小豆島の旅 その4 ~寒霞渓・表12景を登る~

<9月20日>

 小豆島の景勝地、寒霞渓には、ロープウェイの上りに向かって左側に 表12景、 右側に 裏8景 と呼ばれる奇岩奇石を辿る登山道があります。
 どちらの登山道も距離は1.8キロほど。 登りは約1時間、下りは40~50分ということです。
 手頃な距離と時間と思い、表12景 を登り、 裏8景 を下る予定を立てました。

 ただ、表12景の登山口はロープウェイの「こううんてい駅」駐車場ですが、裏8景の下山口は1キロほど下になり、車道を登り返すとこになります。
 この車道は寒霞渓に向かう車道ですので、行きがけに様子を見ることができます。 けっこう坂道ですし、連休のこととて車の往来も多く、あまり条件は良くないように思いました。
 ツレアイも最近は運動不足で、下ったあとの、この登り返しはきついことになるだろうと思いましたので、急遽予定変更。 
 表12景を登ったら、ロープウェイで戻ることにしました。 ロープウェイにも乗ってみたかったので、ちょうど良いかもしれません。

  全行程を歩くなら、まず車道1キロを先に下って裏8景から登り、表12景に下りてくるほうが楽なコース取りになっただろうと、後で思いました。

d0264892_03372.jpgロープウェイ「こううんてい駅」の駐車場。
右の白い建物が乗り場のある駅舎です。

d0264892_0381439.jpg表12景の入り口は、駐車場の奥のつきあたり。
「紅雲亭」 から始まります。


第2景 『紅雲亭』 
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あら? 第1景の 『通天窓』 がない?
あたりを見回しましたがそれらしいものはありません。

戻ってきたらまた良く探してみましょう。 

d0264892_0452597.jpg道は、頂上近くを除いては、コンクリート舗装されていますので、
ウォーキングシューズやスニーカーでも歩けます。
ただ、思った以上に急ですし、
石や落ち葉や枯れ枝が落ちていて足元には注意が要ります。


天気が良かったので、
日ざしの下では暑いくらいでしたが、
登山道は木々のトンネルのようで、
暑さも和らぎ、1~2度は涼しいように感じました。


第3景・『錦屏風』
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木が大きくなっていてわずかしか岩壁がみえませんが、 たぶんあれかな?

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帰りのロープウェイからそそり立つ 『錦屏風』 を確認。 ひよこのようなかわいい岩が乗っているのが目印です。

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d0264892_0272027.jpgゆるむことのない急坂が続いて、汗ばんできます。

「歩いて登ろうなんてヤツいるのか?」 
「我々くらいかも」

なんて言っていましたら、おいででした。
3組みほど追い越しました。

下ってくる人にもずいぶん会いました。
ロープウェイで登って、歩いて下る選択肢もありです。


第4景・『老杉洞』(ろうさんどう)
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真ん中辺の暗い穴がそのようです。

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木が茂って見にくくなっています。

ここに限らず、樹木が大きくなって、登山道からは見にくくなっている箇所が多くありました。
寒霞渓は、国立公園(一番最初に指定されました)ですので、 木々の伐採などは厳しく制限されています。
しかしながら、奇岩奇石もその景観の大切な一部なのですから、最小限に手を入れても良いのではないかと思いました。

第5景・『蟾蜍岩』(せんじょがん)
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ひきがえるが這いつくばって、こちらを見ているような岩です。


d0264892_164746.jpg斜面で発見。 


第6景・『玉筍峰』(ぎょくじゅんぽう)
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第7景の『画帖石』のあたりから振り返ると見えます。 その名の通り筍のようです。

第7景・『画帖石』(がちょうせき)
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石の筋が重なるページのように見えるでしょうか。


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坂道はまだまだ続いていますが、半分は来たでしょうか。

第8景・『層雲壇』(そううんだん)
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ロープウェイはこの『層雲壇』の向こう側をすれすれに通過しているそうです。
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第9景・『荷葉岳』(かようがく)
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ハスの葉の裏側の葉脈に見立てられている岩肌ですが、登山道からは木に邪魔されて見えません。 登りきった『四望頂』から見ています。

第10景・『烏帽子岩』
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こちらも登山道からは見えません。 『四望頂』手前の見晴から。
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第11景・『女蘿壁』(じょらへき)
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昔は女蘿(じょら)という地衣類のサルオガセが髭のようになびいていたそうですが、 残念ながら、今ではなくなってしまいました。

第12景・『四望頂』(しぼうちょう)
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12景、登りきった最後が 『四望頂』 です。 その名が示すように、四方の景色を見晴るかします。 昔はここが寒霞渓の頂上でした。
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d0264892_1381546.jpgここから現在の寒霞渓頂上までは、地道になりますが、歩きやすい道です。


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頂上から、登ってきた12景の方を見ています。 
荷葉岳』 、小さくですが 『烏帽子岩』 、右よりに小さく白っぽく 『四望頂』 にある東屋が見えました。


d0264892_1511182.jpg宿でいただいたおにぎりを食べます。
朝の胡麻ご飯に、ゆかりが混ぜ込まれています。
「なかぶ庵」で素麺を食べただけだったので、ちょうど良く、美味しくいただきました。


最初の予定では「裏8景」を下るはずでしたが、予定変更した通りロープウェイで下ります。
せめて、「裏8景」の中で、一番見たかった 第3景の 『石門』 まで行ってこようか、と言ってみたのですが、ツレアイの返事はいまひとつ。 
ツレアイには少々きつかった登りかもしれませんので、ここはおとなしく諦めます。

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約50分で登った標高差を5分で下って来ました。

そうそう忘れては行けません。 第1景の『通天窓』 を見つけなければ、画竜点睛を欠くというものです。
きょろきょろしていたら、駐車場の係りのおじさんが「通天窓かい?」と声をかけてくれました。
「木が茂っちゃって、ここからじゃ見えないよ。 ロープウェイの駅に行く階段を上がったところの石垣の端から、ちょっと見えるよ」

第1景・『通天窓』(つうてんそう)
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岩に空いた穴です。
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12景、全て見ることができました。
おじさん、ありがとう。
by spring-ephemeral | 2015-10-06 02:15 | おでかけ | Trackback | Comments(0)
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