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奥伊香保 旅亭 『諧暢楼』 その1

 昨年のことです。
 探し物のついでに旅行券がでてきました。
 ポイントを交換したり、なにかで当たったり、景品でいただいたりしたものをためておいたものでした。

 ポイントでも、商品券でも、とりあえずためておくタチです。
 そのため、気が付いたら期限が切れていた、なんてこともままありますが・・・

 最近はJTBのポイントも使用期限があるので、そちらを気にしていて、
 旅行券のことは頭から離れてしまっていました.
 それだけでなんとかなるほどの額ではありませんが、思わぬ発見はちょっと嬉しい!
 いつ使おうか、と考えていて、ふと思いつきました。
 ずっと気になっていた『諧暢楼』さん、
 通常なら手が届かないけれど、足しにしたら手が届くかも・・・

 前置きが長くなりました。
 ちょっと頑張って 奥伊香保 旅亭 『諧暢楼』さんにでかけてきました。

 伊香保は2年ぶりです。
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 2年前は大雪でしたが、今年は良いお天気。

 浅間山がきれいに見えました(小諸付近)
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 12本のトンネルを抜けて群馬側に出ると、
 季節は1ヶ月進みます。
(振動でブレました)











『諧暢楼』さんはホテル『福一』さんの別邸として2008年にオープンしました。
 その後に一度『福一』に行ったのですが、『諧暢楼』がどこに存在しているのか全く不明。
 いったい、入口はどこだろう?

 我が家の車が坂を登って『福一』の玄関にもう少しで着きそう、というとき、
 男性スタッフに誘導されて車を停めました。
 「△△様ですね、お待ちしておりました」
 えっ? どうして分かったんだろう? 『福一』だって4年ぶり。 車も変わったし・・・? 不思議です???

 こちらへ、と案内されたのは、『福一』の玄関の右手前、通用口みたいな格子の入口でした。
 ここだったのか!
 自動ドアの先のエレベーターに乗って降りたところに目立たないドアが・・・
 専用カードキーを当てると、ドアが開き、『諧暢楼』に入ります。
 壁のむこうの秘密の空間のようです。 分からなかったはずです。
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 部屋の入口には名札等はありません。
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行燈の上に開いている3つの穴と
天井に映る3つの灯影が合図です。


部屋は一階の和室。
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チェックインの手続きをしながら、
和三盆と
ツレアイはウェルカムシャンパン「あや」、
私は煎茶をいただきました。




部屋にお風呂がありますが、『福一』の大浴場が利用できます。
まずは広い大浴場へ。
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右は鉄泉の「黄金(こがね)の湯」

左は、以前は温泉ではありませんでしたが、
今はもう一方の伊香保の湯「白銀(しろがね)の湯」
が注がれています。
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露天風呂には「黄金の湯」
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露天から眺めると日陰には雪。
季節は半月戻ります。


スノーシェッドの先にはもう2軒の湯宿があります。

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洗面台になつかしい資生堂の化粧水と乳液がありました。

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あとは部屋の露天風呂に浸かります。

オープン当時は温泉ではありませんでしたが、
今は伊香保の「白銀の湯」です。

成分表は見忘れましたが、
無色透明、無臭。肌あたりがやさしく、まろやかなお湯でした。
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暮れてきました。

夕食の時間が近づきます。
by spring-ephemeral | 2013-02-19 23:51 | 宿を楽しむ~関東~ | Comments(2)
Commented by よし坊 at 2013-02-20 20:01 x
面白い趣向の入り口なんですね。
それだけでもワクワクします。

JTBのポイントと言えばマックだと上手くつながらないんですよ。
不公平だとクレームを付けた事がありますがなしのつぶてですね。
税務署の申告も駄目だし高速バスも駄目で、日本ではマックは肩身が狭いです。
Commented by うつきよう at 2013-02-20 23:09 x
 よし坊様、

 短くて飾り気のない入口ですが、
 「開けごま」みたいなドアの奥に別世界があります。
 館内図には載っていても、気づかれることのない、不思議な空間でした。

 マックのお好きな方は絶対マックですよね。
 友人にひとりおります。
 というか、その友人の息子さんがパソコンに詳しくて、マックなのだそうです。
 私などは マック=プロ仕様 のイメージです。
 
 
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