<9月20日>
寒霞渓を散策し、宿に向かいます。
その通り道に、寄っていきたいところがありました。
小豆島では、寒霞渓や二十四の瞳映画村など、メインスポットの他は、案内標識があまりありません。
普通は、スポットまで何キロとか、何十メートルとかの標識があって、目的地の標識が出てきますが、
小豆島の場合、それがないので、案内標識があるな、と思ったら、もうそこが目的地で慌てます。
『星ヶ城』もそのひとつ。
小豆島の最高峰で、南北朝のころの城跡があるので、寄ってみたいと思ってはいたのですが、
標識が見えたので、あとどのくらいかな、と見ると、そこが入り口。
「あ!」 と思った時には通り過ぎていました。
運転手に急ブレーキをかけさせるわけにもいかないし、後続車があればなおのこと。
残念でした。
『星ヶ城』は残念でしたが、
絶対寄ろうと思っていたのは、
『四方指(しほうさし)展望台』 。
「美しの原高原」にあり、標高は777m。
ここは標識も見えやすかったので、通り過ぎることなく 「ここを曲がって」 と指示が出せました。
人が立っているところが展望台。
名前から察せられるように、ぐるりと島の四方が見渡せます。
条件が良いと、明石海峡大橋や大鳴門橋まで見えるそうですが、この日は天気は良かったのですが遠くは霞んでしまいました。
遠く見えている対岸は姫路あたりかなあ。
広島方面も、霞んでいます。 逆光ぎみなのでなおさらです。
坂手港には高松からのフェリーが入ってきているようです。
さっき寄ってきた寒霞渓が正面にあります。
ロープウェイがジオラマのおもちゃのように動いているのが見えます。
コンデジの液晶が太陽の下で全く確認できず、当てずっぽうに撮っていたので、惜しい失敗写真が撮れました。
それがこちら。
画面一番上に、ズームで撮ったロープウェイの底だけが写りました。 もう少しカメラを上に向けていたらよかったなあ・・・
島にいることを実感できる景色でした。
展望台をあとに、ほとんど一気に下ります。
ホテルへの入り口が見えてきました。