<5月3日>
大石林山から1キロ足らず、「
茅打(かやうち)バンタ」 に寄ります。
近すぎて、うっかり、いったん通り過ぎてしまいましたが、
外せないので戻りました。
つい 「
パンダ」 と言ってしまいそうですが、 「
バンタ」は、沖縄の言葉で「崖」という意味。
「茅打バンタ」は、「茅の束を投げ込むと、強い風で茅がバラバラになってしまう崖」 というような意味だそうです。
高さ80mの断崖から、
宜名真(ぎなま)漁港を見下ろしますが、 崖の縁には頑丈な柵がめぐらされています。
崖の草木が大きくなっていますし、ガイドブックにあるような、「足がすくむ」ほどの迫力はありませんでした。
ユリが花盛りでしたが、白いユリと青い海のコントラストがきれいでした。
今、58号線が宜名真トンネルで「茅打ばんた」の下を通りぬけていますが、
かつてはガードレールがちょっと見えている、崖の中腹の細い道が通り道でした。
昔はさぞ難所であったろうと、思います。
ホテルに帰る前に、「
今帰仁城跡」 に寄って行ける時間がありそうです。