<9月14日>
この日の宿は、八甲田山のふもと、城ヶ倉温泉・『 HOTEL Jogakura 』 です。 以前は 『 ホテル城ヶ倉 』 と、表記されていましたが、ローマ字の名前に変わり、館内も一部リニューアルになったそうなので、どんなふうになったのか、楽しみです。 建物自体は変わっていませんが、 シックな色合いになって、 より落ち着いた佇まいです。 ローマ字がおしゃれ。 フロントのカウンターでウェルカムドリンクをいただきながら、 (ツレアイはビール、私はコーヒー)チェックインの手続きをすませ、部屋に向かいます。 私たちの手荷物は少ないので、自分で。 大きなトランクの方やお子さん連れでしたら、スタッフが部屋まで運んでくれるようです。 玄関を内側から。 以前は少し雑然とした印象があったのですが、 すっきりして良い感じです。 部屋がある2階に上がる階段から フロントを見下ろしています。 フロントの左奥に大浴場があります。 2階にあがってきました。 我が家の部屋は、 反対方向の、左側の通路にあります。 今回の部屋は「グランドコンフォート」という、温泉展望風呂付きの部屋です。 以前、展望風呂付きの部屋は特別室のみでしたが、今回、4部屋があらたに展望風呂がつく部屋にリニューアルされました。 我が家が予約した「グランドコンフォート」は一番小さな部屋で、3部屋あります。 もうちょっと広い部屋が 「グランドコンフォート・スイート」 で1部屋。 以前の特別室は、茶室つきの和室、キッチン、リビングと、メゾネットのベッドルームという間取りは変わらず、「ロイヤル・スイート」として生まれ変わりました。 こじんまりと、落ち着いたリビング。 隣がベッドルーム。 リビングとベッドルームの間に、洗面、トイレ、展望風呂があります。(右はお風呂の窓を開けたところ) 左は寝間着。 右が館内着ですが、 地元の高校生のデザインが採用されました。 作務衣とパジャマの中間のような上下で、 ブルーのグラデーションになっています。 着心地良かったです。 部屋から眺める、目の前のブナの森は わずかに色づき始めたところでしょうか。 着替えて大浴場へ。 写真は夜の内湯。 泉質は低張性弱アルカリ性高温泉。 ph8.6。 以前はph9.6くらいあって強アルカリだったはずですが、 アルカリ度が下がってました。 それでも、肌になめらかで、 気持ちの良いお湯です。 夕食は、ロビー横の食事処に出向きます。 以前は、このホテルは大間のマグロが食べられるので知られていて、お品書きにも「大間のマグロ」と明記されていたのですが、 昨今のマグロ事情はなかなか厳しいものがあるのはご存じの通り。 お品書きの、「大間」の文字は、いつしかなくなりました。 お品書きに「体にやさしいお料理」とあるように、地の、海のもの、山のものを、シンプルな味付けで仕立ててありました。 ボリュームがどうかなあ?と、食べ始めは不安でしたが、食べ終わってみれば、ちょうど良い具合におなかいっぱいになりました。 今回はトラブルもなく、ゆっくり休むことができました。 <9月15日> 朝のお風呂に行きました。 露天風呂の前に広がるブナの森に朝日がさして、すがすがしい朝です。 特別なにかがある露天風呂ではないのですが、 緑を間近に見ながら入っていると時間を忘れます。 朝露がきれいです。 朝食は、夕食とは違う場所でバイキングでした。 以前は和定食でしたので、これもリニューアル後変わったのだと思います。 朝食の時間は7:00から10:00。 10:00はチェックアウトの時間ですから、実にゆっくり朝食が摂れます。 せいろごはん、色とりどりのミニトマト、貝焼きと嶽きみ、笹カスタード・・・ 地元色豊かな、野菜の多い品々です。 種類が特別多いわけではありませんが、 良い内容だと思いました。 食事処の窓の外の森。 部屋の窓からは、森の向こうの山の上に八甲田ロープウェイの山頂駅が見えています。 もうひと月もしたら、このブナの森は一面黄色に色づき、最も美しい季節を迎えます。 リニューアル後の『HOTEL Jogakura』、山のホテルですが、過不足なく行き届いていて、以前と変わらず、気持ちよく過ごしました。 3連休の真ん中でしたが、ひとり2万円台での宿泊でした。 価値ある内容と思います。
by spring-ephemeral
| 2014-09-29 01:51
| 宿を楽しむ~東北~
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Comments(2)
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よし坊
at 2014-09-29 12:08
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こんな素晴らしい宿と食事。それに値段を見てビックリ。JTBと太いパイプで繫がって居ると こんな宿をピックアップしてくれるんですね!
我が家にも同じような情報を流してくれても良いと思うんだけど、、、 益々皆様のブログが頼りです。
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うつきよう
at 2014-09-29 22:21
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よし坊様、
実はこのホテル、私が 「ここ!」 と指定してとってもらいました。 奥入瀬も近いので、宿泊地としてはあまり知られていないかもしれませんね。 もう一つ、実は・・・本当は内緒にしておきたい宿のひとつなんです・・・ でも、口がうずうずして(笑) 結局、内緒にしておけないんです(笑)
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