韮山反射炉

<11月22日>

 今話題の 韮山反射炉 を見に行きます。

 韮山反射炉 は、『明治日本の産業革命遺産』 の構成資産として 今年(2015年)7月5日世界文化遺産に指定されることが決まりました。。

 『明治日本の産業革命遺産』 は全国23の施設で構成されていますが、その大半が九州と山口県にある中にあって、岩手県釜石市の 『橋野鉄鋼山・高炉跡』 と この 静岡県伊豆の国市にある 『韮山反射炉』 の2件は、遠く離れたところにぽつんと存在しています。

 韮山反射炉を見に行く、と言ったら、JTB嬢も 「あ、これ?みたいな、 あんまり大したことないですよ」 とおっしゃいますし、
 宿泊した宿の方も、「このあたりの子供たちは遠足や社会見学で1度や2度は行っていますが、 そんなすごいものでもないんですよ・・・」 とちょっと申し訳なさそうですし・・・
 まあ、あまり期待を大きく持って行くほどのものではないのだろうな・・・と、想像はつきますが、
 伊豆では今売り出し中のスポットですし、修善寺からも近いので、行ってみることにします。

韮山反射炉は、伊豆の国市、というより、伊豆長岡の韮山にあります。
 
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手前にも駐車場がありますが、案内のおじさんの手招きに従って、隣接する施設 「蔵屋鳴沢」の駐車場へ。 ここが一番近い場所です。

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                     あれだ!

 実は前述のJTB嬢に、 「すぐ隣に、作った人の家が資料館になっていて、そこを見てから行くとよく分かって印象が違いますよ」 と聞いていたのですが、
 その資料館、新しく建設中でした。
 ですので、直接反射炉へ行きます。

 そもそも 反射炉 とは、鉄を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉で、
 熱や炎をドーム型の天井に反射させ、一点に集中させることによって高温を得る仕組みになっているため、そう呼ばれます。
 そして、実際に稼動した反射炉として、日本国内で唯一残っているのが 韮山反射炉 です。 (パンフレット等から要約)

<正面> (金属の案内板のため、見にくい写真ですが)

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<左側面>

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<背面>

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d0264892_146429.jpg韮山反射炉で作られた大砲のレプリカ


古い写真を見るとわかるのですが、かつては、今見えている耐火煉瓦の上から漆喰で塗り固められていました。
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煉瓦も古くなっているため、補強する計画があるようですが、 建設当時の姿を復元しようとすると、漆喰が塗られる可能性もあるそうで、そうなると耐火煉瓦の今の姿は見られなくなるかもしれない、とガイドの方が話していました。

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一回りしたので、「蔵屋鳴沢」の物産館に行ってみます。
d0264892_1485258.jpgこちらが韮山反射炉の生みの親、
江川太郎左衛門英龍。
有能で、親しまれた代官だそうです。

d0264892_152213.jpgJTBエースクーポンでミニカップソフトがもらえます。

「蔵屋鳴沢」はお茶の製造販売をしています。
ソフトにもお茶が入っていて、おいしいソフトでした。


d0264892_1563580.jpg物産館のすぐ横は茶畑です。
小高い丘で、遊歩道があり、
上に登ると、反射炉と富士山を一緒に見ることができます。

d0264892_159294.jpgこの日はあいにく
富士山は雲の中。
肉眼では雲と雲の間に富士山の稜線がかろうじて見えるのですが、
写真は露出が明るすぎました。

d0264892_201287.jpgなんとなくわかるでしょうか・・・


「大したことないですよ」 と地元の方でさえおっしゃるので、その心積もりでやって来て、見学したのですが、
かえってそれが良かったのかどうか・・・以外に面白く、興味深く、見ることができました。
あっという間に見てしまえるのは確かですが、 行って良かったと思いました。



 

 

 
by spring-ephemeral | 2015-12-03 02:12 | おでかけ | Trackback | Comments(6)
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Commented by shinmama at 2015-12-03 09:42 x
韮山反射炉と富岡製糸場は ツアーのパンフレットによく登場しているので
少しブームが落ち着いたら行って見たいと思っている場所なんです。

