台風由来の風が吹く日、
雨は止んでいたので、いつもの山へでかけました。
駐車場所には車が数台。
最近時々会う、走るように登る若い人が、
「こんな日にだれもいないかと思ったら、普通にみなさん登っているんですね。 驚いたなあ」
はい、私もあなたもお仲間ですよ。
風は常に強く、ときおり、さらに強く、梢を大きく揺らします。
木の葉や枝が舞い落ちてくるので、頭上に気をつけながら登ります。
台風特有の風は、湿り気を含んで生暖かく、涼しさは感じません。
峠では風が吹き抜けて、木の葉が空に舞い上がっていきました。
道には、まだ青い木の実がそこここに落ちています。
ホオノキの実
コブシの実
クリ
下り終えるころ、雨がまた降り出しました。