美ヶ原 『王ヶ頭ホテル』

 「サンライズホテル美ヶ原高原荘」 というホテルが 『王ヶ頭ホテル』 としてリニューアルオープンしたのが、 1999年のこと。
 日帰り入浴ができると知って、まもなく友人たちと行きました。
 露天風呂はできたばかりで、まだ洗い場もなく、野趣味あふれる小さなお風呂でした。
 内湯の展望風呂はすでに今現在の姿で、眺めが素晴らしく、泊まってみたいと思った最初でした。

 人気のホテルで、その後2、3度、トライしましたが、いずれも取れませんでした。
 
 3年前、母を誘って、山本小屋から歩き、日帰り入浴に訪れました。
 ふつうは1時間くらいのところ、母の足だと1時間半はかかったでしょうか。 途中、送迎バスに追い越されるたび、 母は 「恨めしく見送った」 そうです。
 天然の湧き水を沸かしていて、温泉ではありませんが、 温泉のような滑らかなお湯に、
 そのころにはすっかりきれいに生まれ変わっていた、展望の素晴らしい露天風呂。
 「泊まってみたいねえ」 とふたりで話しました。

 今年(2015年)2月のこと。
 出かけられる日にちが限られる我が家ですので、だいたい半年先までの計画を立てるのですが、
 そうだ、今年は母と 『王ヶ頭ホテル』 に行こう、と思い立ち、8月7日に決めました。 
 翌日JTBに出向いて取ってもらおう、ついてはどんな部屋があるのか調べておこうか、と、珍しくネットで検索してみました。
 部屋タイプはいろいろありましたが、中にダイニングと展望風呂が付いた部屋があり、母とならこのタイプが良いと思いました。

 ついでに、なんの気なしに空室の状況を見て驚きました。
 その2月の時点で、6月後半から7月8月と、ほぼ満室。 
 今まで取れなかったはずです。 人気のほどがうかがえました。 
 感心している場合ではありません。 希望の部屋タイプを端から調べて、希望の日に1部屋だけ残っているのを見つけました。
 翌日にJTB、なんて言っていられません。 真夜中でしたが、即刻予約したのでした。

前置きが長くなりました。

<8月7日>

d0264892_23235896.jpgビーナスラインは、諏訪から松本へは抜けていません。
自然保護などの観点から、紆余曲折の末、山本小屋から先、美ヶ原台上は作らなかったのです。

道は開いていますが、一般車は通行できません。
山本小屋からホテルへは徒歩か、
送迎を利用します。

今回は母が「恨めしく思った」送迎バスを利用します。
※送迎は宿泊者のみ。 要予約。
 徒歩の場合は荷物だけ運んでもらえます。

牧場の中を、15分ほど。 目指す王ヶ頭の電波塔群や、牛や、美しの塔など眺めながらバスに揺られて行きます。
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ホテルに到着すると、スタッフが総出でお出迎え。 部屋の係りの方が「うつき様ですか」と声をかけてくださり、そのまま部屋へ。

d0264892_23572640.jpgd0264892_23574854.jpgロビーのある1階から、さらに1階下のF階、
2007年にニューオープンした「空の庭」というフロアにある
「星」の部屋です。

d0264892_025267.jpg右奥が入り口。

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ホテルは崖っぷちに建っているので、このF階からでも眺めは良く、テラスの正面奥には諏訪湖を望むことができます。
眺望という点では、3階、4階の上層階のほうがはるかに良いと思いますが、大浴場や、レストランへの移動を考えると、エレベーターを利用しても母には負担になります。
F階にある3部屋にはダイニングがついていて、食事は部屋でいただけます。 その点が一番の魅力でした。

d0264892_0211577.jpgd0264892_0214972.jpg冷蔵庫の中にあるウェルカムフルーツは
過去最高の豪華さでした。

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廊下に専用ラウンジがあり、お茶とジュース、朝には牛乳をセルフサービスで。

d0264892_025361.jpg大浴場にでかけます。 
館内は部屋着で歩けるのが嬉しい。
遅くなったので、たくさんの先客が。





写真はHPからお借りします。
下の上が内湯。 下が露天風呂。

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d0264892_0424822.jpgお風呂から出ると、
ロビーでスパークリングワインサービスの時間でした。
飲めない方や子供には
ジュースが用意されています。


<夕食>
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d0264892_0455048.jpg 夏野菜のラタトゥイユ、もろこし豆腐、鳥のたたき・・・
どれもとても美味しい!

右上は若鮎の洋風南蛮漬け


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左手前のグラスの中の枝豆のパリソワーズ、コンソメのジュレの上に枝豆の冷製スープが乗って、美味しかった。
お造りは信州サーモン、大イワナ。 トマトとアボカドのサラダもついて、洗練された山の味です。

d0264892_05614.jpgd0264892_0562116.jpgアスパラ真丈のお吸い物も良い味ですし、ジュンサイも大きい。

イワナの塩焼きは炭火でじっくり焼かれていて、
この大きさでも、頭から骨ごといただけました。

d0264892_123237.jpgd0264892_125063.jpg写真を撮る前に鍋に野菜を入れてしまいました。

金時草、空芯菜、インゲン、冥加、オクラ、パプリカ。
ユニークな取り合わせですが、これがおいしくてびっくり。

d0264892_161955.jpgd0264892_163675.jpg氷の中に入ってきたのはメロンのビネガーカクテル。
3層になっていますが・・・
まん中がメロンで・・・あと忘れました・・・
さっぱりして口の中がリセットされます。

d0264892_1111025.jpgメインの信濃雪鱒のソテー。
文句なし。

d0264892_1133347.jpg生姜のご飯、これがめちゃくちゃ美味しかった!
お釜ごともらって帰りたいほどでした。
生姜の炊き込みご飯は、お目にかかることもあるのですが、
これは絶品でした。
昨年も好評で、今年も夏のメニューに復活したのだそうです。

お漬物中のトマトの甘酢漬け。
これまたびっくりする美味しさでした。

d0264892_1182722.jpgd0264892_1184650.jpg桃のムース、わらびもち、抹茶のアイス。

この山の上のここで、これほどの料理を食べられるとは思いませんでした。
和洋の組み合わせも違和感がなく、
初めていただく味もあれこれあって、斬新で新鮮な印象でした。
温泉でなくても、星を見なくても、このお料理目当てもあり得る、と思えてしまうメニューでした。

<朝食>
和食か洋食を選べます。
最初和食で、とお願いしたのですが、母が洋食にしたいというので、洋食に変更しました。
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朝食も文句なし。
特にパンの美味しかったこと。
松本にある ORIZA というパン屋さんで焼いてもらっている玄米粉パンだそうです。
ミルクだけで練られたミルクパン、りんごが練り込まれたパン、クルミパンの3種類でした。
パンは、「空の庭」フロアの部屋と、連泊の朝食にのみ、つくそうで、洋食にして良かった!

立地のロケーションはもちろん、スタッフもきびきびと動き、様々なイベントも充実して、
屈指の高原リゾートホテルでした。
高原ならではの、夜と朝のイベントに参加します。













 

 
 
by spring-ephemeral | 2015-08-13 02:11 | お宿記 | Trackback | Comments(0)
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