記 | Trackback | Comments(6)
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Commented by よし坊 at 2016-01-24 15:11 x
22日夜、無事帰国しました。
1mの至近距離から生演奏が聞けるとは何と素晴らしい事か。
来てくれる町の電気屋さんが未だ有るのはとても良いですね。何かあった時にとても助かりますもの。それにしてもVHSが・・・
真田丸 僕も2回分の録画を見ました。
今年上田城は大変な賑わいに成る事でしょうね。
行かなくてはと思いつつ何時までも行けない星野リゾートを皆様がドンドン行かれて益々遠のく我が家です。
コーヒーをジックリ点てて飲む事をしない我が家、考えを変えないといけませんね。
日本に雪が来たと言う話はパタゴニアの山奥で知っていました。恐るべしネット時代と思いました。
氷柱の写真を撮るなんて“生活の余裕”を感じます。
笹屋ホテル 量が増えただけでなくどれを見ても美味しそう!一度は見限ったお客さんを取り戻すとは凄い事です。
Commented by zuxtotabi at 2016-01-24 18:12
なるほど、そういう理由でしたか・・・。
サービスも良いですし、お料理も良かった印象が残っているので
何が原因なのかな?と思っていました。
大浴場の雰囲気も良いですよね。好きな大浴場の一つです。
お部屋は、私達も同じ部屋でした。
千曲川も見えますし、おっしゃるように入るたびに溢れ出すお湯も気持ちいいですよね。
「笹屋」さん、夫が好きな旅館ですので、又、宿泊すると思います。
何時かお会いするかもしれませんね。^^
Commented by うつきよう at 2016-01-24 23:52 x
よし坊様、

 わーい、お帰りなさいませ~\(^o^)/
 ご無事でなによりでした。
 お帰り直後でなにかとお忙しく、お疲れと思いますのに、
 丁寧にブログを見てくださって、ありがとうございます。
 今のところまだまだ静かですけど、ドラマが進んで、春になったら、
 上田の街もにぎやかになるのでしょうね。
 今は嵐の前の静けさ、といったところでしょうか。
 パタゴニアにいても、日本の雪がリアルタイムで伝わるのですか!
 秘境のイメージも変わりますね。
 余裕ですかあ? そこそこ寒い田舎に住んでいるだけですよぉ(笑)
 もっと寒いところだったら、ツララを撮っているどころではありませんものね。
 上山田も最近はぱっとしませんが、
 そんな中でも「笹屋」さん、頑張っていらっしゃると思います。
Commented by パンジー at 2016-01-24 23:53 x
行きにくい処故、縁が薄く残念です。
びゃ~っと車走らせ飛んで行きたいものです。
近場のお宿が、良い方に変化してくるれと嬉しいですね。
きっとまた違った悩みが生じるのでしょうが……
羨ましい悩みです、きっと。
Commented by うつきよう at 2016-01-25 00:21 x
ニャン様、

 ニャン様もこちらのお部屋でしたか!
 私は『笹屋』さんのお露付きのお部屋は初めてでしたが、
 眺めもよくて、良いお部屋ですね。
 実はそういう理由でして、
 空腹感が満たされないことが予想できるので、どうしても二の足を踏んでしまいがちに。
 食べ盛りでしたしね(笑)
 お腹いっぱいになると幸せ感もいっぱいになりますものね。
 はい、私も大浴場の雰囲気、好きです。
 お会いできるといいですね。
 私もまた行きたいと思います。
Commented by うつきよう at 2016-01-25 23:43 x
パンジー様、

 近場に温泉があるのは実にありがたいです。
 近いとはいえ、一度行かなくなると、
 そのままになってしまいがちですが、
 宿のほうは少しずつでも変化しているのですね。
 間が空いて、また行くと、変わったところが良くわかります。
 良いほうに変わっていると嬉しいですね。
 老舗旅館も、日々の努力は大切ですね。
 
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