でも 私の事ですから、落ち着いたころには 行くことを忘れてしまいそうなので
ひと足早く拝見させていただき、よかったです。
構造や その原理に 非常に興味がある私には 
現場に行くのは 新しい資料館ができてからが よいでしょうか?
Commented by うつきよう at 2015-12-03 15:13 x
shinmama様、

 たしかにブームで、個人客も、団体客も大勢お見えでした。
 人は多いのですが、その割りに近くでじっくり見ることができました。
 そのものにあまり興味がくて「ああ、これか」と一周して終わりの方も多いのかもしれません。

 JTB嬢が行ったときは、案内板がなくて、ぐるっと見てまわるだけだったので、
 資料館でいきさつや、構造や、作る過程や、ビデオやらを見てから行くと、よく分かって良かった、ということのようでした。
 説明版の写真は上手く写っていなくてお恥ずかしいですが、
 説明を読みながら、目の前の構造物を見られますし、
 アップしませんでしたが、まわりにも説明版が設置されていて、
 ゆっくり一週するだけでたいていのことは飲み込めた気がします。
 首を突っ込んで内部をつぶさに覗けないのはちょっと歯がゆいところがありますが、
 ボランティア(たいてい年配のおじさん)のガイドさんが、話術巧みに説明しているのを聞くのも面白かったです。
 そういえば資料館がいつ完成するのかも確かめないままでした。
 内容がまったくわからないのに勝手な推測をしてはいけないとは思いますが、
 資料館の完成を待たずにいらしても影響は少ないのではないでしょうか。
 もちろん、資料館ができていたら、言うことありません。

 宿で韮山反射炉に行きたいと告げると、
 前のものですが、と、「韮山反射炉を世界遺産に」 というパンフレットをくださいました。
 まだ登録を目指しているときのものですが、想像復元図や簡単な構造図や数点の写真が載っています。
 よろしければお送りしましょうか?
 
Commented by よし坊 at 2015-12-03 19:05 x
私もJTBと同じ感じを持っております。子供のころから「あ、これね」で終わっております。
こんなに丁寧に見てくれるお客様が居るとは有りがたい事です。
実は反射炉に入る道を入らないで左側に曲がって奥へ奥へと10分ほど車で登っていくと翁で修行した方が開いている 三ツ割り菊 と言う蕎麦屋が有ったんですよ。
Commented by うつきよう at 2015-12-04 01:17 x
よし坊様、

 地元の方はやっぱりそうなんですね(笑)
 たしかにあれだけのものですが、
 それなりに見応えありましたよ。
 あら~、そんなお蕎麦屋さんが近くにあったんですか!
 聞いときゃよかった!
 つまらないお昼ご飯食べていたんです。
Commented by ニャン at 2015-12-04 15:25 x
韮山反射炉いつかゆっくり見学してみたいと思いながらも素通り。
今回も国道を左折すればすぐにでも行けそうな距離なのに見たのは案内板だけ、、、、。
うつきよう様の詳しいブログで拝見できました。ありがとう。^^
あせび野、広いお風呂で源泉かけ流し湯量豊富なんですね。
清流を眺めながらの露天風呂とても気持ちがよさそうです。
お料理も和食ならではの繊細な盛り付けに味も伝わる気がします。^^
Commented by うつきよう at 2015-12-04 22:09 x
ニャン様、

 あのあたり、ずいぶん前から何度となく通っていましたが、
 世界遺産のニュースを知るまで、韮山反射炉を知りませんでした。
 昔は看板もなかったような気がします・・・
 ほんとに正直な話、
 伊豆は見るところってそうたくさんないですよね?
 時間をつぶすのにいいかなあ・・・と、申し訳ない話ですけど(笑)
 そうしたら、以外と見応えあって、見直しました。
 たしかにあれだけのものなので、時間はかかりませんでしたが・・・
 物産館のお茶のソフトもおいしかったですし、
 よし坊様に教えていただいたお蕎麦屋さんと合わせたセットがいいかもしれませんね。
 あせび野のお風呂、湯量が豊富なのには驚きました。
 お料理も、季節ごとに味わってみたくなる内容で、
 評価どおりのお宿でした。
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